飯高町は古い友の在所でもある。今、友はこの町には住んでいないが若い頃何度か友の家を訪れ泊めてもらったことがある。酒を酌み交わしながら将来の夢を語り合ったりしたものだ。また、ギタークラブにいた頃はこの近くの学校を貸していただき一週間ほどの合宿をさせていただたこともあった。夏休みの子どもたちの登校日にギター演奏を披露してくれたら会場は無償で使って良いという学校のご厚意に二つ返事で甘えさせていただいた。学校から紹介していただいた近所の小母さん達に三度の食事やお風呂のお世話になり練習に励んだ。四十名を越える団体だったので食事の準備も大変だったと思うが、このような難題を快く引き受けていただけたものだと思う。この時の成果は定期演奏会に反映されバッハのマタイ受難曲第47曲等の公演に繋がっていった。あの時まるで親のように私たちのお世話をしてくださったこの地の方々の温かさは今でも忘れられない。
道の駅(飯高) |
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