2013年9月30日月曜日

アフターケア

 支払いが済み、鍵もいただき引き渡しが既に済んでいるが、今日は小屋の周囲に砕石をひいてあげると言って夕方T君がやってきた。それだけではなく入り口の引き戸と網戸の調整もしてくれた。さらに地下の芋櫃の板が湿気で開閉が引っかかっていたのでこれも削って調整してくれた。
 


軒下に砕石が敷かれた
小屋の周囲軒下の砕石は畑に召した部分だけだと思っていたがぐるっと一周にわたって敷きつめてくれた。雑草対策と泥はね対策ということだ。
 余談だが、奥の居住スペースは壁は木で覆われているが以外と音の反響が強く感じた。ここで音楽を楽しむには何らかの対策をしなければならないと思った。反響の一因はこの芋櫃にあるのかもしれない。

芋櫃には厚い杉板がはめられている


屋根裏倉庫へは梯子で
どうしても厚みのある杉板は歪みが出てしまうらしい。コンクリートの水分も未だ残っていると思われるし櫃内の湿度は高いはずだ。しかしこの板を外して乾燥させるのが一番良いのだが入り口にあるのでうっかり櫃へ転落したら大変なことになる。
 屋根裏倉庫へ梯子をかけて登ってみたが流石にここは暑くて我慢できない。用途は限られる。

ドラム缶の焼却炉
T君、ゴミが燃える様子を見たそうにしていたが少し風があったことと先日剪定した木の枝が乾燥不十分だったため火は入れなかった。
 私と言えば、今日は白菜・レタス・キャベツ・春菊等の苗を定植した。虫に食べられないようにカバーでしっかりと防御してきた。
明日からしばらく水やりが続く。



2013年9月29日日曜日

ひとまず完成

 畑の小屋も今日でひとまず完成した。ひとまずというのは私がこれからしなければならない事がかなり残っていると言うことだ。全てT君にやってもらうと私の楽しみもなくなるのでDIYで出来る範囲のことは残してもらっている。それにしても細部まで痒いところに手が届くような仕事をしてくれた。例えば畑に面した南側の窓には雨戸を付けてくれているが強風対策として閂が用意されているし雨戸を跳ね上げておく仕組みも工夫してくれている。

強風対策
居住スペースであるが私当初は四畳半ほどの広さがあれば十分だと思っていた。しかし出来上がってみると八畳の部屋になっていた。今まで芋櫃のコンクリートを打ったりしていたのでこの部屋には入っていなかったが今日初めて入った。あくまでも畑小屋なので使い方を間違えてはいけないが、趣味の部屋になる可能性は大きい。

部屋からの眺め
窓は画像の反対側(北側)にもあるので風通しは抜群である。内部の壁はこれからウレタン塗装してくれると言うことだ。細かい配慮と言えば画像の窓の遙か向こうに赤い物体(ドラム缶製焼却炉)があるが、これもT君の手製である。建設会社からドラム缶を無償でもらってくれて上部と下に開口部を作り内部には鉄筋で空気の入る所を自作してもらった。これで枯れ草や畑の野菜くずなどが焼却でき草木灰は肥料として畑に還元できる。


2013年9月27日金曜日

あと一日

 小屋も明日には完成の予定だ。たかが畑の小屋と思っていたが以外と時間がかかった。仕上がっていく過程を毎日見続けてきたが小屋とは思えないほど作り込まれている。
 

階段が付いた


排水管が埋められた
玉葱を吊すスペースには階段が付けられた。些細なことであるが雨後にどろんこになることはなくなった。殆ど炊事はしないが流しから排水できるように配水管が埋設され形も整ってきている。今日と明日は仕上げなどの作業をしてくれている。

芋櫃に板が被せられた。
芋類の地下収納庫に厚い杉板が用意された。板を持ち上げると梯子階段が設けられ、深さもあるので立って収納作業が出来る。
 お茶を出してから農作業も少し進めた。

