2012年5月28日月曜日

急いで退散したが・・・。

玉葱の最終収穫を済ませてしまおうと思い畑に向かった。今日は関東から東北の地方は上空寒気の影響が強く出て荒れ模様のお天気だということだった。志摩地方は少し気温が低くなるくらいで余り影響は無いだろうと思っていた。だから終日の作業は可能だと踏んでいたわけで、山積になっている他の作業を先に済ませることにした。自家育苗の長ナスが植え付け時期になったので先ずはこの作業からスタートした。長ナスは一昨年栽培したが味噌汁の具や焼いても美味だったので作ることにした。自宅の育苗トレイには未だレタス、セロリ、パセリ、カモミールの苗が残っていたのでこれらも畑に定植することにした。雑草もあちらこちらに生え始め虎視眈々と降雨を待っていたのでこれも除去した。春先に種を蒔いたエダマメがぼちぼち花を付け始めそうだったので、除草はタイムリーだったと思う。
 さて、本題の玉葱の収穫だが、マルチから一つ一つ抜き、茎を20㎝ほどに切り根を取り去り畝の上で干していたら遠くから雷の音が聞こえてきた。見上げたら黒い雲が頭上を覆わんばかりに覆い被さってきた。これはまずい、自分の天気予想とはちょっと違うではないか。私、どんなに暑い日でも雨に濡れるとどうも調子が良くない。それに雷はあまり好きではない。畝の上に並べてあった玉葱を急いで3個のコンテナに入れ車に積み込んだ。まだまだ道具の片づけが残っている。鍬や草抜き、バケツや諸々の道具を小屋に収納し電気柵の電源を入れた。これで帰れるのだが・・・電気柵と言えば昨日肥料を購入するために車を走らせていたらタヌキとサルが車に轢かれ昇天していた。問題はサルである。この生き物は知能が高いだけにやっかいで、今私の畑で防獣対策として行っているフェンスと電気柵では防ぎきれそうもない。奴らがやってきたら畑全体を網で覆うしか方法はないだろう。石を投げたり花火で威嚇する方法もあるが、サルたちは逆恨みをして逆襲してくるらしい。事故で昇天していた場所は畑から20㎞ほどの所であったが、これを安全圏とするのは少々甘い。食べ物が少なくなったり個体数が増えたりしたらこのあたりにやってくるのも時間の問題だと思う。
 とりあえず雷から逃れるため車に待避し様子を見ていたが、(画像は車中待避の様子)今日はここまでと決意し家に向かったが、雷雲も一時的なもので玉葱を車から降ろし乾燥させていたらお天気は回復してしまった。もう少し畑仕事が残っていたのだが仕方がない。一昨日収穫した玉葱を10個ずつ絡げ振り分けにして軒下に吊す作業に切り替えた。新玉葱は甘くて実に美味いものだ。

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