2009年8月8日土曜日

日照不足?

 今年こそはと張り切ってスイカ栽培に挑戦したのですが、7月の終わりころから葉や茎が痛み始めたくさん実っていたのですが、完熟手前で元気がなくなってしまいました。何とか食べられるのですが、どうも私のイメージするスイカとは少々違いました。(糖度が低いのです。)
 今日は久しぶりのお天気に恵まれました。早速畑に向かい、弱りきったスイカ畑と瓜畑をリストラしました。黒マルチで地面をカバーし、蔓が絡むようにその上に海苔網を張り、さらにカラスなどの動物から守るために防鳥ネットを張り巡らせていたのです。これだけの施設(?)を取り去るのに半日かかりました。この計算外の結果について今のところ長かった梅雨と日照不足、過度の湿気を疑っています。とにかく梅雨は平年並みにあがって欲しかったですねえ。
 午後から周囲の草刈をしました。山から笹が渡ってきて、これが畑に侵入すると取り除くのが大変なのです。また、風通しの悪くなるのは近くに植えてあるキュイや栗の木にも宜しくありません。
 作業の途中あまりにも暑いので木陰で休もうと畑に戻ったのでした。腰を下ろす前に以前から気になっていた茶の木を一株切り始めたときマムシが一匹でてきたのです。草刈機を抱えていたのでそれを下において鍬を取りにいき追いかけたのですが、逃げられてしまいました。遠くに逃げられたのではなく、うまく隠れられてしまったのです。その周辺を徹底的に除草したのですが、ついに見つけることはできませんでした。仕方なく、残った茶の木を切りかけたとき、何ともう一匹出てきたのです。出てきたというよりも尻尾の方を5センチほど草刈機で切り取られた状態で出てきたのです。それでも先のマムシと同じ方向に逃げ出したので、今回は用意してあった鍬で押さえつけて昇天させました。
 普通、マムシは夫婦でいるとはよく言われますが、小さな茶の木の根元で仲良く暑さをしのいでいたのでしょうね。こんなところに何も知らずに不意に手でも差し入れたら噛まれてしまうでしょうね。今日は小豆の世話をしたり、ワケギを植えたりしていたので何度かこのあたりを歩いていました。夏とはいえ、農作業に長靴は必需品ですね。(必ず履いていますが・・・)
 マムシは怖いとは思いませんが、噛まれるのはお断りですね。ここで野菜作りを楽しむにはマムシの生態をよく知らねばなりません。共存はしたくないのですが、近くの畑のおじさんの話はその意味では参考になります。この方からは、鬱蒼と茂った草むらには案外いないこと、去年と同じところにいること等、経験に基づく知識を得ています。今は、マムシに噛まれて死んだという話はあまり聞きませんが、昔の話は誇張されて伝わっています。噛まれたシチュエーションは違いますが(これが案外大げさに伝えられているのですが、おそらく子どもたちに不用意にマムシに噛まれるようなところに行かないようにという教育の一種だったのでしょうね。私もこのような教育を受けて育っています。)、いずれも手当が遅れたり、病院に行かなかったことが死因のようです。でも血清で治療すると二度目に噛まれたときは効果がないようですから気をつけたいものですね。
 とはいえ、今日は茄子、シシトウ、ピーマン、かぼちゃ、オクラ、きゅうりを収穫して帰ってきました。サツマイモの試掘りを先週してかなり大きくなっていたので掘ろうと思ったのですが、今日は暑さとマムシ退治で次回に先送りとなりました。