2013年12月28日土曜日

ジャガイモの植え付け

 無理はしないと決めていたが畑の中をブラブラしていたらジャガイモの植え付けをすることになった。どうしても菜園に出ると何かしなければ気が収まらなくなってくる。買い込んである種芋を半分に切り植え始めた。

種芋を並べる
量は昨年の反省を踏まえかなり減らした。一昨日の雨が土に残っていて種芋に土を被せる作業がきつく感じた。重い上に土が鍬にまとわりつき更に重くなる。

植え付け完了
とにかく三列の植え付けなので腕や腰に応える作業だったが何とか済ませた。畝はこれから春にかけて少しずつ土を寄せていくので完成形ではない。もう少し圃場の追加も考えているが他の作物の植え付け計画との摺り合わせで後日決めることにした。
 


2013年12月27日金曜日

気がつけば年末

 風邪も治ったが気管支の状態が完璧ではない。それと一昨日ジャガイモの畝を立てて元肥を敷き込んだが作業中どうしても体が元気な時のようには動かなかった。作業が終わると関節に疲労が溜まっているのがよくわかる。ジャガイモはどうしてもクリスマスから年末にかけて植え付けるのが私の農作業サイクルに組み込まれているので病み上がりではあったが決行した。2013年は作付量も多かった上に種類も増やしてしまいいろんな方々に食べていただいたが結局残ってしまった。今、倉庫でコンテナに入っているが芽が出てしまい食べられるような状態ではない。今回植え付ける種芋に不足が出たときはこの芋を使おうと思っている。早く植え付けを済ませたいのだが外の風が冷たく畑に来てはいるのだが小屋にこもったままゴロッとしている。
 年賀状は期限までに投函したし年越しの準備も取り立ててないし、ここ数日のお天気の様子を伺ってから小春日和を狙って植え付けをすることにする。
 ブロッコリーやカブや大根そしてほうれん草などこの時期に合わせて育てていた冬野菜が収穫期になっている。一昨日も大収穫祭となり今日は配り歩いた。ジャガイモの植え付けと白菜を紐で巻く作業は怠けているわけにはいかないようだ。

2013年12月19日木曜日

風邪気味

 ここ数日風邪の症状が出ている。先週寒い日が続いたがその時初めて畑の小屋に三泊ほど泊まったのが良くなかったのかも知れない。小学生の修学旅行前のようにワクワクして興奮していた。
 先日「志摩ギターを楽しむ会」のゲストプレーヤーであるI氏が胆のうの手術のため緊急入院したというメールを頂き気になっていたが、約一ヶ月の病院生活から無事に帰還された。体を切開すると言うことは経験者でないと理解できないが元の状態に復帰するにはまだまだ時間がかかると思う。春のコンサートには何か曲を用意するという返事だったが十分にご自愛されたい。
 このところ二週間に一度くらいの頻度で雨が降っている。小屋の屋根からドラム缶に雨水を誘導しているが、一度の降雨で1.5杯(300㍑)ほど水が溜まっている。この時期それほど水の要求はないがこの水を畑の中にある水槽に移し替えている。

2013年12月9日月曜日

同級会の忘年会

 今年も同級会の忘年会があった。会場は先日エビの偽装問題でマスコミを沸かせたPという高名なホテルだ。和食のコースを選択したがメニューのお品書きにエビが書かれていた。こうなると意地悪く詮索したくなってくる。しかしやんわりと単に海老と記されていた。地域がら今までにこの時期になると何度も忘年会等で伊勢エビを食べてきたが、民宿のようなところで出された海老は間違いがなかった。しかし少し名の知れたところで食べた伊勢エビは違和感があった。本物の味を知らない人は冷凍されて入ってきた海外産のものを志摩の伊勢エビだと思われたかも知れない。焼いたりボイルして食べる分には伊勢エビは美味いと思う。生食は車エビの方が甘みがあって好きだ。今までどうも海老には当たりはずれがあると思っていたがそうだったのかと思う今日この頃である。
 肝心の同級会だが毎年参加して親交を温めあっている者もいるし久しく顔を見ていない友もいて懐かしかった。もちろん相手を呼ぶときは幼い頃の愛称だ。
 私の野菜作りのことも毎年少しずつ知られるところとなってきた。特に今年は小屋を建てたのでアマチュア農家の奮闘ぶりが伝わったようだ。
 

檜のまな板
宴もたけなわ、毎年幹事さんの計らいでお楽しみ抽選会があったが今年は全員には景品が当たらないと言うことで皆さんの射幸心を一層あおうものになった。私、なぜか喉から手が出るほど欲しかったまな板が当たってしまった。今まで何度もカンナで削っていたものがとうとう薄くなりすぎ何とかしなければと思っていた矢先のことだった。生魚を調理するのも好きなのでこの一枚は有り難かった。衛生的かも知れないがプラスティックのものはどうも魚にも包丁にもそして私の手にも馴染まないと思っていたところだった。この企画は幹事のS君によるものだったようだ。感謝!!

