2012年6月5日火曜日

イチジクの挿し木

台風3号が南岸に迫ってきている。この台風が通り過ぎれば恐らくこの地も梅雨に入るのではないかと思う。梅雨と言えば昨年からイチジクの挿し木に挑戦しようと思っていた。私の菜園は南側と北側に分けて中央に通路を設けてある。北側が少し高いため豪雨が襲来するとどうしても土が流れてしまう。少しずつではあるが年間にすると結構な量になる。境目にブロックを置いたり収穫後の芋の蔓やトウモロコシの葉などで流土を止めてあるが、日陰をあまり作らない背丈の低い果樹を植えてしまおうと考えている。野菜も良いのだが畑仕事の楽しみの一つに何種類かの果樹を植えている。イチジクの苗木を一本だけだが数年前に購入し、昨年はまぐれかも知れないが立派な美味しい実が収穫できた。せっかくなのでイチジクのことをいろいろと調べてみると梅雨の頃に挿し木で増やせる事がわかってきた。例によって行きつけのホームセンターで赤玉土を買ってきて大きめの鉢に苗床を作った。
今日の目的はプレゼント用に人参、春大根、レタス、馬鈴薯、牛蒡を収穫することであったが、収穫後枝を数本持ち帰った。枝を整理し5本穂を作った。水分の蒸散を防ぐため葉の数を減らし、大きな葉は半分程度に切りつめ植物活力剤を注入し半日陰の所で管理することにした。後は毎日の撒水を忘れなければ発根する予定だが、ここからのイチジクの挿し木は私にとって未体験ゾーンとなる。
野菜を収穫しながら気がついたことなのだが、毎年この時期には馬鈴薯の収穫を済ませている。梅雨に入る前に採らないと水分を含んでしまい保存がきかなくなるからだ。ところが今年は未だ全てを収穫していない。栽培方法は昨年と同じなのだが実が大きく育っていないのだ。春先に霜の影響で葉の生育が遅れていたがその影響ではないかと思う。花は咲ききったがまだまだ葉が青々としているので収穫を躊躇している。ただ、毎年菜園からのお裾分けを待っている人もいるので少しずつ試し掘りも兼ね、収穫している。御近所で野菜栽培を楽しんでおられる方も先日「今年は小さいねえ」とつぶやきながら収穫を済まされていた。
 私、実は数人の知人に馬鈴薯のことについて大風呂敷を広げてしまっているのです。(汗!)

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