2013年11月13日水曜日

妻籠宿

 まだ観光地化されていなかった昔にこの地を訪れたことがあった。久しぶりに中仙道の家並みを見たいと以前から思っていたがなかなか時間がとれずにいた。時期的にも紅葉など少しの期待を持ちつつ訪れることが出来た。

家並み
保存会でいろいろと手が加えられていたのだろう以前より見た目は綺麗になっていた。かなり時間の経過があったのでかつての趣は記憶から飛んでおり変化に気が付かなかったが、これほどお店はなかったように思う。もっと素朴さがあったと記憶しているがそれが良くなった事かどうかは何とも言い難い。
手入れが行き届いていた
平日にもかかわらず観光客で思ったよりも賑わっていた。家の前の溝を流れる水の音は旧い旅篭町の雰囲気を一層醸し出すものだ。陽光が降り注ぐ志摩から来てみるとこの風情はたまらない。納得の小旅行だった。
 どうでもいいことだが立ち寄った店で出てきたクリを眺めながらどうしても食指が働かなかった。
最近もフランス産のクリだと言いつつ隣国のクリを使っていたそうだが、私自分の畑にもクリの木があり色や形は良く理解しているつもりなのだがこのクリはどう見ても自分の知識の中にあるクリとは違うのだ。形は見てみると柴栗(志摩では山に自生する実の小さなもの)に似てはいるのだが、それにしても少し大きいような気がする。結局食べずにポケットの中に入れて帰ってきた。このところ各地で食品の偽装のことが騒がれているが老舗の椿山荘でもそのような事実があったようだ。二十年ほど前に行っているので驚いてしまった。
 人を信用出来ないのは寂しいが長く続いたデフレ経済のもとで利潤を出すのは難しかったのかもしれない。人間の味覚はそれほど騙されやすいものなのだろうか?私、自分の畑で採ったばかりの野菜の味は分別が付くと自負しているが、地産地消で自分の舌に磨きをかけたい。確証はないが例えば大根を食べたとき店で売られているものと自分が栽培したものでは違いがあるように思う。野菜のうま味であるグルタミン酸の味以外にも風味などプラスアルファがあるように思っている。


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