今日は朝から重機が入り整地作業は順調に進んだ。芋を保管するために昔からどこの農家にも地下に「芋ぴつ」という保管庫を持っていた。屋内の地下は温度が安定していて芋類も春先まで保管ができた。かつて食料事情が良くなかった頃芋類は主食の代用になり得た。今はそのような心配はなくなり農家はJAの保管倉庫に預けている。私の場合少量なので発泡スチロールの箱に籾殻と一緒に芋を入れ室内で保管していたが、どうしても見てくれが悪く邪魔だった。冗談半分にその話をT君にしていたらこの話が浮上してきた。いったんは私の方から工事に手間がかかるので却下を提案していたのだが、再浮上し本日そのための穴を掘ってもらった。
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「芋びつ」用の穴 |
今日の夕方の様子だが斜面になっていた地面もユンボで整地され深さ1,5㍍ほどの穴が掘られた。セメントで中を固めた上に湿気対策として漆喰を塗ってくれると言うことだ。この穴、何かの間違いで落ちてしまったら自力で這い上がるのは難しい。芋も良いが、シェルターとしても使えそうだ。
私はというと、飲み物やアイスを運び仕事の邪魔をしないようにしていたが、子供の頃そうであったように工事現場が気になり殆どの時間じっと見ていた。時折菜園の方に足を運び落花生の畝にカラス対策を施してきた。雨は殆ど降らないが落花生の実が入り始めている。見つかってしまえばカラスたちのディナーになってしまうので防鳥ネットを張ってきた。
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