2014年1月25日土曜日

昨日と今日は野焼き

 二日続けて穏やか且つ暖かい日が続いた。風の強い日はこの季節、空気が乾燥しているので野焼きはどうもはばかられる。秋から年末にかけて切り取った槇の木や芋類の蔓がそのまま畑の中に野積みになっていた。いつかは焼却を考えていたのだが延び延びになっていた。重い腰をあげて昨日と今日で野焼きを済ませた。出来た草木灰は肥料として活用しよう。
 

良く食べた
野良仕事も今の時期特にはなく春の野菜の栽培計画と種子の購入くらいだ。強いて言えば圃場の準備を月が変わったら始めるくらいである。冬野菜も盛りを過ぎひたすら収穫をして人様に差し上げるだけになっているが大根、白菜、ブロッコリー、ネギ、ニンジン、レタス、カリフラワー、ほうれん草、チンゲンサイ、カブ、小松菜、春菊、水菜、・・・と良く食べたものだと思っている。さて、春野菜の栽培計画はその種子選び、品種選びとイメージを膨らますだけでも結構ワクワクして楽しいものだ。トウモロコシ一つを例に挙げても今年はとても甘いものと実が充実したもの等の品種選びに始まり牛糞堆肥や肥料そして株間を今年はどれくらいにするのか皮算用するだけでも楽しいものである。

2014年1月20日月曜日

電気柵のゲート追加

 森の侵出を少しでも阻止するために灌木の伐採をしようかと思っている。私の菜園は小屋の横に唯一一カ所だけエントランスを設けている以外は周囲を電気柵と防獣ネットで囲ってある。伐採後木を運び出すにはここまで運んでくるのは効率が悪い。
 この時期既にジャガイモは植え付けたので除草や寒起こし以外には特に仕事がない。小一時間で終わる作業なので森側(東側)にゲートを付けることにした。

ゲートを付けた
ゲートと言っても杭を打ち、防獣ネットを必要分カットし電線を一部切ってターミナルを付けるだけだが、この機材は一個1000円以上する。量産品ではないのでこの価格は我慢だ。少しやる気を出せばDIYできそうな気もする。柵の向こう側の土地は今までフェンス越しに畑から出たゴミを捨てていたがいつかは燃やさねばと思っている。この時期、穏やかな日には野焼きをすべきなのだがなかなか踏ん切りがつかずにいる。
 大寒に入ったが今年は今のところ昨年のようにヒヨドリの飛来はないようだ。去年は一夜にして柔らかい野菜たちが丸坊主になり強い失望感を味わったことを思い出した。せっかく防鳥ネットで完全防備したのに飛来してこないないとは・・・。

2014年1月5日日曜日

森の進出から守りたい

 あまり気にはとめていなかったが畑の東側は朝の光が遮られる状態になってきている。畑全体が少し斜面になっているので雨が降ると少しではあるが肥料分が森の方に流れている。森に施肥をしているわけではないがこの養分のせいで雑木が伸び放題になり耕地に日陰を作り始めている。
 この森はもともと町有林だったが南側の茶園の所有者が購入している。この所有者も高齢のために雑木を伐採するような体力がなくなってしまった。既に道路を挟んだ西側の耕地は耕作が放棄され不在地主の手に渡ってから久しく今では森になってしまった。野生動物たちの寝床になっていて出来ることなら何らかの方法で伐採していただきたいところだが西日は遮られてもそれほど深刻な影響はないのでなりゆきに任せている。年に二度ほど道路まで侵攻してくる雑草と灌木は刈らせてもらっている。
 さて、東側の森であるが数年前から適当に伐採しても良いという話になっているのだが私自身チェーンソーを持っていないしわざわざこのために投資しても・・・と言う気持ちがあったのでそのままにしてあった。作物によってはそれほど強い光を求めないものもあるので耕地の使い分けをしていたのだが、どうやらもっと光を当てなければならなくなってきたようになってきたようだ。

森が迫ってきている
そんなことを考えていた矢先、年末にT君がお歳暮を持ってきてくれたので伐採をお願いしてみた。近いうちに切ってくれると言うことなので今年は畑にうんと朝の光が差し込むことだろうと期待している。
 静かな正月であったが私にとっては退屈な日々でもあった。少なくとも三が日は農作業はやりたくても控えなければならない。私の生まれた町では昔は正月は5日までとするのが習わしであった。神事も5日間あり町の神社では獅子舞が連日奉納されていた。さすがに時代の流れか今では世間並みに三日までになったが正月早々に働くのは気が引けた。そんな町なのでどうも正月に野良に出るのは後ろ髪を引かれる思いがある。となると、家でテレビを見たりコタツに入ってゆっくりと過ごすのが良いのだがこのテレビが全く面白くなく見る気がしない。ニュースはともかくとして大晦日から見たい番組は皆無だった。大晦日と言っても第九とその後の昨年度来日した演奏家の特集程度だった。恒例とか言っている紅白・・・等は十数年来見たことはない。あのような番組制作のために毎月受信料を払っているのかと思うと納得できないままになっている。民放に至っては興味をそそられるものは皆無である。特に芸のない芸人たちの馬鹿騒ぎをかき集めた正月番組には自分たちの国の民度を疑ってしまう。旧い友人のブログを見ていたらよく似た思いが書き込まれていた。番組の構成や放映する内容が下品で面白さがなく、いくら商業放送とはいえ公共の電波の使い方を誤っているとしか思えない。見ていて不快感さえ感じるので近頃は時間つぶしにもならないと思い見ることは避けている。
 そんなわけで今年の正月は畑小屋で音楽を聴いたり本を読んだりして静かにしていた。

 

2014年1月1日水曜日

防鳥

 年が明けました。昔から正月早々に仕事をすると良くないとか朝から掃除はNGとかよく言われたものです。特に根拠はないのですが正月くらいはゆるりと過ごせと言うことだと思っています。この作業は年末に行ったのですが、小屋の窓から小鳥たちの声が聞こえてきたのです。耳には可愛く心地よいのですが中にはとんでもないことをやってくれる迷惑ものもいます。詳しくは一昨年度になりますが植え付けた春キャベツが食い荒らされ冬野菜たちもその例外ではありませんでした。そして多分大丈夫だろうと思っていたエンドウも根本から食べ尽くされていたのでした。今まで被害にあったことはあったのですが毎年というわけではありませんでした。よく飛来する年とそうでない年があるのでせっかく遠路旅をしてくる動物たちに少しくらいはご馳走してやっても良いかと特に対策は講じて来なかったのでした。ところがやってきたのは大群だったと言うことでした。数日の間に野菜たちは丸坊主にされていました。
 年末にあのような悪夢は見たくないのでネットを張っておきました。

防鳥ネット
簡単なものだがヒヨたちが菜園に侵入しなければいいのだ。エンドウとブロッコリー・カリフラワーはこれで守れるのだが、ここは南側の圃場。北側は寒冷紗で大根・春キャベツ・水菜はカバーしたが芽キャベツ・茎ブロッコリー・レタス等はまだ無防備の状態である。もしかしたら今年は来ないかも知れないが昨年に比して毎日畑に来ているので飛来を見つけ次第ネットを張ることにする。