2012年6月19日火曜日

インゲン・モロッコ

 インゲンとモロッコインゲンを収穫してきた。先週から採り始めているが調子はまずまずである。インゲンは隠元和尚に由来するが来歴はともかくとして露地でも年に3度にわたって栽培できる。作りやすい野菜なのでどちらかというと畑の周囲に近く、日当たりも肥料分もそれほど潤沢でないところに棚以外はあまり手をかけずに育てている。食材としては豌豆などの時期を過ぎてから天ぷら、煮物、和え物と利用頻度は高い。今回のようにまだまだ気温が極端に高くないこの時期、採れたての瑞々しいものはバターでソテーしても美味い物である。サッと湯がいた莢は色目も鮮やかである。早速、白和えの具として食した。近年八百屋さんでもよく見かけるようになったモロッコインゲンは幅広で見た目は美味しくなさそうだが天ぷらにはこちらの方が美味い。食味だけを比較すれば昔からあるインゲンよりも優れているように思う。それぞれ7~8株ずつ植えているが次から次へと実をつけるのでこれだけあれば食べきれない。いつものように今日収穫したものの半量は人様に差し上げることとした。

0 件のコメント: