昨夜から早朝にかけて冷たい雨が降り続けた。菜園の水槽を覗いてみたところ約80㎜ほど降水があった。作土はかなり乾燥していたので程良いお湿りと言ったところだ。低温が気にはなるが、植え付けた安納芋や野菜・果菜の苗は活着するだろう。
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降雨で潤った |
画像のように降雨により野菜畑は潤いを取り戻した。この雨の効果は明日以降現れるだろうと思う。
畑の周りに植えておいたキンセンカや矢車草そしてアイリスの花々が目を楽しませてくれる。
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雨にも風にも負けない |
花と言えば馬鈴薯の花も咲き始めている。
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馬鈴薯(アンデスレッド)の花 |
花が咲くと言うことは恐らく地下茎にデンプンを蓄え始めているということだろうか。複数種の馬鈴薯を作付けしているが、品種によって生育の早さが異なるようだ。もしも開花や生育が同時ならば何らかの気象の変動に対応できず全滅し、馬鈴薯に依存してきた人々にとっては一大事になっていたことだろうと思う。品種の多様性というのは危機管理上重要な事なのだろう。このように考えてみると、自分たちの農産物の中には品種を限りなく単一に絞り込んでいるものがあるような気がする。永年アンデスの高原で生き抜いてきた人々の知恵に学ばなければならないものがありはしないかと思う。
このまま順調に育てば、6月の梅雨直前に収穫になるがあと一月半ほど気候の異常がないことを願う。フライドポテト、ポテトサラダ、コロッケ、肉じゃが、カレーライス等、定番の食べ方ばかりであるが妄想は駆けめぐる。
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