山芋(つくね芋)を全て掘りあげた。それほどの寒さは感じないがいつまでも放って置くわけにもいかないので撤収することにした。私が生活している時間帯では気温が零度以下になることは今のところ無いが葉の緑もそろそろあせてきている。蔓がこれだけ繁茂していると冬枯れ間近とは言え刈り取るのが少し億劫になっていた。少しでも軽く刈れるように先ずは鎌を研いだ。以前は砥石を使っていたが最近は細かいダイヤを埋め込んだシャープナーを使っている。安価な鎌を使っているのでこの方が研ぐときあまり気にしなくても良い。
|
繁茂している蔓
|
|
後はマルチの下の芋を掘るだけ |
今回十数株掘りあげたのだが、前回の収穫でほとほとうんざりしていた。このあと網に絡みついた蔓を外しネットを片づける。これだけでもコンテナに二杯は十分あった。
トロロ汁にしたり、摺り下ろし卵黄を乗せるのも良し、山かけにするのも良し、楽しみ方は沢山ある。今回掘ったものは親戚に配り残りは来年の種用に保存予定である。籾殻を入れ発泡スチロールの箱に詰め室内で来年の春まで休眠することになる。
|
冬眠中のカエルを起こしてしまう。 |
休眠と言えば、もうこの時期になると自分で体温の調節の出来ない生き物は冬眠にはいる。今日も芋を掘っているとカナヘビや蛙を無理矢理掘り起こしてしまった。カナヘビはこの温度で既に殆ど動くことが出来ないようだった。腹を空に向けギブアップ状態。蛙はぎこちないが突然の異変が理解できないのかのっそりと移動していった。本日対面したのはまるまると太った赤カエル。この地方の伝説に寄ればアカガエルの黒焼きが「癇のムシ」に効くそうだが試したことはない。
0 件のコメント:
コメントを投稿