南瓜の後
先日南瓜を撤去したが今日は耕耘して苦土石灰を鋤き込み土壌を中和した。何を植え付けるか迷っているが、空豆と玉葱を植えようと思っている。

大根・わけぎ・イチゴ
大工さんの作業場のすぐ前なので農作業は遅れがちだったが間隙を縫って蒔いた大根やワケギ、そして自分でランナーから育てたイチゴの苗が元気に育っている。

アンデスレッド
今年は秋ジャガの種を購入しなかったが小屋に残っていたアンデスレッドという品種のジャガイモを植えた。いつもデジマなどの専用種を植えているのだがこれも秋ジャガとして植えられると言うことを聞いたので試してみた。それほど期待はしていなかったが生育は良さそうだ。


2013年9月26日木曜日

ドラム缶三台設置

 畑小屋の工事もほぼ今週いっぱいで完成しそうだ。T君、最後の仕上げに取りかかってくれている。今日は雨樋の水が落ちていく部分に加工を加えドラム缶につなげてくれた。

雨水をドラム缶に導く
600㍑の雨水が三本のドラム缶に貯まることになる。いつも家から300㍑ずつタンクに入れて運んでいるが労力が省かれる。石も敷いてくれて蛇口まで付けてもらっている。
 昨日コンクリートを打ってもらっているが今日はまだ完全に固まっていないので中には入ることが出来ない。
スロープまで付いている
画像は入り口の部分だが昨日残ったコンクリートでスロープまで作ってもらっている。
 私と言えば、お茶を出した後昨日放置して帰った南瓜を集めて小屋に収納した。小ぶりではあるが数は結構あった。問題は美味しいかどうかである。

2013年9月25日水曜日

秋のコンサート

 「志摩ギターの会」第14回定例コンサートの日が決まった。会場を押さえることと広垣氏のスケジュールの調整が出来、来る11月9日(土)19:00~いつもの阿児アリーナで開催する予定だ。他の楽器とのコラボも考えたがギターとのマッチングの問題や演奏者同士の練習時間の問題もあり見送りになりそうだ。
 私と言えば、畑の小屋が完成するまではこちらの方にどうしても主眼が置かれてしまう。今日はお茶を持っていったら生コン車が横付けになっていて土間や周囲にコンクリートを流し込んでいた。熟練の匠の仕事は手に持ったコテでならしていくのだが瞬く間に鏡面のように滑らかになる。

玉葱を吊すスペース
夜間に降雨があるかもしれないと言うことなのでブルーシートで養生してくれていた。私も見ているだけと言うわけにも行かないので昨日の続きと言うことで南瓜の蔓を全て取り去った。耕耘機に給油して蔓を撤去した後を耕してきた。形は小さいが蔓に隠れていた南瓜が沢山出てきた。まだ放置してあるが冬至南瓜として保存できるかもしれない。

2013年9月24日火曜日

芋櫃の形が見えてきた。

今日は左官工事の二日目でモルタルを塗り芋櫃は形が見えてきた。深さがあり櫃の中では立って収納作業が出来る。

芋櫃にしては深さがある
三時のお茶を届けに行ったらちょうど建具屋さんが来てくれていた。奥の居住スペースの引き戸や押入の戸を取り付けてくれている最中だった。芋櫃の上には板が何枚か置かれこの土間はフラットになる。この上にちょっとしたテーブルを置いても良いかもしれない。
 夕方にかけて撒水をして伸び放題になっていた南瓜の蔓をかたづけた。かなり勢力を伸ばしていたので半分しかできなかったが蔓の間から第二弾の南瓜がゴロゴロと出てきた。偶然だが妹夫婦も見に来てくれたのでナスやピーマンそしてとれたての南瓜を持っていってもらった。

