私も子供の頃ねっとりとした日本南瓜を沢山食べたので、ずうっと南瓜はどうしても食べたいと思う野菜ではなかった。菜園を復活させた十数年前に西洋系の南瓜を栽培し、その美味さに改めて驚いた次第である。以来、いろんな種類のものにチャレンジしてきたが、自分の好みに合うものや期待はずれのものもあった。栗南瓜は当たりはずれがないので、これを加えあと何種類か作り続けている。
南瓜に限らず品種が多くどれを選ぶか毎年迷っている。種の袋には食味や栽培法の説明が記載されているが、実際に栽培してみると必ずしも美味いとは限らない。畑の土壌の質にもよるし、その年の天候等の条件にも左右されると思うが、試行錯誤していくしかない。
今年は、栗南瓜と、ロロン南瓜、そして坊ちゃん南瓜を採り入れた。すくな南瓜も植え付けたが、西洋種の勢いに負けてしまい、これはどうやらものにならないようだ。
ロロン南瓜 |
南瓜ばかり食べようとしているわけではないが、煮物にしたり、揚げたり、スープにしたり、グラタンにしたりお菓子にしてみたり我が妄想は果てることがない。(すぐに食べ飽きてしまうのだが)
南瓜を始め最近の野菜は明らかに味や食感の上で変化してきている。トマトを始め甘みの多いものが増えてきているように思う。また、うま味成分であるグルタミン酸の含有量も増してきているように思う。時には子供の頃に食べた味を懐かしく感じることもあるが、多様な品種を栽培してみるのも楽しみの一つだ。
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