2012年8月8日水曜日

葉生姜

暑さのため食が進まないこの時期、新生姜の爽やかな風味は有り難い。数年前まではなかなかうまく生姜を栽培することが出来なかったが最近は何とか大株に育てる事が出来るようになった。日当たりの強烈な所よりも少し日陰にもなる場所の方が元気に育つようだ。堆肥を始め有機肥料を鋤き込み土も柔らかくするようにした。敷き藁で雑草と保水に気を付けるようにし過乾燥にならないように時折撒水するようにした。そろそろ新生姜を楽しみたいが未だ採っていない。株の端っこの方から少しずつ欠くようにして収穫すれば長く楽しめそうだ。除草の時葉に触れるだけで辺り一面爽やかな香りが漂う。この新生姜だが店に売っているものよりも取れたての鮮度の良いものは香りが強いように思う。先日の里芋と同様これも南方系の作物なので原産地の気候になるべく近づけるように考えているが、この地ではなかなか毎日スコールを降らせるわけには行かない。この場所より離れたところに植えてある大生姜は日差しが強すぎ、これだけ雨が降らないと生育が思わしくない。熱帯か亜熱帯のモンスーン気候が再現されると良いのだが大生姜は現在砂漠気候の中にいる。

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