2011年1月24日月曜日

ケチなことですが

 数年来アスペルガー症候群の人々のことについて話を聞きに行ったり書物に目を通したりしてきている。 近年この分野への研究が進み今まで理解できなかったことが私なりに納得できるようになってきた。無知と言うことで世間からないがしろにされてきたことも残念であるが、彼らの中には天才と言われてきた人が多いことに驚かされる。
 そんな中アナログのLPレコードでは何枚か所有していたのだが先日Glenn GouldのCDを購入した。廉価な10枚セットのものである。若い頃友人にGouldの演奏の素晴らしさを教えられていたが、当時は演奏中にうなり声をあげているものには何か違和感を感じていた。最近書物で彼の生い立ちや生き様を知るようになってから俄然興味を持ち始めた。もちろん定番のGoldberg-Variationの魅力はさることながら、彼の演奏をいろいろと聴いてみることにした。
 さて、この10枚セットのことなのだが、Boxに入っていて紙のジャケット入りだった。それもおまけにすこぶる窮屈そうに入れられていて、取り出すとき余程手が清潔でない限り手垢や指紋が付いてしまう。一計を案じ、100円ショップでケースを購入してきた。スキャナーでジャケットを取り込み光沢紙にプリントし画像のようなものに仕上げた。少しばかり手間はかかるが違和感のない出来映えとなった。ケチなことだがやってみる価値はあると思った。

2011年1月23日日曜日

たくあんの漬け物

 大根がたくさん採れ、知人へのお裾分けも終わった。残りは穴を掘って
保存をしたのだが、畑にはそのまま残っているものもある。
 この野菜の名前の由来のごとくどんな方法で調理をしてもお腹をこわすことはないようだ。生はもちろん炊いても柔らかく美味しいものである。私も一通りの調理法で楽しんだが、一昨年に作った即席漬けを作ってみた。3㎏の大根に対して砂糖250㌘、塩100㌘、酒、酢各100cc程度の加減で調味液を作り、ジッパー付きのビニル袋に入れ3日くらい冷蔵庫で寝かせた。好みで唐辛子やユズを加えると良い。畑にはユズがまだまだたわわに実っていたので、ユズ風味も試してみた。
 歯触りもよく、鮮度のある漬け物が楽しめた。
 昨日、畑仕事を終えたあと路傍にあったクチナシの実を採った。このまま放っておくと最後は野鳥の餌になってしまうものだ。昔は天然の黄色色素として餅などに加えていたものだが、今は誰も見向きもしない。むしろ初夏に香る白い花の方が感心を持たれているかも知れない。
 と言うことで、即席たくあん漬けをもう一度作ってみることにした。前回は、プレーンなものとユズ風味のものであったが、今回はこのクチナシの実で黄色く着色してみようと思っている。ちなみに私の知人は漢方薬としてこの実を利用しているそうである。