2012年3月29日木曜日

志摩ギターを楽しむ会案内状発送

今日この春4月14日(土)に予定している 「志摩ギターを楽しむ会」第11回コンサートの案内葉書を投函してきた。いつも封筒にチラシを同封しているのだが今回は経費節減のため葉書にした。

 今回は吉川氏が多忙のため出演が叶わなかったが広垣氏・小林氏によるデュオが実現した。音色やタッチの差異はあるがご両人の特色をどのように融合され音楽作りをされるのか楽しみである。現段階では未だ最終的な曲目は決まっていないとの連絡を受けている。

 広垣氏はバッハのチェロ組曲第3番やシャコンヌ ハ長調 ~カルリの和声進行に基づく~(広垣編)等意欲的な聴き応えのある曲をメインに用意してもらっている。また、小林氏は6月に近隣の小学校からオファーのあった出前コンサートのための曲を弾いてくださると言うことだ。

 Dr.Imoto氏はブログでギターを練習されていることが書かれているが、演奏の間に挟まれる洒脱なトークが毎回楽しみである。

 さて、今回は開催時期を少し早めてみた。4月中は異動を始め何かと気ぜわしい時期なので今まで5月に行っていたが茶摘等の農繁期に差し掛かるので夜のコンサートと言えゆとりを持って音楽に聴き浸ることが難しいのではと思った。どちらにしても一長一短があるわけだが今年度は後者を選択してみた。

 私自身、今の間に計画的に農作業を片づけるべくお彼岸を過ぎたあたりから種蒔きや畑の耕耘・施肥等を始めている。

 昨年は聴きに来て下さった会員数が若干少なかったので今年度は是非とも顔の広い谷川原氏にもお願いして会の組織の強化も図らねばと思っている。

2012年3月23日金曜日

CDプレーヤーの修理

晴耕雨聴が目下のところ私が理想とするライフスタイルであるが、農作業も寒さのせいにしてサボりがちの昨今である。
 さて、事の発端は今年になってから制作したスピーカーのエージングであった。このスピーカーは塩ビ管とファンネルダクトを組み合わせたもので予想の他高機能である。口径8㎝のTBフルレンジSPを搭載し容積は正確には測っていないが4.5㍑くらいのものである。定位感もよく低域から広域まで音を再現してくれている。BachのパッサカリアとフーガBWV582のオルガンの音も何とか再生できている。判官贔屓ではあるが30㎝のウーファーを搭載した3wayのスピーカーと比べてもさほど遜色はない。少し管の癖はあるものの昨年作成した同じ構造を持った木製のエンクロージャーとも比肩するものだと感じている。
 まだまだ改良の余地はあるがその前にエージングの時間を取りたいと思った。 BGMの感覚で軽く聞き流せるものをと思いTelemannのCDセットを購入した。ボックス入りで極めて無駄をはぶいたもので、一枚毎のディスクは紙製になっている。場所も取らず廉価で喜んでいたが音色の良さと演奏が期待以上だったので驚いてしまった。テレマンと言えば今までターフェルムジーク程度しか所有していなかったし、どちらかと言えば同時代のバッハやヘンデルの方に親しみを感じていた。軽い気持ちで29枚のCDを入手したのだが聴いていて飽きない。
 さて、購入はエージング目的であったのだが、CDプレーヤーの調子がよろしくないことが判明した。音が飛んでしまい同じところを繰り返し演奏してしまう不具合が生じた。簡単なメンテはやってきたが、ピックアップの調整等は私のようなアマチュアには無理だと思っていて、この慣れ親しんだ機械ともこれでお別れかと思ってしまった。意を決しダメ元で蓋を外し先ずは今までクリーナーで清掃していたレンズをアルコールで拭いてみた。乾式でクリーニングしている分には問題がないが、湿式でするとどうしても汚れが付着してしまうと聞いたことがある。この際徹底的にレンズの汚れを取ることにした。ところが音を出して
みると音飛びの症状は改善されなかった。原因は他にあることに間違いないと思った。中をよく観察してみると、見た目にも硬化していそうな古いグリースが埃と一緒に固まっていた。これを綿棒に染みこませたアルコールで優しく丁寧に拭き取りグリースアップを図った。予想は的中し今までの音飛びが嘘のように消え機能は元通り回復した。何かしら達成感やら成就感を感じる瞬間であった。

