2012年4月25日水曜日

薹立ち間近

この時期アブラナ科の野菜は短期で収穫できる。3月の上旬に蒔いた小松菜、しろ菜、たい菜、チンゲンサイ、ほうれん草は4月の半ばには収穫期に差し掛かった。俗に花の命はと言うがこれらの葉もの野菜についても同じ事が言える。これらの野菜は背丈20㎝を目安に収穫するが紫外線が強くなりかけるこの時期は少し早めに食卓に乗せた方が良いようだ。一週間前に食べたものは非常に柔らかく食味も抜群だったがこの頃軸の部分が少し固くなってきた。薹立ちには未だ余裕があるとは思うが・・・。ここしはらくご近所、親戚、友人・知人にお裾分けし、かなり消化出来たがまだまだ畑には残っている。もう少し少なく育ててはどうかとよく言われるが私は畝幅を広い目(80㎝程度)長さを20㍍程度にして苦土石灰、堆肥、化成肥料を投入し園芸店で購入した種を一袋弱蒔いている。安いものであるが、だからといって全て使い切ると密植状態になり間引きが大変になる。そして昆虫たちがやってきて葉がレース状態になる前に収穫を完了することにしている。もちろん同種の作物の連作は避けている。
 昨日は親戚と知人に、そして今朝は日頃から敬意を払っているYさんのセカンドハウスを訪問した。氏の奥様は関西の方なので「大阪しろ菜」は食べていただけると思った。案の定、「しろ菜ですね。」と言われた。Y氏、私が訪問したときは雑木の斜面の下草刈りに汗を流されていた。小一時間雑談をし、帰路ホームセンターに立ち寄り長靴を購入し畑に向かった。私が履くとこの長靴も激しく消耗する。これからは汗で長靴の中は蒸れて大変なのだがマムシや泥から足を守らねばならないので欠かせない。早速新調した長靴で春菊、小松菜、チンゲンサイ、ほうれん草、しろ菜、たい菜、春キャベツを採り人様に差し上げる準備にとりかかった。
 画像は農業用コンテナに4~5杯採った後の状態だが今夜雨が降るとまた繁茂してくるだろう。真ん中にある野菜キャップの中にはスイカとウリの苗が植えられているが、今植えてある小松菜等葉もの野菜の跡に敷き藁をし、これらの蔓を誘導することにしている。葉もの野菜を採り終え藁を敷くのはあと10日後くらいになると思うが、このように次は何をつくろうかとか、栽培のサイクルを考えるのも野菜作りの楽しさである。
 ご近所さんに菜っぱを持っていったら早速玄関のチャイムが鳴った。お返しにタケノコを沢山頂いた。自給自足、食のサイクルも楽しい。

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