戸が入った

2013年9月23日月曜日

芋櫃の左官工事

今日から芋櫃の左官工事に入った。今時家庭菜園で芋類の保管庫まで作るようなことはないと思うが他にも用途があるかもしれないと言う思いでこの際作ることにした。

地下の空間
 先日まで重機で掘っただけの穴だったが先ずは朝から形をスコップで整えてもらった。

左官工事の始まり
今日は下塗りをしてもらったがこの畑は2㍍ほど掘ると粘土層が出てきて地下水が滲み出しているそうだ。防水と湿気対策が必要なので山土にセメントと石灰を混ぜたモルタルを用意してもらった。全てが手作業になるので仕事は大変だと思う。この作業には経験豊かなT君の父君も応援に駆けつけてくれた。

下塗りも大詰め
大人の身長に近い深さになったが下塗りも夕方には目途がついてきた。この作業にはT君も手こずっていたようだ。もうこの時代、地下の芋櫃の依頼はなく施工の経験も積んでいないだろうと思われる。
 菜園の仕事と言えば、この前の台風で確保した雨水は使い切ったので300㍑の水を持ち込み定植した野菜苗と芽生えたほうれん草等にたっぷりと撒水した。残りは水槽に貯め込んできたが数日で使い切ってしまうだろう。

 

2013年9月21日土曜日

今日は資材調達か?

 いつものようにお茶を届けに現場に行った。昨日資材を調達に行って来るという連絡を受けていたが、もしも来てくれていたらと言う思いがあったので様子を見に行って来た。昨日は外部の塗装をしてもらっていたがシロアリ対策の薬を塗布してからそのままになっていた木部もペンキが塗られていた。

軒下の木部の塗装
ここは玉葱を吊すスペースにしたいので庇を伸ばしてもらっているが横から吹き込んでくる雨は防ぐことは出来ないが農具などいろいろなものが置ける。農具をはじめいろいろなものが捨てきれず畑に持ち込まれている。うまく整頓して収納できるかどうかが課題だが・・・。
 既に入り口には鍵がかかっていて第三者は入れないが、私鍵をもらっているので中に入ってみた。まだ土間のところは工事中なので雑然としていて芋櫃の部分は大きな穴が掘られていて工事用の足場板でふさがれている。深さも私の身長以上あるので落ちてしまったら簡単にははい上がれない。月曜日からこの地下スペースの工事が始まる。コンクリートを打ち込み防水シートを張りさらに漆喰とコンクリートで頑丈な空間を作ってくれるようだ。上を見上げると屋根裏倉庫の入り口が見えている。

屋根裏への入り口
背を屈めなければ内部で自由に動けないが七畳半ほどの広さがある。昇降はT君特製の梯子を取り付けてもらえるようだ。

2013年9月20日金曜日

外側の仕上げ

 小屋の工事も細部の仕上げ段階に入っている。昨日は窓に網戸が入り自然の外気を取り込む開放感に期待を持ったが、今日はその窓全体に雨戸のようなものを設置してもらった。

雨戸
これで窓は外部からの様々な飛来物から防御される。小石や木の枝そして侵入物から内部を保護してもらうが南に面した畑側からの強風はどれくらいのものか予測がつかない。平地なので恐らく台風の襲来時には相当の風圧がかかるだろうと思う。その中に小石が混じっていたらガラスの窓では防ぎきれない。さらにT君は防犯のためにもこの窓は有効だと言ってくれている。近くに民家があるのでそれほど気にはなっていないが四六時中小屋に居るわけではないので必要なのかもしれない。
 畑の小屋なので外壁はガルバリウムの板を張ってもらっているが外に面した木部にはオレンジ色のペンキが塗られた。この色のコントラストは鮮やかだ。明日はT君、芋櫃用の資材(山砂等)調達に行ってくれる。芋櫃は深さが2㍍ほどあるが地下水が滲み出ていて不透シートで処理をしてコンクリートと湿気対策の漆喰で地下に空間を設けてくれる予定だ。この空間にはサツマイモ、里芋、山芋そして生姜を保存するつもりだが、竜巻を始めいろんな災害に備えたシェルターとしても使えそうだ。
 食卓に載せる野菜も採らねばと思いサツマイモ、生姜、ナス、ピーマン等を収穫し帰ってきた。

