2013年12月28日土曜日

ジャガイモの植え付け

 無理はしないと決めていたが畑の中をブラブラしていたらジャガイモの植え付けをすることになった。どうしても菜園に出ると何かしなければ気が収まらなくなってくる。買い込んである種芋を半分に切り植え始めた。

種芋を並べる
量は昨年の反省を踏まえかなり減らした。一昨日の雨が土に残っていて種芋に土を被せる作業がきつく感じた。重い上に土が鍬にまとわりつき更に重くなる。

植え付け完了
とにかく三列の植え付けなので腕や腰に応える作業だったが何とか済ませた。畝はこれから春にかけて少しずつ土を寄せていくので完成形ではない。もう少し圃場の追加も考えているが他の作物の植え付け計画との摺り合わせで後日決めることにした。
 


2013年12月27日金曜日

気がつけば年末

 風邪も治ったが気管支の状態が完璧ではない。それと一昨日ジャガイモの畝を立てて元肥を敷き込んだが作業中どうしても体が元気な時のようには動かなかった。作業が終わると関節に疲労が溜まっているのがよくわかる。ジャガイモはどうしてもクリスマスから年末にかけて植え付けるのが私の農作業サイクルに組み込まれているので病み上がりではあったが決行した。2013年は作付量も多かった上に種類も増やしてしまいいろんな方々に食べていただいたが結局残ってしまった。今、倉庫でコンテナに入っているが芽が出てしまい食べられるような状態ではない。今回植え付ける種芋に不足が出たときはこの芋を使おうと思っている。早く植え付けを済ませたいのだが外の風が冷たく畑に来てはいるのだが小屋にこもったままゴロッとしている。
 年賀状は期限までに投函したし年越しの準備も取り立ててないし、ここ数日のお天気の様子を伺ってから小春日和を狙って植え付けをすることにする。
 ブロッコリーやカブや大根そしてほうれん草などこの時期に合わせて育てていた冬野菜が収穫期になっている。一昨日も大収穫祭となり今日は配り歩いた。ジャガイモの植え付けと白菜を紐で巻く作業は怠けているわけにはいかないようだ。

2013年12月19日木曜日

風邪気味

 ここ数日風邪の症状が出ている。先週寒い日が続いたがその時初めて畑の小屋に三泊ほど泊まったのが良くなかったのかも知れない。小学生の修学旅行前のようにワクワクして興奮していた。
 先日「志摩ギターを楽しむ会」のゲストプレーヤーであるI氏が胆のうの手術のため緊急入院したというメールを頂き気になっていたが、約一ヶ月の病院生活から無事に帰還された。体を切開すると言うことは経験者でないと理解できないが元の状態に復帰するにはまだまだ時間がかかると思う。春のコンサートには何か曲を用意するという返事だったが十分にご自愛されたい。
 このところ二週間に一度くらいの頻度で雨が降っている。小屋の屋根からドラム缶に雨水を誘導しているが、一度の降雨で1.5杯(300㍑)ほど水が溜まっている。この時期それほど水の要求はないがこの水を畑の中にある水槽に移し替えている。

2013年12月9日月曜日

同級会の忘年会

 今年も同級会の忘年会があった。会場は先日エビの偽装問題でマスコミを沸かせたPという高名なホテルだ。和食のコースを選択したがメニューのお品書きにエビが書かれていた。こうなると意地悪く詮索したくなってくる。しかしやんわりと単に海老と記されていた。地域がら今までにこの時期になると何度も忘年会等で伊勢エビを食べてきたが、民宿のようなところで出された海老は間違いがなかった。しかし少し名の知れたところで食べた伊勢エビは違和感があった。本物の味を知らない人は冷凍されて入ってきた海外産のものを志摩の伊勢エビだと思われたかも知れない。焼いたりボイルして食べる分には伊勢エビは美味いと思う。生食は車エビの方が甘みがあって好きだ。今までどうも海老には当たりはずれがあると思っていたがそうだったのかと思う今日この頃である。
 肝心の同級会だが毎年参加して親交を温めあっている者もいるし久しく顔を見ていない友もいて懐かしかった。もちろん相手を呼ぶときは幼い頃の愛称だ。
 私の野菜作りのことも毎年少しずつ知られるところとなってきた。特に今年は小屋を建てたのでアマチュア農家の奮闘ぶりが伝わったようだ。
 

