2012年6月18日月曜日
今日の野生生物
イノシシが畑の周囲を掘り返している。今から20年ほど前、志摩半島にはイノシシがいなくなるとさえ言われたが、今やおびただしいと言ってもいいくらい発生している。かつて未だ電気柵を設置していなかった頃サツマイモの苗を植えた翌日には全部掘り返されたことがあった。また、ジャガイモ、里芋などの芋類やカボチャ、スイカ、ウリなどの果菜類もかなり被害に遭っていた。防獣ネットと電気柵で何とか侵入は阻止しているがバッテリーの電気が切れたときなどはこの限りではない。今日は畑の周囲(電気柵外)を見ていたら深さ50㎝、直径40㎝くらいの堀りたての穴が3つ空いていた。カブトムシ等の幼虫を捕っていたのか葛等の地下茎を掘っていたのかわからないがイノシシの仕業に間違いはない。これだけの穴を掘るには相当のエネルギーを使ったと思うが果たしてそれに見合うほどの食糧が得られたのか甚だ疑問に思う。イノシシはさておき、野良仕事をしていると時々キジの鳴き声がしてくる。畑の近くの山には以前からキジが住み着いており母親の後をヒヨコが数羽ヨチヨチと行進している風景に出会うことがある。今のように作物を栽培していなかった頃は畑の中に巣を作り雛を育てていたこともあった。今日は雄のキジに出会った。野生の生き物のたくましさ、したたかさでしょうか、草むらに逃げ込んで人の目から見えないように身を隠す巧みさに感心した。帰り道には1.5㍍以上はあるアオダイショウにも遭遇した。路面とタイヤの震動音を関知するや、これも路肩から茂みへと逃げていった。ペットにはしたくないが、野生の生き物は美しいものだと改めて思った。
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