2013年9月19日木曜日

照明器具を付けてもらう

 小屋は日々完成に向かって進んでいる。今日は電気屋さんに来てもらい照明器具を付けてもらった。

照明器具が付いた
入り口から土間の部屋は未だ完成していないが今まで仮設の電源に頼っていたのだが中部電気の工事が入り部屋の灯りも使えるようになった。極端な話今夜から泊まろうと思えば可能になった。そのほかに窓には網戸が入り、暴風対策の雨戸も作成してもらった。さらに外壁のつなぎ目にはコーキングがされ湿気対策の空気抜きが三カ所取り付けられた。

コーキングと空気抜きが付けられた
台風が去った後とても爽やかな秋晴れが続いているが芽生えた野菜たちにとっては同時に乾燥との戦いになる。ほうれん草の不織布を取り去りたっぷりと水をあげた。
先日彼岸花の蕾のことを記したが路傍の花が咲き始めている。

彼岸花
今年は猛暑の夏だったとか言われているが、そんなこととは関係なくお彼岸が近づくと必ずこの花が咲いてくれる。野の花の持っている体内時計は暑さとは無関係だ。


2013年9月18日水曜日

天井が張られ

 天井が張られいよいよ居住スペースも部屋らしくなってきた。

天井が張られる。


角度を変えて
上の画像左側には押入があるがこの中も部屋に合わせてウッディな感じに仕上げられている。この部屋の窓は掃き出しではなく敢えて少し高めに付けられている。いつもここに居住しているわけでもないので風対策などいろいろなリスクを加味した結果このようになった。南と北の両方に窓があるので風はよく抜けていく。極端に寒かったり暑かったりする季節以外は開放すれば快適な空間になる。
 今日はお彼岸が近いのでお供えのシキビを採ったりこの前の台風で流されたネギの畝の土寄せを行った。雨の傷跡の回復作業は手間がかかるが直前に蒔いたほうれん草・ニンジン・小松菜・葉大根・大根の芽が出始めた。一概に台風も悪者扱いはできない。
 友人のB君から先日新米を頂いてお礼もせずそのままになっているのでサツマイモを進呈しようと思い蔓を刈り取った。安納芋だがこれはゴールデンウイークに定植したので芋も大きく肥大している。先日別の方に差し上げたが甘くて美味しかったという評価をいただいている。蔓を刈り黒マルチを剥がしたのだがそろそろ気をつけないと秋マムシが潜んでいるかもしれない。長い鎌を用意し慎重に刈り取った。

2013年9月17日火曜日

野菜苗の世話

 秋冬野菜の第二弾の苗が順調に生育している。先日の台風の被害もなく(寒冷紗だけのトンネルの中だったので相当雨水にも叩かれていたはず。)葉の色も良い。一カ所に数粒蒔いてあったので間引きをしておいた。これでさらに伸び伸びと生育してくれるだろう。
 小屋の工事だが今日は電気屋さんが入ってくれてコンセントを付けたり配線をしてくれていた。内側の壁は昨日の続きをしてもらっている。

壁を張ってもらっている。
光の加減で画面が乱れているが木の肌合いがよく出ていると思った。画像はないが路傍にはあと数日で満開になる彼岸花の蕾が目に付いた。赤とんぼに曼珠沙華・・・真っ赤な秋が目前に迫ってきている。

2013年9月16日月曜日

台風は去った

 それほど甚大な被害もなく台風は去っていった。志摩は明け方に通過したと思うが風雨も睡眠を邪魔するほどの激しさはなかったようで目を覚ましたら全ては終わっていた。菜園に向かったがT君このような日にも仕事をしてくれていた。
 一見して目立った被害はなかったがナスやピーマンなど支柱をして栽培しているものについては枝が折れたりしていた。早速収穫できる野菜は採り支柱をまっすぐにし紐で枝を固定した。被害と言えば黒豆が倒伏しているものがあった。
 
