2009年6月14日日曜日

愛犬を葬り、野良仕事

 一昨日、約3週間闘病生活をしていた老犬も召されてしまった。ゴールデンリトリーバーの天寿は全うしたと思う。それにしても12年間一緒に暮らしていたのだから家族も同然のような存在であった。過去にも二頭飼った経験があるが畑の一角に眠っている。
 穴を掘り毛布にくるんで最後のお別れを言った。墓の周りは煉瓦で囲い、他の野生動物から守るために電気柵を延長しておいた。よく懐いていたので彼がいないという寂しさは否めない。

 老犬の看護でジャガイモの収穫もいつ行ったのやら、今年もまあまあの出来であった。今年の教訓としてやはり北海道産の元気な種芋を植えることを学んだ。来年に期待しよう。

 つくね芋、サツマイモ、サトイモは順調に育っている。ツクネイモは発芽がなかなか揃わなかったが、梅雨に入ってから出そろうようになった。サツマイモは雑草が少し伸びてきたので世話が欠かせない。サトイモも横からでで来る芽をかき取り、少しだけ土寄せをしておいた。ナスやキュウリが取れ始めたがナスの中に立ち枯れてしまいそうなものがある。気になるが多分早く処分した方が良さそうである。
 今年はスイカづくりに期待していたがどうも良くない。土のPHが良くなかったのか、肥料が根に当たってしまったのか、これも仮説はいろいろと立てているがあきらめてウリに力を入れた方が良さそうである。
 そんな中、トウモロコシが出穂してきた。昨日は雌花は見られなかったが今日は受粉しているように見えた。毎年元肥中心で追肥はあまりしなかったのだが、追肥の効果だと思っている。葉の色が深緑で、そこからも好調であることがわかる。一月後の収穫が楽しみである。
 落花生も発芽したし、インゲンも収穫が始まった。また、レタスも今年は成績が良かった。
 昨日、ジャガイモ畑の後を整地し紫イモとカイアポイモ、そして毎年欠かさず作っている黒豆を植え付ける準備をした。施肥は双方ともごくわずかなので畝立てをしてから黒マルチを張っておいた。前者のイモは体にいい(薬効)ので植えているし、黒豆も健康にいいようだが、何よりもこれをエダマメで食する楽しみがある。本日のメインイベントであったが、それ以外にいつでも蒔ける3寸ニンジン、葉ダイコン、夏ダイコン、そして今年初めての試みであるアズキを蒔いてきた。
 プラムが随分大きくなった。結局涙を呑んでかなりの実を摘み取ってしまった。キゥイの無駄に伸びる枝を切りそろえた。これは実に栄養を集中させるためである。
 運がいいというか、イモを植え終わったところ夕立が降ってきた。梅雨とはいえ、ここ数日雨が降っていなかったので気になっていたが恵みの雨であった。

 2日続けて野良に出ていた。水も一日に2リットル以上飲むが家に帰ってきて体重を量ると1.5㎏は軽くなっている。食事によるダイエットよりもこの方が精神衛生に良さそうである。但し、夕飯を食べて水分を取ってしまうと、取った分だけ重くなっている。(当たり前か。)

 これで今まで準備していた作物は全て蒔き終わったことになる。後は除草やら施肥、そして収穫を8月まで続けることになる。