潤滑剤を固まったナットに吹きかけ一輪車のタイヤを交換した。ノーパンクタイヤの方が転がるときの抵抗が大きいような気がするが、空気を入れたり虫ゴムの交換の手間を差し引いたら納得できる。早速気になっていた馬鈴薯の畝に堆肥を鋤き込むことにした。正確にはカウントしていないが、一輪車で30杯は運んだと思う。晩夏に頂いた牛糞も体積が縮まり完熟状態になっている。今日はこの地にしては珍しく時雨が降っている。堆肥の山を崩していくと底の方から湯気が立ってきた。微生物のパワーは侮れない。
30杯も牛糞をスコップですくい一輪車で圃場まで運んでいると汗が噴き出してくる。耕耘機での作業にとりかかると一気に体に寒さが襲いかかってくる。作業を中断して持参したカップ麺で温まる作戦に切り替えた。小屋に備え付けのカセットコンロで湯を沸かし熱々の麺を胃袋に収めたが、体が要求していたのだと思うが実に美味い。
|
堆肥を鋤き込んだところ |
しばしの休憩をはさみ鋤き込み作業を再開した。玩具のような耕耘機だが20㍍強の畝をまっすぐに耕すのは慣れが要る。気を緩めるといつしか途中で曲がってしまうことがある。週末には雨が降りそうなので元肥の投入はそれ以後になる。小屋にはキタアカリ4㎏、メークイーン6㎏そして男爵の種芋が準備されているが、植え付けは正月明けになりそうだ。圃場にゆとりがあれば他の品種も植えてみようと思っている。
以前は畝を高くして黒マルチで覆い栽培していたが、最近は徐々に土寄せと追肥を施し、収穫時に高い畝に仕上げるような方法をとっている。マルチで地温を上げなくてもこれで十分大きな物が取れている。
0 件のコメント:
コメントを投稿