昨晩の雷雨が気になったので菜園を見に行ったが途中の路傍には側溝から溢れ出た雨の跡が見て取れた。木の枝こそ落ちてはいなかったが台風が去った後と同じような景色であった。畑には数個の水槽を置いてあるが水の深さから推し量ると少なくとも100㎜くらいの雨が降っている。乾燥しきった大地には恵のお湿りだったろうと思う。枝豆、ナス、ピーマン等夏野菜を収穫し家路へ急いだ。
お盆も近くなったが私の町では七日盆を過ぎたら新亡のお家へお供えを持っていく。親類、御近所、縁者に初盆を迎えるに当たりお線香代としてお金を持っていったり仏前に果物やお菓子等のお供えを持っていったりする。旧阿児町内でも呼び方は各在所によって違いはあるが私の町では「水向け」と呼んでいる。私も十軒あまりの家に朝から不祝儀袋に何某かの金数を入れ「水向け」を供えに行って来た。新亡の家では葬儀に使った飾り付けをこの日まで仏前に取っておき祭壇を飾っていた。門前に飾ってある提灯が生前の亡き人を偲ばせてくれる。(合掌)
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