2008年5月31日土曜日

ヴァイオリン協奏曲ニ短調 ラ・フォリア

 私はコレルリのヴァイオリン協奏曲ニ短調 作品15の2「ラ・フォリア」を学生の頃からギター二重奏で楽しんできた。ギターのDuoへの編曲は原曲のイメージはそのままだけど全く忠実に書かれたものではなくしばらく元の曲は何だろうと思っていた。フォリアといえばスペインの三拍子系のダンスでサラバンドなどの親戚だと思っていた。学生の頃は豊橋市出身のI君や、今や雲の上の存在になってしまっている藤井敬吾君をつかまえて(身の程知らずの厚かましさ)部室でよく弾いたものだった。最近といっても10年も前の話になるが伊勢市の広垣氏の主宰していた「伊勢ギター友の会」で演奏させていただいた事がある。
 グリュミオーのvln演奏で今は楽しんでいる。作曲家コレルリ(1653-1713)は当時かなり高名な音楽家であったらしい。この曲は1700年にローマで出版された作品5の12番にあたる。主題と22の変奏からなっているが聴いていてとても楽しい。また、ギターの編曲ではいろんな演奏(トレモロ、ピチカート)やメロディの掛け合いがあり、これもまた気軽に楽しめる。
 今日は外に出られないので音楽を聴いていた。

2008年5月29日木曜日

梅雨?

 よく降りましたわ。梅雨のはしりですかね。雨量はともかくこの辺りで菜園を始めようとすると風対策をきちんとしておかねば話になりません。今日は仕事の帰りに畑を見てきました。職場には上司を始め、まだ居残っている方々がいたのですが「そんなの関係ねえ!」
 私、思うのですが定刻を過ぎたら自分のモードに切り替えてもっと時間を有意義に使わなきゃってね。人生、何のために生きるのでしょうね???効率を上げ、かつIT機器を有効利用すれば短時間で多くの仕事をこなし定時に切り上げアフターファィブを楽しめるのになあ。合掌!!!
 かくして、私めのパラダイスでもある畑に行って来ました。何のことはない、トウモロコシは倒れているしピーマンも地面と平行状態になっているし、雨で雑草は元気を取り戻しているし。そんなことを言っていてもしょうがないのでキュウリとレタスを収穫して倒れた野菜たちを起こしてきました。
 週末、本格的に手入れをしたいのですがどうも雨模様。ジャガイモも収穫しなければならないのに気にかかります。本業どころではないですなあ。

2008年5月28日水曜日

仕事帰りにちょっと寄り道

 昨日のことになりますが今村信悟さんのライブを楽しんできました。四国は今治市出身のミュージシャンです。ちょっと気になっていた「コンドルは飛んでいく」という名のコーヒーショップが会場でした。道路から離れた、よほど気を付けて見ていないと存在すら気づくことのない隠れ家のような喫茶店です。
 ボサノヴァ・ポップス・ジャズのプログラムなので自分のやっているクラシカルギターとはジャンルが違うのですが友人のT氏からお誘いのメールをいただいていたことと、一本のギターでどのように音楽を表現されるのか興味があったので行って来ました。
 ギターを楽しむ会の仲間も何人か見えていました。中でも今回世話役の労をとっていただいたN氏に再会できたのは幸いでした。
 志摩の地でも仕事帰りにちょっと音楽を聴きに立ち寄れる場があるといいなあと思いながら帰路につきました。

2008年5月26日月曜日

キュウリの初物とラフマニノフ

 一昨日ジャガイモと一緒に収穫したキュウリを食べてみました。地這いのキュウリは種から苗を育てるのですが蔓性のものは苗を購入しています。そのキュウリが実を付けました。昨日のジャガイモではないですがやはり美味さが違います。アミノ酸系の味がするような気がしてなりません。また、好き嫌いは有るかも知れませんが鼻から抜けるキュウリ本来の風味も市販のものとは違うように思えるのです。
 そのうち食べきれないほど実ってくる頃には見向きもしなくなるのですが今は愛おしむように歯ごたえを楽しんでいます。

 昨晩はN響アワーを楽しみました。ラフマニノフのピアノコンチェルトの2番でした。この曲との出会いは未だ二十歳になる前だったのですが三楽章の美しさは忘れられません。この日は中村紘子さんの演奏でしたが私はLPレコードですがリヒテル、アシュケナージ、ポンティ等の演奏したものを持っています。時々無性に聞き返したくなる音楽の一つですね。

