2010年2月23日火曜日

まだまだ楽しめます。



 ブロッコリーを栽培したのですが、年末までに頭頂部の大きな房は食べてしまいました。カリフラワーやキャベツとは違いブロッコリーは、脇の方から可愛い蕾がいくつも出てきます。一月にも採りましたが次から次へとささやかな収穫が続きます。


 例年、寒冷紗やベタかけシートをしていないので野鳥に食べられていましたが今年は寒冷紗でカバーをしました。写真は三度目の収穫を待っているブロッコリーです。


 自家製野菜の甘さを堪能させていただいています。




 ここしばらく農作業をさぼっているのですが、一月下旬に鶏糞と苦土石灰を施した所に小松菜や白菜、大根を蒔こうと考えています。

同級会の旅行



 土日に一泊二日で湯村温泉に行って来た。夢千代日記で有名になったが98℃の源泉が湧き出ていることでも有名である。体の芯まで温まる良いお湯だった。

 志摩の片田舎の同級会だから全員気心の知れた面々である。車中、持ち寄りのスナック(自家製のあられ、干し芋、とれたてイチゴ)をつまみながら皆さんアルコールとおしゃべりを楽しんでおられました。当然、車中尿意を催してくるわけでドライブインへの到着を催促する行程でした。犬のように随所でマーキングしていったわけです。

 私の楽しみは土地土地による野菜をチェックすることでした。同好の仲間と野菜談義をしていたというわけです。たまたま立ち寄った所に何と丹波の山芋が売られていたのでした。伊勢芋に形状がよく似ていて大きさは野球のボール程度でした。この種の芋は栽培が難しいそうなのですが最強の粘りと食味そして皮が剥きやすいと言う魅力に富んでいます。二個で400円だったので早速買い求めました。

 うれしさのあまり、知人の女の子に自慢したところ彼女は何と袋に手を入れ芋を取り出して他の女の子に見せたわけです。おかげで数名の人だかりが出来てしまいました。黙っていたら良かったと思ったのですが後の祭りでした。

 丹波と志摩は気候が違いますが、夏場だったら何とかクリアできそうな気がしますので5月になったら早速植えることにしました。
 
 土産も買ったのですが、この芋の存在が大きく他に何を買ったのかよく覚えていない次第です。

2010年2月14日日曜日

LPレコードをCDに

 志摩ギターを楽しむ会の会員の方から所蔵しているLPのデジタル化の話があった。考えてみればCDが出てくるまではレコードかカセットテープが主流であったがあっという間にこれらのアナログソースは駆逐されてしまった。両者が共存することは無かったように記憶している。大げさに言えばレコードに記録された音源は私たちの文化遺産だと言っても過言ではない。それらのアナログソースは商業ベースに乗るものだけがCD化されていき廃盤という形で葬られていったような気がする。マニアの方はSPの時代からのソースを海外から入手したりされているが一般的ではないように思う。自分もこの時代の変わり目に立ち会ったので、好きなものはLP・CD両方を所有しているものが少なくない。ジュリアー二のギター協奏曲(J.ウイリアムズ)やセゴヴィア、イエベス、ブリームの往年の演奏はLPで初めて耳にしているし、ディヌ・リパッティ、S.フランソワ等の演奏もどちらかというとレコードの音の方が私の耳にはしっくりとくるものがある。再現する装置や私の耳はそれらを聞き分けられるくらい良いものではないが音に冴えがあるような気がしてならない。恐らくこれはレコードに針を落として聴くという儀式的なものが大いに関与している極めて主観的なとらえ方だと思うのだが・・・
 さて、会員の方のレコードだが埃の付着は少なかったがカビが所々に発生していた。これをバランウォッシャーA&B液とクロスで拭き取りサウンドカードを介してPCに取り入れた。CDと違うところはLPの場合○○倍速というわけにはいかないので、一枚のLPをCD化するのに時間がかかった。また、トラックを入れた方が使いやすいのでこの作業も取り入れていった。
 先週はこの工程を一気にし終えた。早速お渡ししたらとても喜んでいただけた。その方は、もう二度と聴けないだろうと思われていたようだった。LPだけではなく、レコードプレーヤーも現役で所蔵している人は少なくなってきているだろうし、あったとしても経年劣化で機能しなくなっている場合も多いと思う。決してマニアックなコレクターでは無いが、良いものはいつまでも残しておきたいものだと願っている。
 幼いときの味覚や多感なときに耳にしたものはいつまでも懐かしく感じられる。多分脳内では多幸感をもたらす物質が分泌されているだろうと思うのだが、私にも思い当たるフシがある。

