2012年9月6日木曜日

牛糞をいただく

 ゴボウとニンジンとダイコンの種蒔きをしていたらどこかのおばさんからいろいろと野菜の栽培について聞かれた。私も一応はこだわりのような物を持っているつもりではあるが何しろアマチュアであることには変わりがない。人様に野菜栽培について教えるというような立場ではない。このおばさん、どうも秋ナスの様子を見ていてどうしたらこんなに育つのか聞きたかったようだ。ナスは今年自分で種から育てたもので毎年7月に一旦収穫を終え秋ナス用に剪定をするのだが夏場の日照りで枯れてしまっていた。今年はどういうわけかは良くわからないが剪定もせずの状態で今まで実をつけ続けている。長ナスを育てたのが良かったのかそれとも夏場乾燥しないように撒水したり葉水をかけ続けたのが幸いしたのかも知れない。おばさんには牛糞を主体とした肥料の管理について話をしておいた。しばらくすると近くの牧場の人がショベルカーでやってきて牛糞を持ってくると言うことだった。数日前立ち話ではあったが秋になったら来年用に牛糞を分けて欲しい旨伝えておいた矢先の話であった。何と2t車のダンプに4車ほど搬入してくれた。あまりにも大量に頂いたのでお礼をしたいと申し出たのであるがお金は取っていただけなかった。それどころか「捨てさせてください。」と言われた。いつもお世話になっている長田屋牧場さん恐れ入りました。この牛糞、発酵もかなり進んでいて臭いも殆どしていない。発酵に伴う熱で湯気が立ち上っていた。早速ビニルシートで覆い更に熟成を進めることにした。圃場に鋤き込むのは来春になるがこれだけの量を鋤き込むと畑の土がフカフカになり野菜も生育が良くなり味も増すように思う。

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