全国的に春の嵐が吹き荒れた。私の菜園でも約150mmの雨が降った。強風の影響は予想していたほどでもなかったが、空豆などに風雨の凄さが痕跡として残っていた。これだけ降ると畝から作土が流れてしまうのでどうしても明日から無理のない程度に少しずつ土寄せをしなければならない。今は、このような地味な作業は効率が悪いので敬遠されているが、昔の人はこつこつと地面に這いつくばるようにして毎日農地の手入れを当たり前のように行ってきたに違いない。
お湿りをいただくと、とたんに作物の様子が変わってくる。週末にはそれほど背丈も伸びていなかった馬鈴薯が既に芽かきと追肥・土寄せをしなければならないほど成長してきている。
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一気に成長した馬鈴薯 |
一株から複数本の芽が出て伸びてしまっている。雨で畝も崩れかけ作土が流れているが、水分を多く含んでいるので土寄せは明日以降にすることにした。追肥と土寄せ、芽欠きは明日から少しずつすることにした。この少しずつという作業の進め方が大事なのだが、どうしても一気に片づけてしまわねばならないと思ってしまう。昔の農家の人は焦らず、休まず野良に精を出していたように思う。
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やっと花が咲き始めた。 |
豌豆も(手前は実エンドウ、右側は絹さやとスナップ豌豆)風の影響を受けていた。通路にはみ出ていた枝を直しネットに誘引した。この豌豆たち、1月には15㎝ほどに伸びていたのだが全てヒヨドリに食べ尽くされ根元の軸しか残っていなかったが、何とか花を付けるようにまで回復した。例年より少し遅れると思うが豆ご飯や絹さやの卵とじが食べられそうだ。
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