2015年1月30日金曜日

再度

サザンカの花をもらった
今日は朝から野菜を採りに畑にきた。まさか連日の訪問を受けることになるとは思っていなかった。空気の入れ換えをすべくドアを網戸に替えていた。外からは丸見えだ。「おじさん、入っても良い?」と言う声が聞こえたときは既に遅かった。昨日に続き再度の訪問を受けることになった。まだ小学校の低学年と言うこともあって家のことを自分からよく喋ってくる。私は何一つ聞いていないのだ。父母がよく喧嘩をすることなどペラペラと話しかけてくる。この子の父親は子ども時代を知っているから思わずクスッと笑ってしまった。でも優しいではないか、昨日のお菓子の御礼にサザンカの花をもいで持ってきてくれたのだ。考えてみればこの子たちの家の近所には小さな子どもが居ない。学校が休みになれば遊び相手がいないのだ。お父さんの仕事は不規則だしお母さんはかなり遠くの職場まで通っているらしい。豊かな自然に囲まれて育つのは素敵なことだが同年代の友達が近所に居ないのは可哀想だ。昔は近所に民家も数軒有りどの家にも元気な子どもたちの声が飛び交っていたように記憶している。
この分なら明日も訪問を受けそうだが私の小屋はそもそもこのような小さな子どもの来訪を想定していなかった。床をはじめ至る所に鎌や怪我をしそうな農具が雑然と置かれている。片付けもしなければならないが入室の制限も考えなければならない。

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