2013年12月7日土曜日

おもてなし

 先日ハートネットTVという番組で大王町の登茂山にある「エレマン プレザン」のことが取り上げられていた。主宰されている佐藤肇さん御夫妻の実践が事細かく紹介されていた。ダウン症の子どもたちが絵画制作に取り組んでいるという内容だ。描きたいから描くのだが何の作為もない無垢の作品群には私たちに訴えかける何ものかが感じられる。もう十数年前になるが私は何度が氏のアトリエを訪れたことがあった。そのときはこの子供たちの作品には何かが隠されているが、それが一体何なのか今はわからない。しかし、この作品たちの言わんとすることは何なのか、今は説明ができないが今後それを探っていくといわれていた。あれから十年以上、時が経過しているが近年いろんな場所で氏は作品を世の中に紹介し問いかけている。
 当時は海外でもこの活動が紹介されていて反応もあったようだ。私もこの子どもたちの無垢の作品を見せていただいたとき言葉では説明のできないような何かを強く感じたことを思い出した。
 私が感銘を受けたのは子どもたちの作品もさる事ながら佐藤夫妻のお人柄であった。番組の中でも御夫妻のそれが垣間見られる場面がいくつもあった。私はその時初対面であったが、まずは丁寧なお出迎えをしていただいた。アトリエの二階に通していただいたが、掛け心地のいい手作りのアームチェアに座らせていただき、しばし無垢の絵のお話を伺った。お茶と手作りのゼリー寄せをいただいたが恐らく奥様の手作りだと思われる小皿に装ってあった。わたしをもてなすためにご多様な中時間を割いて冷菓を作ってくださっていたのだろう。近頃どのお宅にお邪魔しても店頭で販売されているものを器に盛って出していただくことがほとんどだ。私にとっては御夫妻の作られた冷菓が最上のおもてなしだった。
 「おもてなし」のスピリットは最近よく耳にするオモテナシとは少し違うような気がする。

2013年12月6日金曜日

つくね芋収穫

 毎年つくね芋を栽培している。殆ど虫や日照りによる乾燥も気にしないでいいので栽培は難しくはない。おまけに自然薯までとは言えないが長芋よりもはるかに強い粘りがある。もちろん食味も良い。

今年の山芋
先日立ち寄った地産地消の店では2~3個入ったものが600円で売られていた。長芋に比べ少しアクが強いので酢水にさらし色止めをしないと茶色くなってしまうものも中にはある。この芋、以外と人様に差し上げても喜んでいただける。早速妹に送ったり世話になった方には大根とセットで差し上げている。
 今年は、小屋を建てていたので秋・冬野菜の植え付けと普請が重なってしまった。堆肥を運んだり施肥をしたり野菜作りの基本的な部分が疎かになっていた。芋類では里芋が思っていたほど良いものに育たなかった。一作ごとに毎年反省させられる。ベテランの農家の方にはこの蓄積が技として生かされているのだろう。小屋にかける時間も一段落付いたので今日は春キャベツの植え付けをした。土づくりは既に完了していたので苗を定植しトンネルをかけて保温と霜害・鳥害・虫害対策をし終えた。地温が上がり春野菜の種まきをする頃に寝覚めて大きく成長する予定だ。

2013年12月3日火曜日

国産紅茶

 時々美味しい紅茶が飲みたくなる。いろいろと海外の有名なものも試してみたが「これだ!」と納得するものは以外と少なかった。そんな中、国産の茶葉が意外と美味しいことに気が付いた。自分でも菜園の茶葉を摘み取り作ったこともあった。この国の風土が私の好みの茶葉を作り出しているのかも知れないが味と香りには満足している。かつて静岡の川根で作られている紅茶がとても気に入っていて少しずつ飲んでいたが底をついてしまった。今は鹿児島産のものを愛飲している。味も重要だが香りを一番重視している。ポットに入れたとき立ち上ってくる香り、口に含んだとき鼻腔をくすぐる芳香、喉を通った後の清々しさ、これらは紅茶の最も大きな魅力だろう。
 先日南伊勢町から明和町に通じるサニーロードを通った。この道はしばしば利用しているが途中に産直販売をしているところがあった。山間の静かな村にそこの農家の方々が経営している超ミニの販売所だが、ほとんどの農産物は私の菜園にあるものとダブっていた。

伊勢の紅茶
何も買わずに店を出るのも気が引けたので棚を物色していたらこの紅茶を見つけることが出来た。残念ながらこの村のものではないが伊勢の国の紅茶と記されていた。もっと詳しく見てみると度会町で生産されたものだ。生産者の名前や住所そしてアドレスも印刷されていたのでいつかここを訪れてみたい。未だ試飲していないが期待が膨らむ。私、ストレートも良いのだがミルクティーが一番だと思っている。他の柑橘系のフレーバーを加味したものは好きではない。鹿児島産の紅茶を飲んでからこの紅茶の封を開けたい。

2013年11月29日金曜日

ギターの貸し出し

 前回のコンサートの後、会場に見えた方からギターを習いたいのだがという申し出があった。広垣氏もこのような形での生徒さんが増えていくことを日頃から考えているようだ。早速紹介をさせていただくことになった。先日藤井氏のコンサート会場での雑談の中で生徒さんはフォークギターを使っているという話を耳にした。みんなで大声を出して歌うときの伴奏楽器としては効果的だが私たちが楽しんでいる楽器とは似て非なるものと言って良いだろう。
 前回のコンサートでは口コミで比較的若い年代の方々にも聴きに来ていただいた。過去のように若者がすべからくギターを抱えて街を闊歩するような時代ではないので、この方たちの来場は大歓迎だった。なおかつその中からギターを弾いてみたいという申し出だから嬉しさも倍増と言ったところだった。クラシックギターを演奏しようとする場合奏法に適した楽器を選択することも大切だ。私も主宰者として何とかサポートしたいと思っていたが、丁度一台眠っている楽器があるので良かったらご使用くださいと伝えたところ貸して欲しいと言われた。それほど高級なものではないが練習用としては十分に耐えると思う。
 このようなきっかけや出会いで志摩に少しでもクラシックギターに関心を持たれる方が増えることを願う。

