2012年6月21日木曜日

トウモロコシの世話をしていたら

台風4号もこの時期の畑には被害をもたらし、しかも大量の雨を降らせて去っていった。少なくとも300mm~400mmは降ったのではないだろうか。畑の水槽は満杯になっていた。昨日は所用があり気にはなっていたが畑に行くことが出来なかった。かつては周囲は全て農地であったが耕作が放棄されてからすっかり森に変わってしまっている。広葉樹の雑木林にすっぽりと囲まれ日照時間も少なくなってきている。その反面このような強風はある程度防ぐことが出来ているのかも知れない。自宅近所のトウモロコシは平伏してしまっつていたが畑のものはそれほどでもなかった。とは言え45°くらいには全てのものが傾いていた。昨日一日放置しただけだが傾いたまま太陽の方に姿勢を取り直している。このままでは具合が悪いので根本を踏みながら起こすことにした。トウモロコシは南側に2列、北側に1列時間差で種を蒔いてあるが先に蒔いた物は実が入れかけていて重心がかなり上の方に来ている。そのため倒れ方も角度が大きい。小雨の中何とか起こすことが出来たが、作業中招かざる客に遭遇した。今年になって初めてのマムシである。トウモロコシの茎を起こしていたら根本のあたりから這いだしてきた。マムシは見つけたら必ず捕殺することが鉄則なので情けをかけたり容赦はしない。トウモロコシのすぐ脇にはエダマメが植えてあり鍬で狙うも周りの物が邪魔になる。それでも頭にねらいを定め一撃で 仕留めた。さらにとどめを刺して空き地に放り投げトウモロコシの作業を続けた。この生き物、必ず夫婦でいるので注意を払いながらトウモロコシの茎を立てていくが、小雨のこともあってメガネが曇るので外していた。近視というのはこういうとき不便な物である。2㍍ほど先に進んでいったところ案の定
もう一匹発見した。これも今度は必ずいるだろうと思っていたので余裕

をもって捕殺となった。うかつに踏みつけたり手を入れたりしていたら噛まれることもあるので要注意だ。相手は私が地面を踏む振動で既に人間の存在を先に察知していただろうが、敵をどちらが早期発見するかが大事だと思った。このマムシたち、普段は雑木林の中にいるのだろうが、あれだけ大量の雨が降ったり、あるいはイノシシなどの動物に追われたり、理由はあくまでも推測だが、このような条件下ではよく畑に顔を出してくれる。画像は、今日捕殺した2匹のマムシである。







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