私はコレルリのヴァイオリン協奏曲ニ短調 作品15の2「ラ・フォリア」を学生の頃からギター二重奏で楽しんできた。ギターのDuoへの編曲は原曲のイメージはそのままだけど全く忠実に書かれたものではなくしばらく元の曲は何だろうと思っていた。フォリアといえばスペインの三拍子系のダンスでサラバンドなどの親戚だと思っていた。学生の頃は豊橋市出身のI君や、今や雲の上の存在になってしまっている藤井敬吾君をつかまえて(身の程知らずの厚かましさ)部室でよく弾いたものだった。最近といっても10年も前の話になるが伊勢市の広垣氏の主宰していた「伊勢ギター友の会」で演奏させていただいた事がある。
グリュミオーのvln演奏で今は楽しんでいる。作曲家コレルリ(1653-1713)は当時かなり高名な音楽家であったらしい。この曲は1700年にローマで出版された作品5の12番にあたる。主題と22の変奏からなっているが聴いていてとても楽しい。また、ギターの編曲ではいろんな演奏(トレモロ、ピチカート)やメロディの掛け合いがあり、これもまた気軽に楽しめる。
今日は外に出られないので音楽を聴いていた。
0 件のコメント:
コメントを投稿