2010年2月13日土曜日

冬の作業

 年末にジャガイモを植えた。志摩の地では2月頃に植え付けをするのが一般的ですが数年前からクリスマスの頃種芋をおろしている。いつも黒いマルチを張ってから植えているが今年は張らなかった。それはもともとジャガイモは芽が地表に出てから芽欠きや追肥、土寄せをして芋を成長させていく自然の流れがあるので、従ってみようと思ったからである。収穫時期には雑草の繁茂が気になるところであるし追肥や中耕を計画通りにできるかどうか心配であるが、まだまだ私にとっては全てが実験の段階なので・・・
 冬場、冬眠している害虫のサナギを凍死させるため寒の頃耕耘すると良いと書物に書いてあった。そういえば農家のおばさんが先日畑を耕していたのを見た。何でも真似をしたくなってくるので早速、苦土石灰(これは石灰にマグネシウムが入っている。)と鶏糞を買ってきた。買ってきたことと畑に蒔くこととは私の場合かなりのタイムラグが生じてしまう。今回は一週間のラグはあったが何とか耕し終えた。虫たちには悪いけれど静かになってもらいましょう。ここには、暖かくなったらトウモロコシや春大根、小松菜などの野菜を植えることにした。
 栗の木やキウイの剪定も何とか済ませた。桃や栗は成長が早いと言われているが私の栗の木も大木になってしまった。枝同士が混み合い互いに日陰を作ってしまったので思い切って大きく剪定することにした。キウイも徒長した枝は逐一切ることを心がけていたが、全体がすっかり古い枝になってしまっていた。更新をしなければならないそうだがもう少し研究してからにすることにした。とりあえず伸びすぎたものはカットした。
 大きな作業は終えたが、この間大根、白菜、小松菜、キャベツ、ブロッコリー、蕪、日の菜、水菜、春菊、ゴボウ、ネギ等の野菜は楽しませてもらったし、人様へのお裾分けも果たすことが出来た。

 月が変わったら早速春野菜の栽培に入るが、今はどのような種を求め、どこにどれくらい蒔こうかとイメージをふくらませている。野菜を栽培するとき確かに収穫は楽しいのだが、何を作ってみようかと考えるときが・・・心はずむのです・・・

 I love hyper club の谷川原氏から「志摩ギターを楽しむ会」のHP更新について知らせがあった。先日いつもお世話になっているメインゲストの広垣氏から、春のコンサートの日取りについて問い合わせを頂いた。4月か5月の土曜日夕方とだけ伝えたが、5月29日(土)は明和町の吉川さんの主宰するコンサートが組まれたそうである。この日を除いた4月5月の土曜日を第七回のコンサートの日に当てたい。4名のゲストの調整と会場の予約と、それが決まったらチラシや会員の皆様への案内状発送、それから新規会員へのPRが待っている。
 広垣氏、彼のブログによると腱鞘炎になったそうであるが今回はどのような曲を披露していただけるか楽しみである。津市のDr.井本さんのブログには11弦ギターでJ.S.BachのプレリュードBWV.999を練習していると書かれてあった。短い曲であるが私が学生の頃ギタークラブの定期演奏会で弾かせてもらった思い入れの強い曲である。
 野菜作りや次のコンサートと、春の訪れと相まって楽しみが増えてきた。