2009年10月24日土曜日

サツマイモを掘っていたら

 昨日阿児町安乗に行く機会がありました。この地では昔から「きんこ」と言われる干し芋を作っていました。「きんこ」とはナマコの別称で色、形が製品と似ていたことが名前の由来だと言うことです。さて、安乗でおばちゃんたちが芋を掘っていたので私の菜園でも今日芋を掘りました。地面に張り付いた芋蔓を鎌で刈り取り去り、マルチングの下から芋を掘り出すのですが、ここに何と、「秋マムシ」が居たのでした。鍬を持ってきて頭を押さえつけようとしましたが、マムシは体を丸めファイティングポーズをとるではありませんか。グイッと押さえつけ頭に一撃を加えたら戦意も失せたようであえなく昇天ということになりました。生命力は強いので胴体の方はまだまだ動いていましたけれどね。よく観察していましたが、鍬のエッジに大きく口を開き噛みついていました。口は180度くらいは開くのですね。知らずに手で掴んでしまったら毒牙で大変なことになっていたかも知れません。
 気を取り直し、タマネギの植え付けの準備とイチジクの苗を植えて帰ってきました。午後からは雨になりました。

2009年10月20日火曜日

資料を送っていただく

 先日某会議で知人に会うことが出来た。私はどうしても知りたいことがあったので、その書籍のある部分をコピーして送ってくれるようにご無理をお願いした。昨今は電子化されたデータをDLすれば事足りることが多いのであるが、自分の好奇心を徹底的に満足させるには不十分なことがある。
 彼は非常に几帳面な方なのでペーパーの四隅もきちんと整えられ、短い手紙が添えられていた。
深謝、深謝!

2009年10月17日土曜日

コンサート帰り

 今日は鳥羽市相差町で加藤丈晴氏のコンサートがあった。この地在住の中村氏(相差ギターを楽しむ会主宰)が企画してくださったものであった。鳥羽磯部漁協女性等活動拠点という名の施設が会場であった。以前お邪魔したときは海女活動センター(?)というような名称だったと思う。ちょうど町の公民館の多目的ホールと言った方が適切であるかも知れない。中村氏はコンパネとブロックを組み合わせステージまで手作りしてくださっていた。いつもながら熱意には頭が下がる。
 演奏はタルレガの曲をメインに据えたなじみ深いプログラムであった。加藤氏は普段はサラリーマンとして仕事を持たれていると言うことであった。なかなか帰宅後の練習時間が確保できないという事情も演奏の合間に語ってくれた。演奏が終わったとき、私の後ろの席から「ブラボー」が聞こえた。
 私はアンコールで演奏された「ゆりかご」に新鮮な感動を覚えた。ずいぶん昔の話になるがこの曲も弾いたことがあったが、加藤氏の演奏は一音一音細部にわたるまで神経が行き届き音色もこれ以上美しいものはないというところまで一粒一粒の音を磨き抜かれていた。難度は決して高くはないと思うが端正さに加えて爽やかさを醸し出してくれていた。私も負けずに「ブラボー!」

2009年10月15日木曜日

育つだろうか?

 今年の秋は果物の苗木を是非植え付けようと考えていました。キウイ、柿、栗、プラム、ミカンは植えてあるのですが野菜ばかりではと思い種類を増やすことにしました。
 先週、桃(白鳳)梨(幸水と豊水・・・これは受粉樹の関係で二種類を植える必要があるようです。)ネーブル(幼いとき祖父の家に植えられていて楽しみでした。)甘夏(先代を枯らしてしまったのでした。)等です。余裕があればブドウやイチジクもと考えています。少し欲張りのように思いますが、果樹は実をつけるまでの管理が難しいと常々思っているのです。今まで何本も植えて枯らしてきた経験から言えることなのです。
 最近やっと剪定をしたり樹形を整えたりすることがわかりかけてきました。今回ばかりは気合いを入れて手入れをしなければ。
 
 この前津市の辺りまで行く機会がありました。志摩ではサツマイモ畑が目立つのですが伊勢平野では様相が違っているように思えたのです。私の子どものころは、草押さえに芋でも植えておこうということを聞いたことがあります。サツマイモも確かに美味しいのですが芋ばかりでは何か夢がないような気がしたので今回の植樹になったわけです。

 そんなわけで、手に入れた苗木たちを50㎝くらいの丈に切りつめ畑の周囲の空いているところに植えてきました。

第6回のコンサート

志摩ギターを楽しむ会 
例会 第6回ギターコンサートを下記の要領で開催します。
実は、会員の皆様には案内を発送済みなのですが、私のブログには内容までは載せてありませんでした。会員に参加してくださっているN氏のブログで当日の内容を紹介していただきました。感謝感謝です。
日 時:2009年11月7日(土曜日)
     午後6時30分開場
     開演7時00分
場 所:阿児アリーナ ミーティングルーム
会 費:500円(中学生以下 無料 ※年会費は1000円)
    ・・・今年度後期分ということです。
    既会員の方は受付で○を記していただきご入場下さい。
連絡先:fumiu@shima.mctv.ne.jp

