2014年5月27日火曜日

Yさんからの電話

 過日ギターの会の案内を出したのだがD町在住のYさんから行けなくなったという電話をいただいた。氏はある縁で知り合いになったのだがギターの会が発足してからずうっと参加し続けてくれていた。演奏会開催のポスターを貼付すればどうかという提案も頂いている。また会員相互の交流の場があった方が良いとか会員がギターを持ち寄って何かできないだろうかといったような提案もいただいた。申し訳ない話だがその殆どのご意見にお応えすることが出来ずにいる。
 そのYさんからの電話であった。コンサートはいつも19時からの開催なので車の運転が出来ず会場まで行くことが出来なくなったという内容だった。都市と違って志摩では公共の交通機関を利用できない時間帯には車で移動するしか手段がない。加齢やそれに伴う視力の低下等夜間の開催では移動も難しいのだ。
 発足から8年が経過しているが、あの時何不自由なく車を走らせていたとしてもだんだんと人の行動には制限が加わってきても不思議ではない。誰か同行してくれる人がいたら参加したいという話だったがいつも最前列で野球帽をかぶり静かに演奏に耳を傾けてくださっていたY氏を拝顔出来なくなるのは寂しい気がする。

2014年5月25日日曜日

降りすぎ、吹きすぎ

 昨晩から未明にかけてかなりの量の雨が降り風も相当強く吹いた。毎年のことで覚悟はしていたがまさか昨晩嵐のようなお天気になるとは思っていなかった。私の菜園は大雨が降れば疎ましく思え日照りにはおろおろとしてしまうのだが強風は余分だった。

倒れかけたトウモロコシ
トウモロコシは雄穂が出始め背も高くなり嵐のような強風には弱くなってきている。雨は昼前まで降り続け午後青空が覗き始めてから急いで畑にやってきた。画像は倒れかけたトウモロコシを起こしたところのものである。放置しておいてもなんとか直立はするのだが気分の問題なので手で起こした。雨は止んだが強い風が未だ吹いている。空豆やエンドウは収穫も終わりなので倒れてもそのままで良いと思うが枇杷の袋や瓜科の野菜は蔓が風でもまれないか心配だったが袋が飛散するようなことはなかった。キュウリの蔓が少し垂れ下がっていたがこれは明日足下の泥濘が消えてから修復することとする。ナス、ピーマン、トマトは誘引して支柱に括り付けてあったので無事だった。自然相手の露地栽培は予期はしているがどうしても災害は避けて通れない。そういえば二年前の6月半ばに台風がやってきて実が膨らんだトウモロコシが倒れてしまったのを思い出した。

ネギの苗を差し上げる

 3月の初旬に九条ネギの種を蒔いた。不織布で覆いせっせと水をかけて育てたものだが定植しても良いくらいの大きさに育った。道路側の畝で畑の世話をしていると道行く人からいつも声をかけられる。先日NさんとHさんが立ち寄ってくれてしばし野菜談義に花が咲いた。そんな中ネギ苗の生育ぶりを褒めていただいた。Nさんの苗は未だ爪楊枝くらいにしか育っていないと言うことだった。翌日道をとおるNさんに苗が要らないか尋ねたら欲しいという返事だったので早速抜いて差し上げることにした。

ネギの苗床
野菜作りの日も未だ浅いのだが長年農業を続けて見えるNさんに苗を差し上げることが出来たというのは私にとって画期的な出来事だった。
ネギの種は保存がきかず一袋開封してしまうと使い切らねばならない。まるまる一袋分を蒔いたので画像のような苗床が二カ所になってしまった。発芽率も良く私の圃場では余ってしまう。早く定植しなければと思っているのだが予定地には未だジャガイモが植わっている。月末には収穫できると思うのだが元肥を鋤き込んだりしなければならないので6月初旬のネギ植えになる。店頭では白い部分の多い関東系のものも最近よく目にするが私にとってネギとは青い部分も食べる関西系のものに親しみを感じる。秋から冬にかけ栽培期間の長い野菜だが鍋には欠かせない。

