夜もかなり更けた頃、車が通るたびに側溝の蓋をガタガタと響かせていく。私はそれほど気にはならなかったが気にかけている人がいたのだろうか。昨日から側溝を全て取り外し鉄筋を入れて全体をコンクリートで固める工事が始まった。もともと狭い道で車が通行することなど考えてはいなかった道だ。最近は抜け道として利用する人も増えてきた。車さえ通らなければこのような工事も不要なのだが・・・。狭くおまけに坂道になっているので道が良くなりスピードも出て交通量も増えるのだから交通弱者や静かな暮らしを求めているものにとっては何とも言えない部分がある。狭い道を普段から掃除をしたりして丁寧に使ってきた近所の人はどこに小さな子どもがいて、どこに足の不自由なお年寄りが住んでいるか知っているので車のスピードも控えるのだが、そのような小さなコミュニティの事情を全く考慮しない行動だという権利意識の強い人には閉口してしまうことがある。
以前のことだが他府県ナンバーの車が迷い込んできたことがあった。Uターンするのだが近所の農家の人が大切に耕している畑に侵入して方向転換をして逃げ去っていった。大きな轍が残り無惨な状況になっていた。非常識な人のために余分な労力を強いられるのは困ったものだ。
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ご苦労様。工事をしている人も決して若くはない |
側溝の工事も手放しでは喜ぶことが出来ないこともある。
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