2014年3月14日金曜日

種を蒔き始める。

 ここ一週間は寒の戻りを感じるほど寒い日が続いた。早く野菜の種を蒔かねばという焦りはあったがどうせ早蒔きをしても発芽と以後の生育は芳しくないと思い待つことにしていた。昨日は大荒れのお天気で10~20㍍の風が吹き雨も50㎜以上は降った。その前の日にホウレン草、ニンジン、ゴボウ、ネギの種まきをしてあったのでこの雨は有り難かった。
 既に野山を望むと早い木々は芽吹き春の訪れを実感しているのだが、時々寒い日や霜が降りやきもきさせてくれる。

馬酔木の花
これは馬酔木の花であるが盛りはとっくに過ぎている。この木を盆栽にするため掘っていく人もいたがまだまだ道沿いの雑木林にはたくさんあるようだ。この木は字のごとく動物を遠ざける効能があるようで、以前線虫対策にこの木を煎じた液を散布すると良いと聞いたことがある。効果があればこの自然の農薬も試してみる価値がありそうだ。
 昨日の降雨で足下は良くなかったがいつまでも種まきを待っているわけにもいかないのでサツマイモとトウモロコシの種を蒔いた。
 サツマイモは安納芋(この芋は畑との相性が良いことがわかった。)隼人芋(干し芋用)なると金時(芋本来の味を楽しむため)の三種類を植えた。自分の畑に植えるだけだからそれぞれ5個ずつ植え付ければ十分である。芽が出て育った芋苗を畑に定植するのは梅雨の頃になる。

苗床
どなたに差し上げても喜ばれるのがトウモロコシだ。毎年作っているピーターコーンのほかに今年は甘いと言われる種類のものも導入してみた。私の好みではないのだが甘い品種が好まれるようだ。自分の好みとしてはいかにも穀物を食べているという歯や顎の満足感につながるようなものが良いと思っているのだが、、、。かなり気温、地温も上昇してきているので直接蒔くというのも良いのだが幼苗時に霜にあたるとたちまち枯れてしまうので今回はポットに種を蒔きビニルトンネルの中に入れた。第二弾を蒔こうとすれば今度は直に蒔く予定だ。圃場は全部で一反余りなのでトウモロコシばかりは作付けできない。他の春・夏野菜とのかね合いもあるのでいつも作付け計画には悩むことがある。


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