2014年5月6日火曜日

野菜の生育

 先週のような豪雨に見舞われるのはあまり歓迎はしないが昨日は適度な湿りがあった。というのも毎日少しずつではあるが苗を植え付ける場所を探しながら定植を続けているからだ。
 今日も畑の外周の手入れをしホウレン草や春キャベツそしてアスパラガスを収穫しながらトマトの覆いをかける準備をした。午後からは先延ばしばかりしていた農具の手入れをした。鎌をはじめ鍬などの刃をシャープにしておくと作業がずっと楽になる。夏野菜の植え付けや種まきが終わるとしばらくは仕事がなくなるだろうと思っていたが収穫作業が控えている。


晩生の玉葱
当地の皆さんは春先に収穫できる早生種の玉葱を栽培しているが私は晩生のものを植えている。人様に差し上げてもまだまだ残るので問題は保存性の良いものを探すことだった。晩生のものは来年の春先まで芽が出てこないので今回は全てこの種にした。いつも畑の前を通っていくNさんの収穫が始まる頃にはまだまだ我が菜園の玉葱たちは結球するに至っていなかった。5月に入ってから画像のようにまるまると太ってきた。試しに数個ほど収穫しスライスして生のままサラダにしたが甘くて美味かった。茎が倒れるまでもう少しかかりそうだが楽しみだ。

空豆
空豆も今年は密植気味であったがしっかりと実を付けている。あと十日くらいで収穫になる。

トウモロコシ
トウモロコシも順調に育っている。左側はスナップエンドウ、右側は実エンドウだ。生育が旺盛なので毎日採らなければ固くなってしまう。

ホウレン草
5月は青物野菜の端境期になるので3月にホウレン草の種を蒔いたが丁度収穫適期になった。


ジャガイモ

去年食べきれずかなり無駄になったので今年は作付けを大幅に減らした。花が咲き始めたので今月末には収穫になる。
 少しずつではあるが沢山の種類の野菜に手を出しているので次から次へと手を入れることになる。

2014年5月1日木曜日

植え付けはほぼ完了

 夏野菜の植え付けや種まきはほぼ完了した。
自分で種から育てた野菜はホームセンター等で販売されているものに比べて生育が遅くなりがちだった。今年はナスやピーマン、トマトそして西瓜の苗は売られているものを手っ取り早く買うことにした。手間を考えるとそれほどコストがかかるわけでもないので安易な方法をとることにした。
 キュウリや瓜、南瓜は種から育てたものを植えることにしている。
 先日前線の影響で200㎜程度の雨が降った。降雨の前日今まで山のように積み上げてあった冬野菜の残骸を燃やし草木灰を作って置いた。これは梅雨に入った頃植え付けるサツマイモの肥料に使う予定だ。野焼きはこの季節、万が一山に燃え移ったら大変なことになるので発酵させて堆肥にしていたがドラム缶の焼却炉が据えられたので灰が再利用できるようになった。塩化カリの肥料を購入しなくてもよくなりそうだ。
 この雨の前に殆どの作業が終了して本当にタイムリーだった。直前の作業はゴマの種まきだった。それまでの十日間に西瓜、ナス、トマト、ピーマンの苗を植え伊勢芋とつくね芋を植えオクラ、バジル、キュウリ、ヤーコン、里芋、レタスを植えた。晩霜もそろそろ心配がなくなってきたので既に順調に育っているトウモロコシのトンネルを外したり野菜の世話を同時進行している。

枇杷の袋かけ
同時進行と言えば枇杷の袋かけの仕事もその中に入っている。昨年は欲張りをしてしまい沢山袋をかけてしまった。一本の木には決まった数の実を付けさせてあげるのが良いと言うことを気に留めなかったので思っていたような大きさの実が採れなかった。今年こそは甘くて大きな実を付けさせる予定である。
 雨のことであるがこの時期これだけの雨が降ると下の池の方から歓迎したくない生き物が侵入してくる。写真には撮らなかったが早々と今年始めてのマムシを捕殺した。気温も高くなってきたので動きも素早かったが偶然にもツルハシを持っていたのでそのまま頭の植えに一撃をお見舞いした。衝撃の強さにあっという間に昇天した。そろそろうかつに草むらに手を入れることはNGである。