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鰺の干物(これは保存用) |
先週の雨上がりのあと三重外湾漁港の移動販売車で数種類の魚を買い求めた。町の魚やさんで買い求めるよりもはるかに安価かつ新鮮である。大衆魚が主流なのだが時々市場にはなかなか流通しないような希少種の魚を買い求めることが出来る。それも魅力で時々買いに行っている。冷凍庫にストックしてあったアジの干物がなくなったので今回は生の小アジを3㎏ほど買った。以前は開いて塩干しや味醂干しにしていたが最近は丸干しが主流だ。気温も低いので内臓が腐敗することもなく塩分が低くても干物にすることが出来る。風の強い晴天が二日も続けば手製の干物が完成する。干す時間や塩分が自分の好みに調整できるのが有り難いばかりかかなりリーズナブルなコストで美味い干物ができる。食べきれないものはお裾分けにしたり冷凍庫にストックすることになる。仕上がりであるが、市販のものとは比較できないような艶というか輝きがある。塩をまぶし魚の目が浸透圧で白くなる頃合いを(一時間強)見計らって余分な塩を洗い流し乾し網に並べるだけだが新鮮な材料でお日様と風の力を借りて作る干物は美味い物である。この鰺について気がかりな報道があった。鰺の漁獲高が急に減ってきているらしい。小鰺を養殖魚の餌にすることや海水温の変化或いは自然のサイクルによる等いろんな説があるようだが鰯、鰺、鯖、サンマのようにいつ買っても食べ慣れていて安心感のある魚の資源が減ってくると言うことは気になる。
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