2014年12月21日日曜日

西洋わさびを頂く

頂いた西洋わさび
昨日の雨は70㎜は間違いなく降ったようだ。風も吹き荒れ先日養生を施したビニルトンネルも一部まくれあがっていた。今日は馬鈴薯の植え付けや里芋の掘り起こしをしようと畑にやってきたが土がぬかるんでいて作業は出来そうもない。流れた土を畝に戻したり吹き飛ばされた敷き藁を戻したり春キャベツの残りの苗を植えたりしていた。
 軽トラが小屋の前で止まり私を呼ぶ声が聞こえてきた。小学生時代の同級生T子さん夫妻が車から降りてきた。ヤーコンが採れたので要らないかと言うことだったが私の畑にもたくさん植わっているのでこれは丁重にお断りをした。家ではヤーコンは不人気で需要がなく育つがままに毎年放置している状態なのだ。T子さんによれば賽の目に切ってヨーグルトに混ぜたり青海苔の衣といっしょに天ぷらにすると美味しいらしい。ご主人から皮を厚く剥くようにとも言われた。そして西洋わさびはどうかと言われた。これは昨年HCで一株の苗を購入して植えたことがあったがいつの間にか消滅してしまった経緯がある。彼女は北海道旅行の帰路苗をたくさん買い求めたとのことだった。細かく切ってお茶漬けにしたり肉料理に合わせたり日本わさびのようにも使うと良いらしい。以前から関心があったので躊躇なく頂いてしまった。根っこの食べる部分は楽しんでと言われたが養分の詰まった所が残っているとその分来年の発育にも有利だろうと思い比較的作土の深いところを選んで植え付けた。
 同級生のよしみとはいえいつかは手作りの紅茶や桜のお茶を頂いている。多弁な彼女だが野菜作りのノウハウもふんだんに持っていていろいろと教えを請うている。逐一聞くのではなくハッと気づかされることが実に多いのだ。決して広い畑ではないがそこから溢れてしまいそうなほど最近では栽培品種が増えてきている。多くの品種に挑戦し畑の様々な状況や自然の環境に合った作物を見つけだすのも面白い。


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