約250㎜の降雨
風はそれほど感じなかったのだが先日空にした水槽には25㎝ほど雨水が貯まっていた。

黒豆の様子
遠目には問題がなさそうだった黒豆も半数は倒れていた。これから実が入るところなのでまっすぐに起こして根本を足で踏み固めて置いた。
 小屋の進捗状態だが居室の内壁を張ってもらった。

ウッディな感じで居心地が良さそうだ。そういえば照明器具については私がHCで買ってくることになっていたので天井用・クローゼット用・キッチン用・天井裏倉庫用を調達してきた。以外と値がはるものだ。


 


 

2013年9月15日日曜日

 T君から「奥の野」を通って横山に抜ける道があることを教えてもらった。「奥の野」は我が町に残された数少ない田園風景が見渡せるスポットである。農家の方が手塩にかけて耕作されている美田が谷間に沿って続く。私の記憶では車が谷の奥まで通れる幅の広い道はなかった。そして獣道はあっただろうが横山(市内の最高峰203㍍)まで車では到達できなかったはず。

奥の野の田園風景
道も舗装されていて圃場も機械が導入できるよう整備されている。本当に横山まで行けるのか不安はあったがこの道をひたすら西の方向に進んでいった。途中至る所に車が対向できるように空き地が設けてあり、何とジュースの自動販売機まであった。農家の人以外にここを通る車はないのだがそれでも需要があるから置いてあるのだろう。

この橋を左折して
その自動販売機の手前にかかっている「奥の野橋」を左に曲がると山道にさしかかる。この小さな小川には昔からフナやコイそしてハイヨ(ハヤのこと)等の淡水魚が住んでいた。今も魚はいるのか子供たちが釣り竿を自転車に積んで走っていく姿が時々見られる。
山道沿いには桜が横山まで植えられている。この道はサイクリングコースや散歩道に打ってつけだ。人の手がかなり入っているがまだまだ自然が残されている。私の車の前を二匹のイタチが横切っていった。時々利用しようと思った。


2013年9月14日土曜日

部屋の壁

 今日は部屋の壁の一部が張られた。台風18号が接近しているため外壁のコーキングを中心にしてもらったが三時のお茶を持っていった頃から内部の工事をしてくれた。

内部の壁面工事
ここは八畳の部屋だが板が横方向に張られていることと家具など何も置いていないので広く感じる。まだ一部しか張られていないが木の良い香りがする。
 お茶を出してからイチゴの苗を定植した。夏前に植え付けたのだが猛暑と水不足で枯れてしまい今回は第二回目となる。約40株ほど植えたが露地栽培なので実を付けるのは来年の五月になる。明日からは大量の降水になるがこれからは日照りや猛暑で苗も枯れることはないと思う。園芸店で購入することを思うと安価に何度でも植え付けをすることが出来る。もう少し時間があったので今まで酷使し続けてきた野菜の支柱をまとめて片づけたあと「野沢菜」の種まきをしてきた。今回は畝に直に蒔いてみた。昨年も栽培したが他に漬け物にする野菜があったのでさほど需要はなかった。

2013年9月13日金曜日

土間の内部

土間の部屋に棚を作ってもらっている。匠から棚の幅をどれくらいにして高さはどれくらいが良いのかと問われた。私としてはこのことについてはあまり詳しい注文を出していなかった。匠は幅を60㎝くらいに考えていてくれたようだが私は45㎝ではどうかと提示した。15㎝の違いだがそれだけでも自由に動ける空間が確保できる。高さは農業用の収穫コンテナの高さを基準に二段作ってもらうことにした。多目的な棚にしたいので仕切を作ったりするのは後日DIYでやろうと考えている。

