2013年3月5日火曜日

啓蟄

 先月入手しそのままになっていた菊芋のバルブから根が生え始めてきた。一部は乾燥が進みひからび始めていたので、今日は第一目的にこの芋の植え付けを計画した。畑の隅っこに10個ほど定植しただけなので一時間もかからなかった。
 暦の上では今日が啓蟄に当たる。志摩は比較的温暖な土地柄だが、まだまだ虫たちが地中から這い出て来るには寒いようだ。
 せっかく弁当を持って畑に来たので除草とアスパラガスの手入れをすることにした。アスパラは一昨年に植え付け去年はわずかだが収穫することが出来た。缶詰やスーパーでも手に入れ食卓に上ることはあるが取れたての鮮度の高いアスパラは似て非なるものである。瑞々しくバターでソテーしただけでも舌を楽しませてくれる。今年からはコンスタントに数年は収穫が続くので期待をしている。畑には二カ所にわたりアスパラの畝を作ってあるが、良く観察してみるとハコベなどの雑草が蔓延っている。今のところ背丈も低く急を要するようには見えないが寒さに耐えるため地面に張り付いたハコベを掘ってみると、地上部からは想像できないくらい根がしっかりと土に絡みついている。気温がもう少し上がれば手も付けられなくなること間違いない。手作業で時間もかかったが、私としては比較的丁寧に草抜きをした。追肥をし草の根っこに絡まってしまった作土の補充を兼ね土寄せをして置いた。
 本来なら今日は春作の畝に堆肥を運びたかったのだが、思わぬ除草作業が入ったので先延ばしとなった。
蕾を付けたブルーベリーの木
 虫たちはそれほど目にはとまらなかったが、アブラナ科の花や梅の花が畑に春を呼び込んでいた。

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