空豆の種を11月に蒔いたのだが昨年はかなりの量の豆を確保してあった。以外と需要があるので今年も沢山蒔いたがまだまだ大量に残っていた。いつもだとそのまま忘れられ廃棄処分になるのだが、かつて職場の女の子が祖母の手作りだと行って空豆の餡を使った饅頭を差し入れしてくれたことを思い出した。
少しばかり手間暇がかかるのだが一晩水に放ち茹でて漉し餡を作った。砂糖と塩少々を加えそのまま保存袋に入れて冷凍してあった。丁度秋に収穫して正月料理のキントンにしようと畑でとれた栗の甘露煮も自作して瓶詰めにしてあったので両者を併せて和菓子を作ることにした。
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和菓子を作った |
材料は全て畑で採れたものだ。空豆は小豆とは違って独特の癖があるが私にはどちらかというとそれを風味と感じている。少しザラつきがあるがこれは栗と合わせて茶巾絞りにすることで違和感はない。むしろ相乗的に互いの良さを補い合っている。口溶けも良くお茶に良く合うと思う。栗も市販のものとは違い素材の風味や食感を味わう事が出来る。空豆は他にフレッシュなものを冷凍保存したものもあるが、これはスープにして食卓に出しているがこの時期にしては嬉しいものである。
さて、今日はお客さんがやってくるので早速お茶菓子として供することにした。
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