雨を見込みサツマイモ(鳴戸金時)の苗を植えた。自家採苗のものだが30㎝くらいに伸びたものがあったので挿してきた。 梅雨と気温の上昇を受けこれから苗床のものがどんどん生長してくると思う。既に植え付けのピークを過ぎ園芸店には売られていないがこの地方の自然なサイクルに合わせると芋植はこれからだと思っている。物の本には植え付け後の苗の葉が枯れても問題なく根付いてくると書かれているが降雨がなければ何割かは枯死してしまう。温かいビニルハウスで育った苗はなおさらである。今日から相当の雨が期待される。おそらく活着率100㌫だと思う。これからしばらく畑に行く毎に20本程度ずつ苗を挿していくことになるが多少のタイムラグは気にしない。作業が慌ただしかったので「隼人芋」の苗が育っていたが植え付けるのを忘れていた。これは干し芋に加工する物だが最近リクエストが高まってきている。
私、あまり進んで芋を食べようとはしないが食物繊維やビタミンそしてカリウムを含み健康には良いようである。今までベニアズマ、紅小町等の関東系のものを栽培してきたが今年は関西系の鳴戸金時だけを栽培している。一応名の通った美味しいと言われている銘柄なのだが、この畑の栄養状態や土に合うのは今年植え付けた物だと思っている。夏場の日照りや秋口から発生する害虫等の襲撃をかいくぐり11月の半ばまで芋を太らせていくのだが、蔓返しをする程度でそれ以外は自然に任せて育てることになる。なにかあったとき救荒作物になるのではないかと毎年思いながら栽培を続けている。
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