2013年11月26日火曜日

まるで嵐

 昨晩は遅くまで小屋にいたが台風並みの雨と風が吹き荒れていた。今日確かめてみると芽キャベツや茎ブロッコリーに被害が出ていた。早速倒れたものを起こし杖をしておいた。
 嵐も去り道には枯れ枝が散乱していたが遠くの山並みに目をやれば紅葉が飛び込んでくる。私も隣の家の通路口にある楓の紅葉を毎年楽しみにしている。木下に行くと周囲の景色が赤く輝いて見えるのだから不思議だ。

隣家の紅葉
さて昨日アップできなかった画像を忘れないうちに貼り付けておこう。

チケットとチラシ


まごの店の弁当


続いて欲しい
中出阪蔵氏のギター展示会

2013年11月25日月曜日

Keigo Fjii in Matszaka city

 カメラの調子が悪くここしばらく写真はアップできないでいる。
 23日の土曜日に松阪市民ギター音楽祭という催し物があり午後から藤井敬吾氏のギターコンサートがあった。広垣氏からチケットを分けていただき期待に胸を弾ませながら朝から会場に向かった。午前の部を少し聴かせていただいたが市民のギター音楽に対する関心の深さを実感した。ギター製作家の中出阪蔵氏や松商の活動もあることそして関係者や指導者の熱意が市をあげての音楽祭につながっているのだろう。
 幕間にロビーに出ていたら相可高校の食物調理科の幕の内弁当が先着150個の限定で販売されていた。噂はかねがね聞いていたが運良く入手することが出来た。志を持った高校生たちの料理もさることながら指導者の村林先生の熱意によることも大きい。弁当は写真に撮ったのだが後日アップすることにした。肝心の味だが関西風の薄味で食材一つ一つのうま味を感じることが出来た。最近はこれでもかと言うほど濃い味付けで香辛料を必要以上に使った料理が多い中でこの弁当の塩梅は新鮮に感じた。
 さて、メインの藤井氏の演奏だが全くよどみがなく非の打ち所がないほど完成度の高いものだった。一言で言えば音楽が必然性をもって流れていると言うことだろうか。耳を澄ませて聴いていると一つ一つの音に神経が行き届き何一つ 唐突な感じのする音はなかった。これほどの研ぎ澄まされた緊張感のある演奏なのだが決して作為的なものは微塵にも感じられないのだ。音楽がこれほど心地よく流れていることにしばし呆然としていた。天上から体前進に音符の心地よいシャワーを浴びたという表現が的確かも知れない。
 最後に演奏された「羽衣伝説」は氏の代表曲であるが聴くたびにこの曲に託されたものを改めて感じる。現在、藤井氏の演奏によるCDは流通していないらしいが私はかつて氏から楽譜とCDを手ずから拝受したことがあり大切に持っている。残念ながらこの曲は難しすぎて私には演奏できない。
 約二時間強のコンサートであったが、曲と曲の間に軽妙なトークがあったが非常に魅力的で聴衆を引きつけて止まなかった。聴衆と一体化して大きな感動を共有した思いだった。松阪のギターファンの心を鷲づかみにしたことだろうと思った。

2013年11月21日木曜日

土作り

 N氏は除草後の草木や木の枝等を野焼きにして出来た後の灰を畑に戻している。私も負けじとこの前切り倒した槇の枝を時間を見て焼いている。風が強く吹くと飛び火が怖いのでもっぱら雨の日の前日と決めているが、今日は少し風があったが強行突破した。ドラム缶の炉なので上蓋をすれば飛散は防げる。今まで溜まっていた草木灰も18リットルの缶に一杯になったので早速エンドウ豆の根元に少しずつ施した。
 土作りを大事にする第一歩だ。刈り取った芋の蔓を土俵の俵のように丸めて土砂の流失をくい止めることも教えてもらったが少しずつ焼却することにした。

2013年11月18日月曜日

贅沢だけど

 夏場になれば実感するが猛暑の中の畑仕事は体温が上昇し熱中症寸前になることもある。ずいぶん昔の話だがあの頃は熱中症という言葉がなかった。また運動中でも水分をこまめに補給するという習慣もなかった。汗も体温を下げることが出来なくなるほど炎天下にいると頭がクラクラすることもあった。家に飛んで帰って事なきを得たが多分あれが熱中症だったのだろうと思っている。
 今では一時間外に出ていたら30分は陰で休むことにしているからそのリスクはかなり低くなっている。そもそも畑に小屋を作ったのは暑さ対策からだった。少し贅沢かも知れないがその小屋にエアコンを設置するのはかねてからの計画だった。夏場冷たい飲み物でクールダウンするのも良いかも知れないが冷えた部屋でゴロッと体を横たえると別世界にいるように感じるのではないだろうか。

贅沢だが暑さ対策
毎年、酷暑・残暑の厳しい時期に秋冬野菜の植え付け準備に取りかかっている。朝から夏野菜を収穫したり世話をしながら畑を耕し堆肥を鋤き込み畝を立てている。この畝立てが体温を上げ水分を奪い取る。耕耘機でも畝立ては出来るが最後の仕上げはどうしても鍬を使うことになる。先日Nさんに伺った話であるが、培土板は土を横によけるだけだから畝は鍬でやった方が良いと言うことだった。自分は人から聞いたことはなかったが手作業で行ってきたことは間違ってはいなかった。