棚を作っている。
棚の横はなんちゃって簡易トイレ。
 今日の農作業と言えばネギの畝の土寄せを行った。手入れはしばらくぶりで、畝の間は通路にされたりして踏み固まっていた。これでは美味しいネギは食べられない。この前の降雨で土が軟らかいうちにと思い土寄せを実行した。

ネギの土寄せ
初秋と言えば菜の塩漬けははずせない。大根葉の抜き菜を持ち帰り塩で漬けるだけの素朴なものであるが温かいご飯の上に乗せて食べるともう他には何もおかずはいらない。近年は家庭菜園向けに「葉たいこん」という種が売られている。私もこれを常備していて春先にも蒔いているが、味や風味はこの時期のものが最高だ。

中央のトンネルの中は葉だいこん
防虫対策のため寒冷紗のトンネルになっているが葉大根と小松菜の種を植えた。ところで土日の雨を期待していたがどうやら小笠原の方で台風18号が発生したようだ。日曜日から月曜日にかけて東海地方に接近するようだが、進路によっては大雨が心配されるそうだ。種は蒔いたが雨も程々に降って欲しいと勝手なことを思っている。


なぜ?

 最近ダイオキシンのことが言われなくなってきた。枯れ葉剤が散布されてからこの薬品のことがいろいろと取り上げられ一部の信奉者の間では悪魔のごとく報じられてきた。自治体ではゴミの焼却炉を作り直し高温で処理するようになった。大変な金額の設備投資になったはずだ。私たちの市でも勝手にゴミは個人で焼却できなくなってきた。でも大騒ぎしたあの時代のムードは感じられない。近隣の国家ではもっと深刻な大気汚染が進行中だからそちらの方が関心事なのか?
 でも待てよ!ダイオキシンが発生するというのならかつて全ての燃料を薪や柴に依存していた時代はどうだったのだろうか?空気は汚れダイオキシンによる奇形が発生していたはずだが・・・そんな話は聞いたことがない。そもそもダイオキシンの毒性については一部のものが騒ぎすぎた感があるように思えてならない。
 なぜこんなことを考えているのかと言うことであるが、篤農家のN氏は雑草や木の枝などを燃やして畑に肥料として還元している。個人的な農家の野焼きは問題がないようだが、昔から連綿として藁や籾殻そして雑草などを燃やしその灰を肥料として使ってきた。土壌も改善され燃やすことで草の種も除去できる。そもそも草や枝を捨てると言うことは農家にとって土そのものを捨てることになる。自然の循環に反することこの上ない。
 そこで意を決して私もドラム缶の焼却炉で雑草や木の枝を燃やし灰を取りだし畑に戻すことにした。灰は芋や豆類にとってとても有効な肥料だよと母が生前言っていたことを思い出す。農家は土づくりからだと言われているが私の場合何とか有機肥料を鋤き込むことくらいしか実践していない。
 ダイオキシンのことについてあまりにもマスコミの誘導に乗っかってしまったように思えてならない。先祖が長年続けてきたことを一方的な情報を元に否定してしまうことについて安易すぎたのではないだろうか?何が科学で何が非科学的なことなのか見極めることも必要だ。
 昨日種まきをしながら畑の土を観察していたら何と「おはじき」が出てきた。恐らく妹が子供の頃落としたのではないかと思うが、今は使われなくなった子供の玩具だ。

おはじきが出てきた
先日はカメの小さな焼き物が出てきたが、今回はおはじき。時間を気にかけないで土と向き合っていると家族の歴史がよみがえってくる。

2013年9月12日木曜日

棚を作ってもらっている

 今日も暑く湿度の高い一日だった。土間の部屋の壁は出来上がったようで引き続き棚やクローゼットを作ってもらっている。この部屋は農作業に関わるあらゆる作業が出来ることや道具などの収納、そして簡単な食事の用意が出来るようにしようと思っている。保存できる根菜や芋類の一時的な保管も出来ると良いと考えた。今までは全て収穫したものは家に運んでいたが、家とてそれほど収納のスペースがあるわけではない。