2008年5月25日日曜日

ジャガイモの試掘

 日本は南北に長い国なので作物の収穫時期にもかなりの時間的なラグが有りそうです。詳しいことはわかりませんが、ここ志摩地方では二月に種芋を植え付け入梅の前に収穫するのが習わしでした。私の先代までずうっとこのように栽培していました。近年のことですが近所の農家の方からクリスマスの頃に植えてみては?というアドバイスをいただき実行してみると大きな芋が採れたのです。大げさかもしれませんがリンゴくらいのものが土の中からゴロゴロと出てくるのです。
 今年も12月下旬に植え付けました。ただし芽がたくさん出たときに芽かを怠けてしまったので大きさは期待できません。というわけで昨日、雨が降る前に試掘してみました。早めに人様に差し上げようと思っています。小さなものはそのまま茹でて塩やマヨネーズをつけて食べたりして楽しみました。新ジャガ独特の美味さに毎年感動しています。
 私、思うのですが肥料とか栽培方法以外に畑の土によって味が左右されるのではないかと。自画自賛するのでは無いですが、この畑で採れたジャガイモやサツマイモ以上に美味いと思った芋が無いのです。
 今年は男爵・メークィーン・アンデスの・・・(赤い芋)・それから紫の芋(これは初めて栽培しました。)この最後の紫色の芋が食味が栗に似ていて思っていた以上に美味いのです。

 これから一人で収穫にはなかなか労力を要しますので、何回かに分けて梅雨前まで掘り続けます。
明日からまた仕事ですが、今度の土日にはぼちぼち琵琶やキュウリの収穫と除草をしなければなりません。

2008年5月24日土曜日

LPレコードの外袋

 昨日LPレコードの外袋を求めました。
 個人的にはクラシカルギターを趣味にしていますが、同時にクラシック音楽を聴くことも楽しみの一つにしています。音楽ソースの中にLPレコードが有りますがCDが登場してから瞬く間に店頭から駆逐されてしまった感があります。今ではそのCDショップも危機に瀕しているようですね。
 私、時の流れに逆らっているわけでもないのですが、LPレコードも大切に手入れをし聴いています。考えてみれば何百億枚以上のLPが生産され、それらが廃棄されたか個人の棚に聴かれることもなく眠ってしまっているのですから勿体ない話です。もっと物を大切にしたいものです。
 取り扱いの手間や再生機器のことを考えると確かに煩わしさを感じるのですが過去のレコードが全てCD化されているとは言えないと思うのです。少なくとも過去の名盤をCDで求めようとしても困難なものがあります。特にマイナーな趣味のものについてはそれが言えるように思います。(ギター、リュート音楽、バロック・ルネサンスのような古楽・・・)
 レコードのことはまたいつか語るとして、この前からバランスウオッシャーとビスコでレコードの手入れをしていたら外袋がかなり痛んでいることが気になり出しました。レコードに埃は大敵なことはわかっていますが、どうもビニルの袋が経年劣化で茶色くなりかけていました。私、喫煙者でもあるのでなおさらです。特に煙やヤニは静電気で引きつけられてしまうようです。こうなれば矢も楯もたまらずネットで注文してしまいました。一昔前なら入手はあきらめざるを得なかったのですが今はたとえ田舎に暮らしていても簡単に買い物が出来る時代になりましたね。
 そんなわけで、古きコレクションたちを新しい着物に着せ替えました。ますます愛着がわいてきましたね。
 

2008年5月21日水曜日

えっ!楽譜が無料で?

 今日、学生時代の先輩のブログを覗いていたらシューベルトのアベマリアの楽譜が紹介されていました。最近、ギターと他の楽器やソプラノとの合わせ物の楽譜を物色していたところなので早速このURLにアクセスしてみました。
http://www.free-scores.com/download-sheet-music.php?pdf=4995
何と多くの楽譜がPDFのファイルで公開されていたのです。
 私目、ダボハゼが餌に食らいつくようにDLしてしまいました。中でもバリオスの曲は少しのためらいもなく全部いただいてしまいました。著作権もありそんなに安価に買える物でもないのにねえ・・・ごっちゃまになります。
 明日はそっと鞄に忍ばせて職場に持参し、昼休みにはにんまりと眺めてみようと思っています。
 蛇足ながら、一般のコンサートではなかなか耳にする機会も少ないのですがバリオス=マンゴレの作品はお薦めです。YouTubeでも聴けますがジョン=ウイリアムズの演奏は素晴らしいです。私も彼が来日した時、大阪まで聴きに行ったことがありますがあのコンサートの感動は忘れられません。PAを使用したり使っているスモールマンの楽器の好みはともかく深い感銘を受けました。

今日からブログを始めました。よろしくね!

 今晩は、今日からブログを始めました。
 志摩の地で「志摩ギターを楽しむ会」を主宰しています。まだ始めたばかりで年に二回ほどのささやかなコンサートを企画しています。会員制を取っていて、今のところ約30人ほどの仲間がいます。
 ギターといってもクラシカルギターの演奏が中心で伊勢市に在住のH氏をメインゲストに毎回コンサートを企画しています。将来的には広く演奏者を募ったり他の楽器やボーカルとの組み合わせなども視野に入れています。大きな組織ではありませんが細く長く音楽を楽しんで行きたいと思っています。