2014年12月8日月曜日

秋ジャガの収穫

秋ジャガを収穫
例年よりも早く寒波がやってきた。冬野菜にとってはこの寒さのおかげで葉や根に糖分を蓄え甘さが増すので大歓迎だが低温に弱い野菜も当然ある。九月に植え付けた馬鈴薯の葉が寒波で無惨にもしおれてしまった。これ以上光合成の可能性も期待できないので思い切って収穫することにした。寒波はこの地では雪は伴わず寒い雨となって降り注いできた。土がベトベトと湿っておりもう少し晴天の日を待てばいいのだが他にもやらねばならないことがいっぱいあるので一気に掘りあげた。以前に試し掘りはしていてどれくらいの芋が育っているかは予想は付いていたが思ったよりも大きな芋(大げさだがリンゴくらい)が入っていた。以前は春ジャガのみを栽培していたが、ある時掘り残したものが育っていてそれを肉じゃがにして食べたらとても美味かったのでここ数年は秋ジャガを作っている。今年はデジマ、農林一号、ニシユタカの三種類の種芋を購入して栽培した。いつものN氏は春ジャガを秋に植え付けているようだ。これも参考にして来年は挑戦してみたい。
 収穫のことだが、いつもスコップで掘っていた(熊手で掘ると芋を傷つけてしまうため)が今年は熊手のみで掘った。案の定いくつかは刃先で突き刺してしまったが何とかコツは飲み込めたと思っている。傷つけてしまった芋は早速ポテトサラダにしていただいた。春ジャガは作付け量も多いのでひとつひとつ有り難くいただくことはないが秋ジャガは量も少ないので不揃いな物も大事に食べることにした。肝心の味だが三種とも形や大きさが似通っていて区別は難しい。春に収穫した男爵やメークイーンそしてキタアカリやアンデスレッドについては明らかに味の違いがあった。中でも男爵は不人気だった。未だポテトサラダしか調理はしていないが大きな味の違いは無いように思えた。収量であるが畑の日当たりや条件が同じとは言い難いが私の菜園ではニシユタカが若干勝っていたように思う。
 貯蔵庫には未だ春ジャガが食べきれずに残っているが馬鈴薯に関しては年間を通して自給することが出来そうだ。

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