土間の部屋の収納
農作業を始めようと思ったとき軽トラが畑の横に止まった。Oさんが車から降りてきて小屋のことやらツクネ芋の保存方法について尋ねてきた。菜園には二列植えてあるが毎年発芽率は100㌫なのでどのようにして冬場の管理をしているのかということだった。私の場合、発泡スチロールのリンゴ箱に籾殻と一緒に入れて部屋で保管している。腐敗してしまうものも中にはあるが種芋としてはこれで十分だ。雑談に花が咲いたが、ふと思いついたことがあった。私の市では「里海」という言葉がよく聞かれるが肝心の里山はどうなっているのだろうか?海は確かに陸からの汚染物質の影響を受けたりして汚れてしまっているが資源の保護など乱獲や幼魚まで捕ってしまうことなど人の活動に伴うものに起因する問題がある。何よりも深刻なのは気象条件など人の手では何とも解決できないものが原因になっているものもある。そんな中、果たして活性化という言葉に迎合して「稼げる海」というフレーズを信仰してしまうのはそれがもたらす危険性も考慮しなければならない。安易に稼ぎを求めてしまうと環境にとんでもない負荷をかけてしまうのではないかと思ってしまう。
 志摩市は海ばかりではない。人の手がだんだんと入らなくなってしまった里山が多く放置されてしまっている。私の菜園の周囲でもかつては肥沃な農地であったものが耕作を放棄されいつの間にか原野に還ってしまっている。人間の営みが終われば農地は自然に帰るのがセオリーであるが、残念ながらこの放棄地は人の生活の場に隣接している。原野に還った農地は今や背の高い広葉樹の森になっていて菜園に大きな日陰を作ってしまった。日照時間がとても短くなってしまっている。それだけではなく有害な獣たちの住処になってしまっている。既知のことであるが、森や林から流れ出た栄養分に富む雨水がやがて海のプランクトンに取り込まれ豊饒の海を約するのであるが里海創世の前に里山の整備も願いたいところである。
 今日の農作業は昨日の続きと言うことで、カリフラワー・茎ブロッコリー・芽キャベツを定植した。マルチを張り、定植後には不織布でカバーし灌水した。手間がかかるがここは踏ん張りどころだ。

カリフラワー・茎ブロッコリー・芽キャベツを植えた
これくらいで終えるつもりだったが、ほうれん草の種も蒔いてきた。

ほうれん草を蒔いた
ほうれん草は以前結石になったので栽培は躊躇してきたが、数年前から育てている。小松菜や葉大根などの葉菜ばかりでは飽きてくるので用心して食べている。必ずカルシウムを含む食材と一緒に食べるように心がけている。雨は困るが、今回は土日の降雨が待ち遠しい。



2013年9月11日水曜日

土間の壁張り

小屋は土間の壁張をしてもらった。

土間の壁張り
右側の窓の横には換気扇用の穴も開けられている。ここには簡単な調理や食材が洗えるように簡易キッチンを予定している。
 農作業だが、今日は午後からお天気が回復したのでブロッコリーとカリフラワーの定植をした。マルチに穴を開け寒冷紗のトンネルを張った。一手間だがこれをしないと害虫たちの標的になってしまうし、去年のようにヒヨドリの餌になってしまう。

ブロッコリーの定植
私の仕事はこれで終わったのだが大工さんたちは未だ仕事をされている。自分だけさっさと帰ってくるのも気が引けるので大根の種も蒔いてきた。これも肥料の流失を防ぐことと雑草対策と地温の確保と言うことで毎年黒マルチを張っている。