 極小の記録媒体に音楽を保存しそれを持ち歩く時代ではあるがヘッドフォーンやイアフォーンで音楽を聴く気にはなれない。ゆったりとした気分で体全体で音楽に聴き浸りたいと思っている。古いオーディオ装置で部屋の空間は圧迫されているがまだまだ十分使用に耐えるものはなるべく修理し大事に使っていきたいと思う。生き返ったCDプレーヤーにはまた愛着が増してきたように思う。











2012年3月21日水曜日

春の仕事

今日はトウモロコシを植え付ける予定の畝に堆肥を運んだ。毎年2㌧車で3台分の牛糞を畑の入り口に積み上げてもらっているが、今年は堆肥の集積場の奥に小屋を建てる予定をしている。入り口付近を片づける必要に迫られ昨年からつんであった堆肥を鋤き込む事にした。それでも余りがあったので里芋予定地にも鋤き込んだ。

 トウモロコシは家で苗を育てているがまだまだ時間に余裕があるが、里芋は一気に今日、畝を作り上げた。牛糞運びも逐一スコップで一輪車に積み込み人力で運ぶので重労働である。疲労の事を考えるとこのあたりでストップしておくといいのだが時間があるとついオーバーワークになってしまう。畝はひととおり耕耘機で立てるのだがどうしても最後の仕上げは鍬で整えてしまっている。ひと鍬ですくい上げる土の質量は知れているが、全体となるとかなりの量である。腕と腰に負担がかかることはわかっていたが、やってしまったのである。去年は中耕や追肥、芽かきと手間をかけて栽培したが、今年はマルチを被せて作業量を減らそうと考えている。それと、この場所は過去にマムシが出没した場所なので夏場に雑草が蔓延るのを出来
るだけ避けたいと思ったからである。
 先週、小松菜等の種を蒔いて不織布でカバーしておいたのだがお彼岸を過ぎると発芽も早まるとつくづく感心した。人参やほうれん草は芽吹きもないがアブラナ科の植物は育てやすいものだと思った。

 昼弁当を食べながら(海苔弁、卵焼き、漬け物、干物といったシンプルなメニューだが何よりのご馳走で身もだえするくらい美味いのである。)ふとB君のことを思いだした。そういえば彼からは以前、味噌汁の具のオファーがあったのだがなかなか差し上げる機会が無いままになっていた。ネギと大根と小松菜とブロッコリー(頂蕾は収穫も済んでいるので脇蕾)を収穫した。朝餉は彼の担当という話だったので適当な量を差し上げることにした。

 朝、家を出たときは堆肥運びだけと思っていたのだが予定の倍以上の仕事になってしまった。野良に出るとこの季節、次から次へと仕事がでてくるものだ。





2012年3月14日水曜日

春野菜の種蒔き



 昨晩はよく冷えたみたいでせっかく芽吹いたジャガイモが霜害に遭っていた。またしばらく経つと次から次へと新しい芽が出てくるのでそれほど気にはならないが、今年は本格的な春の訪れが遅くなりそうだ。週末には雨が降るという予報なので今日は春蒔きの野菜を植え付けてきた。

一昨日春大根とゴボウを植えたので続編として人参、ほうれん草、小松菜、チンゲンサイ、しろ菜、体菜の種を蒔いてきた。雨後、来週は気温が上昇すると言うことなので発芽は問題ないと思う。今回Phを計ったら6あったので苦土石灰は施さずに堆肥と化成肥料を10日ほど前に鋤き込んで於いた。畝を立てて種を蒔き不織布でカバーしておいた。昨今時として100㎜以上の雨が一晩で降ることがある。蒔いた種はそれほど厚く土を被せていないので不織布は有効だと思っている。


 一昨日、野良に出てると道から私を呼ぶ声がした。聞けば行方不明者を捜していると言うことだった。このお年寄りは10日から行方がわからないそうである。かれこれ4日が経つが軽装で家を出ているので安否が気にかかる。