2013年11月17日日曜日

槇の木の伐採

 
  先日Nさんが槇の木を切ってあげようかと言ってくれた。その数日後チェーンソーを持って「切ろうや!」と、突然やってきてくれた。毎年一㍍ほど伸びるので電線に引っかかりその都度電力会社の方が先端を切り続けてくれていた。しかし枝は伸び放題で根本も轍などの原因だろうか部分的に枯れかかっていた。ここ数年ずうっと苦になっていた。さりとてこの老木を一人で切るには荷が重すぎる。チェーンソーを持っていないのでノコギリで切ろうと思っていたが直径30㎝以上あるような幹は切ろうという決断が下しにくい。渡りに船で早速お願いすることになった。山側に倒れるようにワイヤーロープをかけて伐採にとりかかった。

before
 
流石は機会だ、あっという間に切られてしまった。運びやすいように幹も40㎝ほどに細かく切ってもらい枝も焼却炉で燃やしやすいような長さにチェーンソーの刃を入れてもらった。

after
ちょうど作業が始まった頃Oさんが通りかかりそのまま車を止めて手伝いを始めてくれた。NさんにしてもOさんにしても全て好意でてをさしのべてくれている。私よりもはるかに年長者であるがこのように親しくしていただけるのは嬉しいかぎりである。作業は一時間程度で終わったがその倍以上の時間雑談や情報交換の話に花が咲いた。
 最近私が小屋を建てたことが親しい友人の中で広まりつつある。夕方I君と高校時代の友人K君が前触れもなくやってきた。寂しい町はずれにある菜園だが人がやってくると言うことは、これもまた嬉しいことである。

2013年11月13日水曜日

妻籠宿

 まだ観光地化されていなかった昔にこの地を訪れたことがあった。久しぶりに中仙道の家並みを見たいと以前から思っていたがなかなか時間がとれずにいた。時期的にも紅葉など少しの期待を持ちつつ訪れることが出来た。

家並み
保存会でいろいろと手が加えられていたのだろう以前より見た目は綺麗になっていた。かなり時間の経過があったのでかつての趣は記憶から飛んでおり変化に気が付かなかったが、これほどお店はなかったように思う。もっと素朴さがあったと記憶しているがそれが良くなった事かどうかは何とも言い難い。
手入れが行き届いていた
平日にもかかわらず観光客で思ったよりも賑わっていた。家の前の溝を流れる水の音は旧い旅篭町の雰囲気を一層醸し出すものだ。陽光が降り注ぐ志摩から来てみるとこの風情はたまらない。納得の小旅行だった。
 どうでもいいことだが立ち寄った店で出てきたクリを眺めながらどうしても食指が働かなかった。
最近もフランス産のクリだと言いつつ隣国のクリを使っていたそうだが、私自分の畑にもクリの木があり色や形は良く理解しているつもりなのだがこのクリはどう見ても自分の知識の中にあるクリとは違うのだ。形は見てみると柴栗(志摩では山に自生する実の小さなもの)に似てはいるのだが、それにしても少し大きいような気がする。結局食べずにポケットの中に入れて帰ってきた。このところ各地で食品の偽装のことが騒がれているが老舗の椿山荘でもそのような事実があったようだ。二十年ほど前に行っているので驚いてしまった。
 人を信用出来ないのは寂しいが長く続いたデフレ経済のもとで利潤を出すのは難しかったのかもしれない。人間の味覚はそれほど騙されやすいものなのだろうか?私、自分の畑で採ったばかりの野菜の味は分別が付くと自負しているが、地産地消で自分の舌に磨きをかけたい。確証はないが例えば大根を食べたとき店で売られているものと自分が栽培したものでは違いがあるように思う。野菜のうま味であるグルタミン酸の味以外にも風味などプラスアルファがあるように思っている。


2013年11月9日土曜日

コンサートは盛会

昨日は少し弱気になっていたが今日のコンサートは盛会だった。いつものように1stステージは小林さんに御登壇いただきアルハンブラの思い出等を弾いていただいた。クレシェンドの後の微妙なディミネンドは彼女の美的センスの現れだと感じた。

小林さんのソロ
弱気のせいでプログラムも35部しか印刷していなかったが全てなくなってしまった。想定していた以上の参会者で会場は熱気に包まれた。
2ndステージは吉川さんにお願いした。いつも斬新な曲を用意していただいているが今回はゴンチチとサティの曲を聴かせてもらった。お嬢さんもご一緒に来られ会場づくりなどを手伝っていただいた。(ありがとうね。ペコリ!)

吉川さんのソロ
3rdステージと休憩を挟んだ4thステージはおなじみの広垣さんだ。日本の歌曲を演奏されその後はシチリアーナとフーガ(バッハ)ロッシーニアーナ第1番(ジュリアーニ)を演奏されたが前者でさえ難曲であるのに息つく暇もなく後者の演奏に入られた。私、志摩の会でロッシーニアーナのような曲は演奏されることはないと思っていたが正直感動した。ジュリアー二のスケールの大きさもさることながらオーケストラを彷彿させるような広垣氏の演奏は素晴らしいの一語に尽きた感があった。何人かの大作曲家がギターを小さなオーケストラにたとえているが、その言葉を具現化したような佳演であったように思った。大きなスケールの作品をさらに大きく演奏するテクニックには驚きを感じた。