大根の種まき

いろんな栽培方法があるが、私の菜園ではこの方法が合っているように思う。収穫までの世話は間引きと液肥を散布する程度で殆ど今後手間はかからない。時期をずらせて第二弾を蒔く予定だ。大根は収穫時期も長く保存性も良いので人に差し上げるには都合の良い野菜だ。しかも、地産の取れたての野菜はどなたにも喜んでいただける。

2013年9月10日火曜日

土間の天井

 今日は土間の天井を張ってもらっている。T君一人で作業をしてもらっているのだが板を支えながら張るのは見ていても難しそうだ。

土間の天井
足場の上に乗り頭で板を支えながら釘を打ってもらっている。小屋だからそんなに丁寧にしなくてもいいよと言っても仕事は丁寧にしてくれている。
 あいにくのお天気なので野菜の世話はできそうもない。草を抜いて野菜の収穫をした。お天気が良くないので気温もそれほど上がらない。道端に目を凝らしてみたら秋の野の草が咲いていた。

野草の花
普段は気にかけないが小屋が完成したら居住スペースに野の花を一輪生けるのも風情があって良いかもしれない。そうなるとお気に入りの一輪挿しも購入しなければならない。いつもお世話になっている100均のものではなく少しだけグレードアップをしてみたい。


2013年9月9日月曜日

次回志摩ギターを楽しむ会の予定

マエストロ広垣氏から次回のコンサートの開催日について連絡があった。毎度のことであるが会場の予約が2ヶ月前と言うことなので少なくとも今月末以降でないと確定が難しい。

広垣氏の希望としては
・第1希望が11月9日(土)
・第2希望が11月2日(土)  
・第3希望が11月16日(土)ということなのでできる限り希望に添えるようにしたい。   
 
 この日広垣氏から頂いたメールに※「松阪市民ギターフェスティバル」があり、午後「藤井敬吾ギターリサイタル」が組まれています。との情報が記されていた。
 藤井君、もう十数年会っていないなぁ。M大学のギタークラブでギターを弾いたり夜を徹して痛飲したことがあった。今や日本を代表するギタリストになっているが、私にとっては若い頃の印象が強く残っている。「志摩ギターを楽しむ会」でもいつかは藤井君を招聘したいと思っている。

 
 

ニンニクを植えた

 昨日テレビの野菜番組を見ていたらニンニクを植え付けていた。種は先月中に確保してあったが小屋の工事などで慌ただしくいつ植え付けるか迷っていた。あまり遅くなるのは良くないと言うようなことが書かれていた。植えていたらNさんが軽トラで通りかかり、しばし雑談タイムとなった。氏によればニンニクは鱗片を包んでいる皮も全てはがして植えると言いと言うことでわざわざ実演もしてもらった。しかしこの時には既に7割以上うえたあとだった。Nさんはもう少し後で植えるとのことだった。書物やTVなどの情報を主に野菜作りをしているがベテランのアドバイスもありがたい。良い野菜を作っている方はそれぞれこだわりや思い入れを持って農作業をされている。その後、ニンニクの畝の横に植わっているナスについて話が弾んだが今日のスーパーのチラシを見てみると一個が50円もしていた。自分で育てていると野菜の値段には時々驚いてしまうことがある。

ニンニクをたくさん植えた(明らかに植えすぎ)
今年の春はジャガイモを作りすぎて反省しているが、秋ジャガも植えないわけにはいかない。丁度アンデスレッドの芋が食べずに残っていたのでこれを種芋にした。欲張らず短めの畝二列分とした。

秋ジャガ(アンデスレッド)を植えた
小屋の工事だが今日は屋根裏部屋の床を張ってもらった。もともと予定になかったものだがこの空間をそのままにしてしまうのはもったいないので急遽物置部屋を作ってもらった。

屋根裏物置
柱がむき出しだがいつかDIYで何とかしようと思っている。高さはそれほどでもないが7畳半ほどの面積がある。さすがに夏場は暑くて躊躇するが秋以降は寝泊まりのできる隠れ家にもなりそうだ。