2009年4月30日木曜日

まだまだ使えそう

 5年以上使い続けてきたプリンターのノズルがつまってしまい黒の印字が全く出来なくなってしまった。
ちょうどこの前のコンサートの音源をCD化した矢先、このトラブルにはいささかまいってしまった。せっかくの演奏会だったのでCDも綺麗に印字したかったのである。ダメもとと考えネットでクリーナーを入手した。洗浄液と注射器のシリンジがペアになったものである。500円で買い求め復活しないなら新しいものを購入しようと考えていたのだが、これが見事に復活してしまったのである。洗浄液を注入し30分ほど放置した。最初はそれほど変化を感じなかったのだったがPCからノズルのクリーニングを併せてかけたら何と復活したのであった。この500円の投資は価値あるものだった。
 壊れたものは何とか修理をして使うスタイルが当たり前だと思うが、昨今の電子部品を多用したハイテク機器はどうにも手に負えなくなったと思っていた矢先これは私にとって画期的だとも言える快挙であった。
 最近はこれ以外にも農薬散布用の噴霧器を修繕した。これはローテクでも十分対応できた。この程度の破損でも町のゴミ集積所には出されてしまっている事が多い。捨てる前に修繕の可能性を考えたり、それが叶わぬ場合は別の用途を考えねばと思った。
 分解、洗浄をしているうちに機器の構造も理解できたし買い換えることなくまだまだ5年は使えそうだと確信した。

2009年4月29日水曜日

今日は畑



 今日は昭和の日、と言っても菜園愛好家にとっては農作業日になります。先日から隣の畑ではお茶摘みに汗を流されています。暖冬のせいかこのごろ一番茶の収穫が早まっているようです。


 という私は、サツマイモの苗をとりあえず50本植え、先日植えたナス、ピーマン、キュウリの世話をしトウモロコシの成長ににんまりしつつスイカとメロンの苗を植えました。今年は害虫対策として寒冷紗でトンネルを作ってしまいました。大変な手間ですが収穫の期待をしています。文字で書けばこれだけのことですが本業より遙かにエネルギーを消費します。


 楽しみにしているプラムの木に可愛い実が付いています。余りのいとおしさについ写真に納めてしまいました。(笑)

夕刻、数年前にOさんから頂いたアイリスの花を観賞しました。畑の南側に植えさせて頂いていますが毎年大輪の花を咲かせてくれます。Oさんはこの春仕事からリタイアされましたが花を愛でるたびに大変お世話になった頃のことを思い出します。あまりにも綺麗だったので、満開までは未だ日が浅いですが紹介しておきます。


第5回志摩ギターを楽しむ会のコンサート無事終了

 去る4月25日(土)に志摩ギターを楽しむ会のコンサートが無事に終わりました。前回に続き地元の小林女史、伊勢から広垣氏、明和町から吉川氏そして津市から井本氏をお招きし、今私が企画できる最高の演奏会を持つことが出来ました。今回は井本氏が19世紀ギターを披露してくれました。自宅にはいろいろな名器のコレクションがあるそうで羨ましい限りです。今回の楽器はフランスで19世紀に実際に使用されていたものだそうです。トーレス以降の楽器とは異なり大きさも音量も現代のものとは違いますがアルアイレ奏法の繊細な音色は印象深いものがありました。氏は前回も遠路私たちの志摩まで足をのばしていただきました。心より深謝いたしております。
 さて、当日は嵐と見まごうまでの強風と雨が夕方近くまで吹き荒れていて、この分では会員は集まらないのではないかと気をもんでいましたが30人くらいの同好の仲間が集まりました。遠くは南紀の尾鷲から来てくださっていました。頭が下がります。
 演奏曲目については今回は省略しますが、パガニーニの主題による変奏曲(広垣編)やキュフナーのセレナーデは若かりし頃のギターへの熱情を彷彿とさせていただき熱いものがこみ上げてきました。私自身未だにとても幸せな時間の余韻に浸っています。
 今日は当日の演奏をCD化し今、レーベルの印刷も終えたところです。

2009年4月5日日曜日

野菜の管理

 気温が上がらずやっと桜の花も満開となりました。
昨日は大寒の頃に植えた小松菜と葉大根の収穫を済ませた。自分にとって大寒に種を蒔いたのは初めてであったが柔らかく甘みのある葉菜が育ったことに驚いている。
 畑を眺めてみると、春大根やニンジンが順調に育っている。彼岸頃に植えようと思っていた山芋をはじめ芋類もマルチの下で芽生えを待っている。アスパラとスナップ豌豆を収穫し帰ってきた。
 今日は、しばらく気温が上がらないので種まきを延期していた様々な野菜の種を蒔いた。カボチャ、ズッキーニ、トウモロコシ、サニーレタス、バジル等種類は多い。5月のゴールデンウィーク以降の定植に間に合うようにしたい。

伊勢クラシックギターを楽しむ会

 昨晩、伊勢クラシックギターを楽しむ会の第一回コンサートを聴きに行った。主宰の広垣さんはこの春公務員の職を辞し、音楽活動を始められた。氏は今まで精力的に活動をされていたが、今般クラシックギターの演奏を主体とした会を発足された。会費制を取り、半期で2000円を納入すると隔月に開催されるコンサートと手製のCD、そして他のコンサートの割引特典が与えられる。これでは彼の持ち出しになってしまうのではないだろうかと心配してしまう。何はともあれ第一回の記念すべきコンサートに出席させていただいたことに意義がある。
 公職を退いてまだ4日目と言うことで、演奏曲をさらうこともままならなかったと思うが彼の今まで弾いてきた定番を演奏してくれた。感想としては、会場が狭く、コンクリートの壁に囲まれているため音量の点は問題なかったが、跳ね返ってくる音とややこもった音になっていたのではと思った。私は帰りがけに、氏の所有する三浦氏の制作した楽器での演奏もリクエストしてみた。ちなみに当日使用されたのは松村氏の演奏家愛用の名器であった。
 コンサートは十数名の観客による極めて小規模なサロン風のものであった。ギターのコンサートはこれくらいが近くで楽しめるのかも知れない。演奏会としてはとても楽しむことが出来るものであった。ただ、今後の彼の活動の課題として、運営スタッフとの連携や、演奏家にマネージメントなどかなりの負担を強いているような気がしてならなかった。次回は6月と言うことでまた楽しみが増えた。