2014年11月7日金曜日

里芋の食べ比べ

 まだまだ栽培技術も道半ばであるが今年も里芋を掘る時期が来た。ねっとりとした粘りのある食感と畑の土の滋味を感じさせられる味わいは自作していないと楽しむことが出来ない。

左から石川早生、赤芽、三河丸いも
私の菜園では石川早生と赤芽の二種類を栽培している。赤芽は親芋も食べられるしネットリとした味わいが魅力だ。
春先にNさんが石川早生の種芋と三河丸芋の種を交換しようと言っていたことを思い出し、道を通っていく氏に声をかけた。夕方軽トラに乗ったNさんが芋を持って来られた。私の芋も持って言ってと言ったところNさんは麦の穂が出始めた頃に植えるのでその時に頂きますとのことだった。里芋の種は地中に穴を掘り雨水が入らないようにして冬を越させるというのが普通だがNさんはそのまま放置しておいて良い物だけ掘り出して植えているようだ。春先の植え付けまで私の畑で保管して置くことになった。
頂いた三河丸芋は収量も多く食味も良く髭根も少なく良いことずくめである。Nさんは普段から土作りに熱心なことはもちろん栽培方法・技術とも経験が豊富だ。どのような食味か期待が膨らむ。同じような作物でも品種によって個別の畑の土に良く馴染む物とそうでないものがあるようだ。拝受した三河丸芋と畑にある二種類の芋を楽しんでみることにした。

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