スケールの大きな広垣氏の演奏
最後は楽しくラテン音楽の二重奏だった。

最後はノリノリのデュオ
今回は会が小さくなっていくことを危惧しつつアリーナに向かったが、誘い合ってきてくれた方や以前会員だった方やギターに興味を抱いてくださった新規の方々に支えられたコンサートだった。もちろん毎回来ていただき会場設営にご尽力いただいた方々のおかげだったことは言うまでもない。
 半年ぶりの再会になるが最後に来年の春の開催をお約束した。



2013年11月8日金曜日

明日の準備

 明日は志摩ギターの会第14回定例コンサートの日だ。会場の確保、案内状の作成と発送は既に済ませていたが当日の受付名簿と会場で配布するチラシが未だ出来上がっていなかった。原稿は作成してあったので手直しをしてプリントアウトした。
 幸い雨は降りそうにないので足下の心配はないが既会員の方から何件か欠席の通知を頂いている。春のコンサートも予定していた定数ぎりぎりだったので今回新規で何人か来ていただかないと会場が寂しくなる。いつも演奏してくださる方々には必要経費を差し引いた残りを交通費と弦代(消耗品費)として受け取ってもらっているが、さらに心苦しい運営になるかもしれない。
 クラシックギターのハードルが少し高いのかもしれないが魅力あるコンサートづくりについてこの時期になるといつも悩んでしまう。

2013年11月4日月曜日

お気遣いに感謝

 小屋が完成してからひと月以上経過しているが、地下になる芋類の保管庫を蓋してある板が湿気で膨張してしまっていた。T君にSOSの電話をしたら翌日来てくれた。重いカンナ盤をトラックに積んで駆けつけてくれた。小一時間の作業でスムーズに板が収まった。セメントに消石灰を混ぜて打ってあるがどうしても地下から来る湿気は抜けず結露している箇所もある。芋類の保管には湿度も重要だと思うが結露するほどになるのは具合が悪い。今まで隙間なく蓋されていた結果だと思うがこれで適当に水分は蒸発していってくれるだろう。
 このメンテナンスの時、T君はシーリングライトのアダプター、工事中に折ってしまった農業用支柱さらに屋根裏倉庫の入り口を開けるための道具をプレゼントしてくれた。

芋櫃換気中&T君からのプレゼント
細かい気遣いに頭が下がる。

 さて、世の中の森羅万象、中には目にしたくないものもある。昨日のことであったが子猫がカラスに攻撃され息絶えていた。子猫は車に跳ねられたりはしていない。目にしたくなかったのは未だ息絶えて間もない亡骸をカラスが食べていたことなのだ。どの肉食動物も獲物の内蔵から食べ始めるが、このカラスも子猫の体の柔らかい部分に汚らわしい嘴を食い込ませていた。
 子猫はこの世に生を受けてから2~3ヶ月といったところだろうか。一つ一つの仕草も愛らしく家族に可愛がられていたものだろうと思う。鳥類の中では知能も高く最も進化した部類に属すと思うが畑の作物に害を及ぼしたりゴミ袋を食べあさったり憎さが先に立つ存在だ。
 たかが子猫とはいえこれからまだ長い寿命があったはず。こんな光景は本当に目にしたくないものだ。そういえば人間の世界でも生後間もない赤ちゃんの命を奪ったり育児を放棄してしまうニュースを耳にするが何かしら怒りを通り越したものを感じてしまう。親しか頼ることの出来ない赤ちゃんを自らの手で殺めるような行為は人間性以前の問題だと思う。子のためならば自分の命さえ投げ出すという親が子を思うごく自然な情動というものが無いのだろうか。いろんな事情があったことを加味したとしても我々と同じ人間であって欲しくない。
 世の中のこと、何でもよく見聞きすることは必要だと思うが、目にしたくないものもあるのは確かだと思う。
 

2013年11月1日金曜日

いい人ばかり

 今日は誘引ネットを片づけたりサツマイモ(鳴戸金時)を収穫したり野積みにしてあった支柱の整理をしたり細々とした仕事をしていた。時間の制約を受けるものは何一つない。昼食を取り奥の部屋でゴロッとくつろいでいたらN氏が通りかかった。軽トラを止められたので私も表に出て挨拶をしていたら元気のない枯れかかった槇の木を切ってあげようかと申し出てくれた。

槇の木
この木は昔母と植えたものだがいつも根元を車に踏み固められているので全く元気がない。そればかりか枝が枯れかかっていていつ朽ち果てるかわからないようになってきている。今まで剪定もしてこなかったので電線の高さまで伸びきっている。毎年電気の保安工事をしてくれる頃先の枝は中電が切ってくれているのだが、私としてはそろそろ切ってしまいたいと思った矢先だった。お言葉に甘えたいのだが即答するのも何かしら図々しいと思い「ありがとうございます。」とお返事だけはした。
 人が困っていることを察してこのように言ってくださる方がいるのは本当に有り難いことだと思う。午前中は最近言葉を交わすようになった方が軽トラから大きく手を振って行かれた。近所に民家はあるが畑の場所は私の住んでいる町でも人通りの少ないところである。人と人の関わりは人口の密度には比例しない。むしろ人と人が接触する機会の乏しい環境に置かれた方が人と人は繋がりを強くするようにさえ思えた。たかが野菜作りだが、その野菜を通して互いに関心を持とうとする人との繋がりを感じた次第。
 さて今日から11月に入ったが少しずつ気温も下がってきた。ふと目をやると紫色の可憐な花の美しさに驚いた。

ラッキョウの花
春の収穫後に挿しておいたラッキョウが分けつを繰り返し花を咲かせていた。花壇に植えられている花よりも美しいと思ってシャッターを切った。


2013年10月30日水曜日

畑小屋にインターネット環境設置

 今畑小屋でブログを書いている。MCTVのサービスで住居を移動した場合工事費用が無料になると言うことで、思い切って小屋に設置してもらうことにした。住居の移動だから当然家ではネットが出来なくなってしまうのだが毎日畑に数時間は居るので決断に至った。ということはこれから自分の生活の割合が更に野菜作り中心になるということだ。

ネットの環境を持ってきた
音楽も楽しめるようにオーディオの環境も整えた。大型のスピーカーを持ち込んだのは理由がある。最近家の中で飼っている猫がこのスピーカーのサランネットで爪を研いでいるのを発見したからだ。犬なら叱りつけていけないことを理解させられるが猫は我が儘で気まぐれだから教育や躾という行為は馴染まない。このような旧い大型のSPは壊れればなかなか修理も難しいのでこちらにお引っ越しとなった。黒いスピーカーの上に鎮座しているSPも音色には自信があるのだが大きなものでゆったりと聴くのもいいものだ。
 今年は秋冬野菜の苗を育てる時期に小屋の工事をしていたので予定通りに栽培が出来なかったものもあるがその分を差し引いて考えれば及第点に近づきつつある。

昨日の雨の中
一昨日玉葱の苗を植えたところ、昨日は50㎜ほどの降雨があった。天気予報では二つの高気圧に挟まれ天気は悪いとは言っていたがこれほど降るとは思えなかった。おかげで間違いなく活着するとは思うが、最近降れば豪雨となることが多いように思う。
 し残した仕事は未だあるが(落花生の最終収穫とサツマイモの収穫)一つずつ牛歩のごとくかたづけている。取り残した南瓜があったのでこれも今日収穫した。


2013年10月26日土曜日

友人がぶらりと

 しばらく荒天が続き農作業も休みっぱなしだった。台風27号の襲来は何とかかわせているが畑は足も入れることが出来ないくらい柔らかくなってしまっている。先日来の工作も区切りがつき、今日は家から持ってきたレコードを聴いてみた。あまり沢山持ち込むと管理が大変なのでどうしても聴きたいものを厳選して持ってきた。お気に入りのジャンルは幅広いが何か一点と言うことで選ぶとどうしてもモーツァルトを手に取ってしまう。今日はクラリネット五重奏だ。

アナログを聴く
自作のローボードにプレイヤーを置きスピーカーも大きいものを持ち込んだ。敢えて大きな理由はないが最近このスピーカーのネットで家の猫が爪を研ぎ始めたのでここに避難することにした。CDは既にここでは何度か鑑賞しているが例の地下の芋櫃のせいだと思うが音がよく反響する。冬にはカーペットなどで吸音しなければならない。
 表で「おーい!!」と私を呼ぶ声がしたので出てみると高校時代からの友人のN君が散歩のついでに立ち寄ってくれた。彼も野菜作りを始めたと言うことなので、しばし野菜談義に花が咲いた。

連日の雨に打たれて
畑に来る前にN業屋に寄り玉葱の苗を購入して置いた。自分でも種から育てている苗があるのだがこれは一種の保険の意味もある。N業屋からのメールには苗が沢山入ったかのような内容が記されていたが期待通りではなかった。半値になっているものを見つけたのでこれを買ってきた。畑の水分がもう少し抜けた明日か明後日に定植することにする。
 ほぼ10日くらい農作業をしていないが、収穫が延び延びになっている落花生やサツマイモを採ったり葉物野菜の追肥や空豆・グリーンピースの種まき(後半分)等済ませなければならないことが山積みになってしまっている。


2013年10月15日火曜日

台風の接近で今日は雨

 台風の接近で今日は雨だ。そろそろギターの会の案内を出さねばならなくなったので葉書を買いに郵便局へ行って来た。目的外の寄り道もしたので時間はかかった。HCや100均へも立ち寄ったがここで懐かしい人にも出会った。この方、最近再婚されて子供さんも高校二年生になられ将来は美容師を志しているそうだ。たまには町に出て世間と接触するのも良いかもしれないと思った。
 さて、メインギタリストの広垣氏からは当日のプログラムを伺っているが小林氏からは未だ聞いていなかった。慌てて先日出演依頼と曲目を教えていただいた。定番の曲を演奏してもらうことになりそうだが同じ人の演奏で何度聞いても飽きが来なくて聴くことが出来る。クラシックギターのための曲は他のジャンルのものに比べて多いとは言えない。ルネサンスやバロック時代のリュート等の曲をギターの楽譜にアレンジしたりするものは内容的にも優れていて聴いていて違和感は感じられないが、他の編曲ものについては確かに目新しく期待は持つもののそれだけで終わってしまうものもないわけではない。もちろん最近の曲でも優れたものは当然ある。ただ思うに、わざわざこんな曲をギターにアレンジしなくともオリジナルで十分楽しめるし編曲の必然性を感じられないものもあるような気がしてならない。
 

