2012年5月24日木曜日

打ち合わせと練習

鳥羽市の大明西公民館にギター体験教室(6/4於:市内N小学校)の打ち合わせと練習に出向いてきた。伊勢市と志摩市の中間ということでこの場所を選んだ。ここは今回のメンバー小林さんのご尽力で会場を確保していただいた場所である。だいたいの位置は教えていただいていたが看板も全然見あたらず近くをどうも3周してしまった。それらしきものがあったのでこっそりと覗いてみたら小林さんが窓を開けたりされていた。しっかりと地図で確認しなければいけないと思った。
 当日は広垣、小林両氏のデュオがあるのでこちらの練習から行った。お二人は初見でこの程度の曲なら難なく弾きこなす技量を持っているので一通り合わせる程度で何ら問題はなかった。子どもたちにも馴染みの曲が大半だがギターで演奏するとこんなにも優しく優美に聞こえてしまうものかと改めて感心した。極めて至近距離で聴いていたが普段小ホールで聴く音色とは違ったものだった。小林さんの高音は柔らかだったし広垣氏の音も丸みを帯びた普段のコンサートとは違った音色だった。私一人だけのために弾いてもらっているような心地よい錯覚を覚えた。
 なかなか結論に至らなかったのは「ギター体験教室」のシナリオだった。初めてギターを手にする子ども達にわずか1時間で音を出して楽しんでもらうのは考えているほど簡単ではない。内容が説明的であったり私たちが短い時間で何とかものにしてあげようという強い思いが働くと、逆に子どもたちの興味関心を削いでしまうのではないかという心配がもちあがった。予定していた時間にも限りがあるので次回の練習会まで結論は先送りすることとなった。

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