2014年2月19日水曜日

収穫を急がねば

 冬野菜たちもそろそろ春の訪れを感じているのか花を付ける準備をしているようだ。先日チンゲンサイを収穫したがよくよく内部を観察してみると中央に小さな蕾をつけ始めていた。この時期の野菜は軟らかいうえに甘くなって食味は最高だ。
数日分の野菜
適当に種を蒔いて育てたものだがいつもこれくらいの野菜を収穫し持ち帰っている。半分は食べて残りはお裾分けに回しているが数日で使い切っている。先日は久しぶりの降雪に野菜たちは縮み上がっていたが雪に押しつぶされた葉もの野菜も復活してきた。気がかりはアブラナ科の野菜たちがそろそろ徒長し始めたのではないかと言うことだ。全て取り払い今度は春野菜の準備に取りかからねばならないがどのようにして食べきるか考えなければならない。

  
 昨日のことだが自治会の区長さんが切り餅を手みやげに来られた。どうも2014年度の評議員を引き受けて欲しいという趣旨であった。現任のN氏は会員のためにいろいろと尽力され日頃より個人的に感謝している。いつかは何らかの仕事もお引き受けしなければと思っていたし、どうせ受けるなら気持ちよく受けたいと思っていたので受けることにした。中身はボランティア活動的なものだがオファーがあるうちが花だ。人が減り若者も減りつつある地区だけにいろいろと気配りをして奉仕しなければならないが人口の減少と高齢化に伴い今まで機能していたものも簡略化されてきたり町機能の現状維持が困難に成りつつある昨今であるが問題の提起くらいは出来るかも知れない。今私の最大の関心事は里山の荒廃とそれが農業に及ぼす影響なのだ。里海のことを声高に叫んでいるが里山や耕地のことを真剣に考えなければ海の荒廃は避けることが出来ないのではないかと思う。
 私の場合はこのような大きな問題のことを言っているのではなく単に放棄された耕地や手入れされなくなった里山が害獣の住処になっていたり雑木が伸び放題になり耕作地に日陰を作っていると言った極めてミクロなことなのだ。
 それにしてもN氏から頂いた餅は美味い。今年もスーパーで切り餅を買ったが地産のものはレベルが違う。餅の味はかくあるべしと思った。地元の食材をもっと精力的に生産すれば本物を皆さんが楽しめるのにと思っている。美味しいものを食べようと思えばそれ相応の手間暇が必要なのだ。

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