☆プログラム☆:

ギターソロ 小林恵子さん        
グリーンスリーブズ        
魔笛の主題による変奏曲        
                他

ギター二重奏 
広垣 進さん  吉川 伸幸さん        
スペインと中南米の民謡集より (レン・ウィリアムズ編)

ギターソロ  井本一郎さん        
Dr.井本 音楽プレゼント


ギターソロ  広垣 進むさん        
カノン(バッヘルベル)        
ソナタ ロ短調(チマローザ)        
シャコンヌ ニ短調(バッハ)        
赤とんぼ(山田耕作)        
さくらの主題による変奏曲

 以上なのですが、Dr.Imotoは未だ不確定なのです。個人的には楽器の話など蘊蓄を味わい深い語り口で頂戴できると嬉しいのですがねえ。
 私、今回のコンサートでは小林さんの「モーツァルトの魔笛の主題による変奏曲 Sor」や広垣さんの「シャコンヌ J.S.Bach」に期待しています。ご両人とも毎回とてもプログラムには配慮を頂いています。身近な人によるこれらの大曲の演奏は聞き逃すわけにはまいりません。

2009年10月11日日曜日

台風の後始末



 10年ぶりという大きな台風がこの地を襲ってきました。我が家もはなれのヒサシに被害を受けました。菜園を翌日に見に行きたかったのですが最近日が落ちるのも早くなり仕事帰りに立ち寄るというわけには行かなくなりました。


 10日の土曜日に見に行ったのですが、鳥対策に張ってあったネットは傾き、ミカンの木は根本がグラグラ、9月の日照りからやっと息を吹き返した里芋は葉が千切れたり、やっと順調に育ち始めた野菜たちは暴風雨により塩で揉んだようになっていました。



 結局、一日がかりで修復に取りかかりました。

まず、イノシシ対策に張り巡らせてある電気柵が傾いていたり弛んでいたのでこれを修理。ハクビシンor狸対策のネットをこれまた張り直し進入できないようにしました。一つが片づくと次から次へと仕事が出てきます。

 里芋やジャガイモに土を寄せ、白菜にかけてある寒冷紗を張り直し、この風で完全に駄目になったシシトウ、ピーマン、なす、ゴーヤを片付け、まるで大掃除をしているような状況でした。

 この台風では、雨水もたくさん降りましたので畝までは切れてしまうことはなかったのですが土は流されていました。恐らく肥料分も流失したことでしょう。これをまた人力で元の状態にかえすのは大仕事です。

 楽しみにしている山芋は丈夫なのですが、棚が地面についてしまっていました。あと一ヶ月あまりで収穫になりますが普通に路地でも栽培できるのでこれはこのままにしておくことにしました。

 動物に作物を持って行かれるのは悔しいものですが、台風の場合はそれほど精神的な痛手はありませんでした。これは自分自身納得済みの自然現象だからでしょうか・・・


 とは言うものの、今季最後の栗拾いをしたりショウガや柚を採ったりサツマイモを掘ったりして畑の恵みもいただいてこの日は終わりました。
 上の写真は修復前、下は修復後 日も傾いて来ているのがおわかりでしょうか?。

2009年10月7日水曜日

お天気は・・・

 長く悩まされ続けた日照りも解消したと思ったら秋雨前線の影響で先週は殆ど雨天が続きました。急遽手に入れた水槽も満杯状態です。そこまでは良かったのですが今度は台風18号の影響でかなり大量の雨が降っています。

 さて、自給自足のことになりますがカラカラに乾いた畑に毎日水を撒き続けた結果、葉大根を無事に収穫しました。この時期害虫が気になるので不織布ですっぽり覆いをしてありました。昨年は栗は10月になってから収穫していたのですが今年は9月下旬から拾い始めました。毎日両方のポケットに入りきらないほどの収穫が10日くらい続きました。カボチャやゴーヤの整理をしたところ、気がつかないところにコロコロと転がっていました。これは嬉しい誤算でした。生姜を抜いたり黒豆(枝豆でいただきます)をとったりカブや小松菜の間引きをしたりサツマイモを掘ったり籠はいつもいっぱいになります。そうそう、この前落花生の収穫も終え何とか日干しの作業も終わりました。


 雨のことでブツブツ言っていますが、秋~冬野菜も順調にこの雨で育っています。
上の写真はツクネイモ(山芋)下は白菜やブロッコリーを害虫からまもっています。画面奥は黒豆、サツマイモ、更に奥は枇杷と栗の木です。