2012年6月3日日曜日

芋苗とreuse

 甘藷の畝作りがとても労力を要したのでそのことばかりが昨日の関心事だった。肝心の苗床は全く昨日は見ていなかった。せっかく9列も畝を立てても苗の供給が滞ったのでは梅雨の降雨を期して植え付けようと思っても皮算用になってしまう。芋苗は道沿いの一角に植えてあり同じ並びに栽培しているアスパラガスも収穫期が終わっているので、他の作業が忙しいときは敢えて見に行かない。それほど生命力の旺盛な植物だと思っている。今日だって一本一本の苗の育ち具合まで入念に見たわけではなく平常の育ちを確認しただけである。梅雨には植え付けが可能だと言うことがわかった。秋が深まると無性に甘藷を食べたくなることがあるが少し食べると私の場合満足してしまう。目下のところ喜んでくれる人様向けに栽培している。

 天気予報では今日は雨と言うことだったが湿度は高かったものの曇の一日だった。この前の降雨で気になっていたのだが、ナス・ピーマン・スイカ・ウリに跳ね上がっていた泥のことである。藁は一応敷いてあるのだが、激しく降った場合はやはり泥がかかってしまいそうな気がした。小屋の奥からストックしてあった藁を全て出してきて敷いた。その藁の下に畳表が束にしてしまい込んであった。これは畳屋さんの前を通りかかったとき「只でお持ち帰り下さい。」と表示されていたのでもらってきたものだ。い草だからこれはマルチに使えると思ったからだ。但し、最近の畳表は縦糸に化学繊維が使われていて分解され土には戻ってくれない。作物収穫後はこの糸の部分を回収しなければ次の準備に耕耘機を入れるとローターに絡みついてしまう。しかし使える物はせっかくだからreuseさせていただくことにした。私の母が野菜を作っていた頃はそれほどお金をかけずに収穫していたように思うが、自分の野菜作りは以外とお金も使っているように思う。今日も畑に来る前に化成肥料・長靴・噴霧器を衝動買いしてしまった。だがなるべく自然からいただける物は利用させていただき、使わせていただいたものはまた自然にお返ししたいとは思っている。画像はスイカの子蔓を4~5本にし誘引しさらに畳表の方向に蔓を伸ばそうとしているところ。

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