2013年7月21日日曜日

なすの育て方

 昨年は殆ど手を掛けずともナスは好調で、秋ナスまで長く楽しめた。柳の下のドジョウを目論んだ今年であったが三本仕立てにしたまでは良かったが、それからの整枝や脇芽の処理を怠けたため不調が続いている。通風が悪く株全体が育ちが良くない。植物というものは正直なもので主の手の抜き方をそのまま反映してくれる。

これは二本仕立て?
そんな中専業農家のナス畑を目にする機会があった。何と二本仕立てで木もすこぶる健全なのだ。これなら風通しもよく日光もよく当たりそうだ。来年はこれで行こうと思った。
 プロの農家の人に聞けば良いのだが、何でも聞いてしまっては芸がない。聞いてしまうとそのときは納得するのだが忘れてしまうことも多い。私、子供の頃から上級生や近所の兄さんたちのすることをじっと見ながら学んでいた。聞くよりも自分の目で確信が持てるまで見続けることの方が遙かに身に付くと今でも思っている。
 毎年ナスは栽培しているが成功と失敗の繰り返しでその原因も深く探っては来ていなかった。降雨やその年の気候のせいにしていたが、それだけでは解決しないことを知っていながら失敗の原因を知ろうとすることに力を注いでこなかった。野菜作りは奥が深く毎年反省の繰り返しである。

0 件のコメント: