2009年10月11日日曜日

台風の後始末



 10年ぶりという大きな台風がこの地を襲ってきました。我が家もはなれのヒサシに被害を受けました。菜園を翌日に見に行きたかったのですが最近日が落ちるのも早くなり仕事帰りに立ち寄るというわけには行かなくなりました。


 10日の土曜日に見に行ったのですが、鳥対策に張ってあったネットは傾き、ミカンの木は根本がグラグラ、9月の日照りからやっと息を吹き返した里芋は葉が千切れたり、やっと順調に育ち始めた野菜たちは暴風雨により塩で揉んだようになっていました。



 結局、一日がかりで修復に取りかかりました。

まず、イノシシ対策に張り巡らせてある電気柵が傾いていたり弛んでいたのでこれを修理。ハクビシンor狸対策のネットをこれまた張り直し進入できないようにしました。一つが片づくと次から次へと仕事が出てきます。

 里芋やジャガイモに土を寄せ、白菜にかけてある寒冷紗を張り直し、この風で完全に駄目になったシシトウ、ピーマン、なす、ゴーヤを片付け、まるで大掃除をしているような状況でした。

 この台風では、雨水もたくさん降りましたので畝までは切れてしまうことはなかったのですが土は流されていました。恐らく肥料分も流失したことでしょう。これをまた人力で元の状態にかえすのは大仕事です。

 楽しみにしている山芋は丈夫なのですが、棚が地面についてしまっていました。あと一ヶ月あまりで収穫になりますが普通に路地でも栽培できるのでこれはこのままにしておくことにしました。

 動物に作物を持って行かれるのは悔しいものですが、台風の場合はそれほど精神的な痛手はありませんでした。これは自分自身納得済みの自然現象だからでしょうか・・・


 とは言うものの、今季最後の栗拾いをしたりショウガや柚を採ったりサツマイモを掘ったりして畑の恵みもいただいてこの日は終わりました。
 上の写真は修復前、下は修復後 日も傾いて来ているのがおわかりでしょうか?。

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