去る4月25日(土)に志摩ギターを楽しむ会のコンサートが無事に終わりました。前回に続き地元の小林女史、伊勢から広垣氏、明和町から吉川氏そして津市から井本氏をお招きし、今私が企画できる最高の演奏会を持つことが出来ました。今回は井本氏が19世紀ギターを披露してくれました。自宅にはいろいろな名器のコレクションがあるそうで羨ましい限りです。今回の楽器はフランスで19世紀に実際に使用されていたものだそうです。トーレス以降の楽器とは異なり大きさも音量も現代のものとは違いますがアルアイレ奏法の繊細な音色は印象深いものがありました。氏は前回も遠路私たちの志摩まで足をのばしていただきました。心より深謝いたしております。
さて、当日は嵐と見まごうまでの強風と雨が夕方近くまで吹き荒れていて、この分では会員は集まらないのではないかと気をもんでいましたが30人くらいの同好の仲間が集まりました。遠くは南紀の尾鷲から来てくださっていました。頭が下がります。
演奏曲目については今回は省略しますが、パガニーニの主題による変奏曲(広垣編)やキュフナーのセレナーデは若かりし頃のギターへの熱情を彷彿とさせていただき熱いものがこみ上げてきました。私自身未だにとても幸せな時間の余韻に浸っています。
今日は当日の演奏をCD化し今、レーベルの印刷も終えたところです。
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