2012年7月6日金曜日

スイカがとまる

植え付けが遅かったためか花は付けても蔓に十分な体力が無かったためなかなか結実しなかった。受粉後実が育ちつつある光景の事を「とまる」とこの地方では言う。多分「留まる」という言葉から由来したものだと思う。毎年今年こそは甘く大きなスイカを実らせたいと思うのだが害虫や病気でなかなか結果が出せないでいる。植物がSOSを出していても「まあ、いいか」と手抜きをしてしまうことが最大の原因だと考えている。ピンポン球からソフトボール大の実がつき始めている。蔓もあっという間に4列分の畝を覆い尽くした。このまま順調に育てば8月の上旬には収穫できるはずだ。このスイカ、子どもの頃はよく食べたが最近は一切れ食べれば満足してしまう。それだけいろんな冷たい食べ物に溢れていると言うことだろう。それでも夏場の水分補給や見かけに寄らず以外とリコピンなどの体にいい成分も含まれているらしい。何しろ殆どが水分だが他の果物と違って食べる量が多いから無機質やビタミンも大量に摂取出来るのであろう。あとひと月余りだが、人間だけでなく空からはカラス、電気柵の外からはイノシシやハクビシン等がねらいを付けている。敵は害虫や病気だけではない。

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