2013年10月14日月曜日

焼却炉を試す。

 昨日は少し風があったのでちょっとだけ火を入れたが、今日は殆ど無風状態だったのでドラム缶焼却炉の試運転を行った。

焼却炉を使った
黒豆の殻と落花生の収穫後の残骸、そして家の庭から持ってきたモクレンの剪定した枝を少しずつ放り込んだ。今まで畑の空き地で野焼きしていたがドラム缶の焼却炉は効率よく燃えてくれる。しかし周りが森なのでなるべく派手に炎を出さないように少量ずつ燃やした。今まで処理できないものは野積みして堆肥にしていたが出来た灰は肥料として畑に還元できる。
 今日のように穏やかなお天気の時はゴミが燃える間、目は離せないが他の仕事も出来る。落花生や黒豆、ナスを処理した畝に苦土石灰を散布し耕耘しておいた。ナスの後はエンドウを植え、豆科の作物の後は玉葱を植え付ける予定。
 畑に来て仕事をすると、どうしてもお腹が空く。ちょっとした軽食が食べられるように台所を作ってみた。流し台は購入したが調理台(2台)はDIYで作成した。家に使っていない冷蔵庫とレンジ、コーヒーメーカー、湯沸かしポット等
を運び入れた。これで簡単なものは作って食べられる。

2013年10月7日月曜日

枝豆(黒豆)の収穫

 畑小屋のことでしばらく農作業もご無沙汰していた感もあるが6月に種を蒔き木酢液などを散布してきた黒豆も枝豆として立派に生長してきた。花の命は確かに短いが、この枝豆の食べ頃もきわめて短い。時を逸すると固くて甘みの少ないものになってしまう。ほぼ一週間が勝負時。一気に収穫してお裾分けに回した。秋ナスや満願寺唐辛子そしてピーマンは次の作物の植え付けが心配されるほど次から次へと実を付け続けている。落花生を採り、クリを拾いスダチを採りネギや生姜、小松菜や葉大根と、今日は大収穫際となった。これらの野菜たちは先月B君に新米を頂いているのでそのお礼に持っていったり、数軒に配った。

これは一部
小屋は完成したがまだまだ手を加えたり、運び込むものがたくさんある。

土間も少しずつ進化中
家の倉庫にあった冷蔵庫やレンジを運び込み、流し台をセットした。調理台は未完だがDIYで整えていく予定。

2013年10月5日土曜日

塩昆布

 今日は冷蔵庫や電子レンジを畑小屋に搬入した。先日購入した流し台の両サイドに調理台やガス台をDIYで作ろうとしていたら大工さんのF氏が奥様と一緒に来られた。時々差し上げていた野菜のお礼と言うことで塩昆布を持ってきてくれた。これは以前大工さんたちが昼食を食べながら美味い昆布の佃煮があることを話していた。

大工さんから頂いた
建物の引き渡しも支払いも既に済んでいて、FさんはT君の所ではなく別の現場に出かけていると言うことだった。野菜と言っても畑で育っているものなのでもらってもらえば私としても助かったわけだが、わざわざお礼だと言って届けていただいたのには恐縮してしまった。律儀というか義理堅い職人さんに出会ったことが嬉しくなってきた。
 この佃煮であるが「へんばや」と言うところで作られている知る人ぞ知るという名品だそうだ。伊勢は今遷宮の行事で大変なにぎわいであるが、その伊勢には昔から赤福を筆頭に名物と言われてきた餅が数種ある。へんば餅(返馬餅)はその中の一つだが、ここの佃煮も捨てがたい魅力があるらしい。有り難く頂戴し美味しく頂こうと思った。
 肝心の調理台だが何とか機能は問題のないものが出来上がった。機能というのは、未だ扉などが付けてないため外観は未完なのだ。慌てることはない、ゆっくりと時間をかけDIYを楽しみたい。
 外は久しぶりのお湿りだが、予報のようにまとまった降水は今のところない。

 

2013年9月30日月曜日

アフターケア

 支払いが済み、鍵もいただき引き渡しが既に済んでいるが、今日は小屋の周囲に砕石をひいてあげると言って夕方T君がやってきた。それだけではなく入り口の引き戸と網戸の調整もしてくれた。さらに地下の芋櫃の板が湿気で開閉が引っかかっていたのでこれも削って調整してくれた。
 


軒下に砕石が敷かれた
小屋の周囲軒下の砕石は畑に召した部分だけだと思っていたがぐるっと一周にわたって敷きつめてくれた。雑草対策と泥はね対策ということだ。
 余談だが、奥の居住スペースは壁は木で覆われているが以外と音の反響が強く感じた。ここで音楽を楽しむには何らかの対策をしなければならないと思った。反響の一因はこの芋櫃にあるのかもしれない。

芋櫃には厚い杉板がはめられている


屋根裏倉庫へは梯子で
どうしても厚みのある杉板は歪みが出てしまうらしい。コンクリートの水分も未だ残っていると思われるし櫃内の湿度は高いはずだ。しかしこの板を外して乾燥させるのが一番良いのだが入り口にあるのでうっかり櫃へ転落したら大変なことになる。
 屋根裏倉庫へ梯子をかけて登ってみたが流石にここは暑くて我慢できない。用途は限られる。

ドラム缶の焼却炉
T君、ゴミが燃える様子を見たそうにしていたが少し風があったことと先日剪定した木の枝が乾燥不十分だったため火は入れなかった。
 私と言えば、今日は白菜・レタス・キャベツ・春菊等の苗を定植した。虫に食べられないようにカバーでしっかりと防御してきた。
明日からしばらく水やりが続く。



2013年9月29日日曜日

ひとまず完成

 畑の小屋も今日でひとまず完成した。ひとまずというのは私がこれからしなければならない事がかなり残っていると言うことだ。全てT君にやってもらうと私の楽しみもなくなるのでDIYで出来る範囲のことは残してもらっている。それにしても細部まで痒いところに手が届くような仕事をしてくれた。例えば畑に面した南側の窓には雨戸を付けてくれているが強風対策として閂が用意されているし雨戸を跳ね上げておく仕組みも工夫してくれている。

