2012年8月13日月曜日

お盆で渋滞

 町を離れ遠くに出ていた志摩の人がお盆で帰省している。私の近所でも久しく顔を合わせていない人が何人か墓参で帰ってきていた。先祖の霊をお迎えするのにお供えを求めに出かけたが大変な渋滞だった。普段はそれほど交通量が多くないのでインフラもそれに合わせて作られているのでこのような特異な状況になると時間的にかなりのロスが出てしまう。渋滞に慣れていない私としては若干とまどいとストレスを感じてしまう。
 お盆の仏壇に供えようと一昨年からホオズキを畑で栽培している。葉はかなり虫に食べられてしまったが何とか生け花に出来そうなものを揃えることが出来た。いわれは良くわからないが実の形状を見ているとお盆に先祖をお迎えする提灯の形に似ている。さて、このホオズキであるが中には丸い実が入っていて付け根から種を取り出すと昔の子どもたちの玩具となる。唇にあてがい丸い実の中の空気を押し出すとビービーと音がする。このような遊びは最近は目にすることがなくなった。このホオズキは縮根草なので来年も実を付けてくれると思う。
 墓は七日盆を過ぎた頃、掃除とシキビを新しく供えてお参りを済ませてきたので今回は線香と水をお供えしてきた。お饅頭や盆菓子、果物を用意し後は素麺を供えるだけだ。盆と言えば、先日来なかなか連絡が取れず「水向け」をお渡し出来なかった家とコンタクトが取れた。この方、親戚にも新亡があることをご存じでなかった。小さな町であるが井戸端会議や立ち話、話し込む・・・といったコミュニケーションの機会が少なくなったこの頃、町のニュースも伝わりにくくなったものだ。明日は初盆の法要が寺で行われる。私も招待を受けているので出かける予定だ。

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