2012年12月24日月曜日

八朔が生りすぎ

 今は物置状態になっている裏の離れに八朔の木がある。不要になった捨てるに捨てられず毎年溜まっていくガラクタが収まっている家屋の前に肩身を狭くしてなり続けている八朔だが、久しぶりに眺めていたら結構たくさん実をつけていた。青いうちは葉っぱに隠れていて見えなかったが今年は豊作だ。
 摘果をすると良いのだが忙しさを口実に放りっぱなしだ。そのため豊作と不作を毎年繰り返している。ただ、隣の家の洗濯小屋に枝が伸びてしまうので、その部分だけは毎年剪定しているがそれ以外は伸び放題で離れの屋根を越えてしまっている。もう少し低く揃えなければ収穫が大変なばかりか実が屋根や側壁を直撃してしまう。
例年より豊作の八朔
 この木は私が小学校五年生の時、母親が二本植えてくれた一本である。残りの一本は移植したのがまずかったのか枯れてしまった。以来、毎年収量の変動は激しいが恵を頂いている。私の家では一月の半ばに収穫し一ヶ月ほど熟成させてから食べるようにしているが、それまでに食べてしまっている。そのため酸味はあるが新鮮な食感と風味は楽しめる。自画自賛するわけではないが、何故か市販の物に比べると濃密な甘みがあるように思えてならない。たくさん実を付けているが一つ一つの果実の大きさは小ぶりだ。収穫まで20日ほどあるが実の多さに驚いた次第。

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