強風対策
居住スペースであるが私当初は四畳半ほどの広さがあれば十分だと思っていた。しかし出来上がってみると八畳の部屋になっていた。今まで芋櫃のコンクリートを打ったりしていたのでこの部屋には入っていなかったが今日初めて入った。あくまでも畑小屋なので使い方を間違えてはいけないが、趣味の部屋になる可能性は大きい。

部屋からの眺め
窓は画像の反対側(北側)にもあるので風通しは抜群である。内部の壁はこれからウレタン塗装してくれると言うことだ。細かい配慮と言えば画像の窓の遙か向こうに赤い物体(ドラム缶製焼却炉)があるが、これもT君の手製である。建設会社からドラム缶を無償でもらってくれて上部と下に開口部を作り内部には鉄筋で空気の入る所を自作してもらった。これで枯れ草や畑の野菜くずなどが焼却でき草木灰は肥料として畑に還元できる。


2013年9月27日金曜日

あと一日

 小屋も明日には完成の予定だ。たかが畑の小屋と思っていたが以外と時間がかかった。仕上がっていく過程を毎日見続けてきたが小屋とは思えないほど作り込まれている。
 

階段が付いた


排水管が埋められた
玉葱を吊すスペースには階段が付けられた。些細なことであるが雨後にどろんこになることはなくなった。殆ど炊事はしないが流しから排水できるように配水管が埋設され形も整ってきている。今日と明日は仕上げなどの作業をしてくれている。

芋櫃に板が被せられた。
芋類の地下収納庫に厚い杉板が用意された。板を持ち上げると梯子階段が設けられ、深さもあるので立って収納作業が出来る。
 お茶を出してから農作業も少し進めた。

南瓜の後
先日南瓜を撤去したが今日は耕耘して苦土石灰を鋤き込み土壌を中和した。何を植え付けるか迷っているが、空豆と玉葱を植えようと思っている。

大根・わけぎ・イチゴ
大工さんの作業場のすぐ前なので農作業は遅れがちだったが間隙を縫って蒔いた大根やワケギ、そして自分でランナーから育てたイチゴの苗が元気に育っている。

アンデスレッド
今年は秋ジャガの種を購入しなかったが小屋に残っていたアンデスレッドという品種のジャガイモを植えた。いつもデジマなどの専用種を植えているのだがこれも秋ジャガとして植えられると言うことを聞いたので試してみた。それほど期待はしていなかったが生育は良さそうだ。


2013年9月26日木曜日

ドラム缶三台設置

 畑小屋の工事もほぼ今週いっぱいで完成しそうだ。T君、最後の仕上げに取りかかってくれている。今日は雨樋の水が落ちていく部分に加工を加えドラム缶につなげてくれた。

雨水をドラム缶に導く
600㍑の雨水が三本のドラム缶に貯まることになる。いつも家から300㍑ずつタンクに入れて運んでいるが労力が省かれる。石も敷いてくれて蛇口まで付けてもらっている。
 昨日コンクリートを打ってもらっているが今日はまだ完全に固まっていないので中には入ることが出来ない。
スロープまで付いている
画像は入り口の部分だが昨日残ったコンクリートでスロープまで作ってもらっている。
 私と言えば、お茶を出した後昨日放置して帰った南瓜を集めて小屋に収納した。小ぶりではあるが数は結構あった。問題は美味しいかどうかである。

2013年9月25日水曜日

秋のコンサート

 「志摩ギターの会」第14回定例コンサートの日が決まった。会場を押さえることと広垣氏のスケジュールの調整が出来、来る11月9日(土)19:00~いつもの阿児アリーナで開催する予定だ。他の楽器とのコラボも考えたがギターとのマッチングの問題や演奏者同士の練習時間の問題もあり見送りになりそうだ。
 私と言えば、畑の小屋が完成するまではこちらの方にどうしても主眼が置かれてしまう。今日はお茶を持っていったら生コン車が横付けになっていて土間や周囲にコンクリートを流し込んでいた。熟練の匠の仕事は手に持ったコテでならしていくのだが瞬く間に鏡面のように滑らかになる。

玉葱を吊すスペース
夜間に降雨があるかもしれないと言うことなのでブルーシートで養生してくれていた。私も見ているだけと言うわけにも行かないので昨日の続きと言うことで南瓜の蔓を全て取り去った。耕耘機に給油して蔓を撤去した後を耕してきた。形は小さいが蔓に隠れていた南瓜が沢山出てきた。まだ放置してあるが冬至南瓜として保存できるかもしれない。

2013年9月24日火曜日

芋櫃の形が見えてきた。

今日は左官工事の二日目でモルタルを塗り芋櫃は形が見えてきた。深さがあり櫃の中では立って収納作業が出来る。

芋櫃にしては深さがある
三時のお茶を届けに行ったらちょうど建具屋さんが来てくれていた。奥の居住スペースの引き戸や押入の戸を取り付けてくれている最中だった。芋櫃の上には板が何枚か置かれこの土間はフラットになる。この上にちょっとしたテーブルを置いても良いかもしれない。
 夕方にかけて撒水をして伸び放題になっていた南瓜の蔓をかたづけた。かなり勢力を伸ばしていたので半分しかできなかったが蔓の間から第二弾の南瓜がゴロゴロと出てきた。偶然だが妹夫婦も見に来てくれたのでナスやピーマンそしてとれたての南瓜を持っていってもらった。

戸が入った