檜のまな板
宴もたけなわ、毎年幹事さんの計らいでお楽しみ抽選会があったが今年は全員には景品が当たらないと言うことで皆さんの射幸心を一層あおうものになった。私、なぜか喉から手が出るほど欲しかったまな板が当たってしまった。今まで何度もカンナで削っていたものがとうとう薄くなりすぎ何とかしなければと思っていた矢先のことだった。生魚を調理するのも好きなのでこの一枚は有り難かった。衛生的かも知れないがプラスティックのものはどうも魚にも包丁にもそして私の手にも馴染まないと思っていたところだった。この企画は幹事のS君によるものだったようだ。感謝!!

2013年12月7日土曜日

おもてなし

 先日ハートネットTVという番組で大王町の登茂山にある「エレマン プレザン」のことが取り上げられていた。主宰されている佐藤肇さん御夫妻の実践が事細かく紹介されていた。ダウン症の子どもたちが絵画制作に取り組んでいるという内容だ。描きたいから描くのだが何の作為もない無垢の作品群には私たちに訴えかける何ものかが感じられる。もう十数年前になるが私は何度が氏のアトリエを訪れたことがあった。そのときはこの子供たちの作品には何かが隠されているが、それが一体何なのか今はわからない。しかし、この作品たちの言わんとすることは何なのか、今は説明ができないが今後それを探っていくといわれていた。あれから十年以上、時が経過しているが近年いろんな場所で氏は作品を世の中に紹介し問いかけている。
 当時は海外でもこの活動が紹介されていて反応もあったようだ。私もこの子どもたちの無垢の作品を見せていただいたとき言葉では説明のできないような何かを強く感じたことを思い出した。
 私が感銘を受けたのは子どもたちの作品もさる事ながら佐藤夫妻のお人柄であった。番組の中でも御夫妻のそれが垣間見られる場面がいくつもあった。私はその時初対面であったが、まずは丁寧なお出迎えをしていただいた。アトリエの二階に通していただいたが、掛け心地のいい手作りのアームチェアに座らせていただき、しばし無垢の絵のお話を伺った。お茶と手作りのゼリー寄せをいただいたが恐らく奥様の手作りだと思われる小皿に装ってあった。わたしをもてなすためにご多様な中時間を割いて冷菓を作ってくださっていたのだろう。近頃どのお宅にお邪魔しても店頭で販売されているものを器に盛って出していただくことがほとんどだ。私にとっては御夫妻の作られた冷菓が最上のおもてなしだった。
 「おもてなし」のスピリットは最近よく耳にするオモテナシとは少し違うような気がする。

2013年12月6日金曜日

つくね芋収穫

 毎年つくね芋を栽培している。殆ど虫や日照りによる乾燥も気にしないでいいので栽培は難しくはない。おまけに自然薯までとは言えないが長芋よりもはるかに強い粘りがある。もちろん食味も良い。

今年の山芋
先日立ち寄った地産地消の店では2~3個入ったものが600円で売られていた。長芋に比べ少しアクが強いので酢水にさらし色止めをしないと茶色くなってしまうものも中にはある。この芋、以外と人様に差し上げても喜んでいただける。早速妹に送ったり世話になった方には大根とセットで差し上げている。
 今年は、小屋を建てていたので秋・冬野菜の植え付けと普請が重なってしまった。堆肥を運んだり施肥をしたり野菜作りの基本的な部分が疎かになっていた。芋類では里芋が思っていたほど良いものに育たなかった。一作ごとに毎年反省させられる。ベテランの農家の方にはこの蓄積が技として生かされているのだろう。小屋にかける時間も一段落付いたので今日は春キャベツの植え付けをした。土づくりは既に完了していたので苗を定植しトンネルをかけて保温と霜害・鳥害・虫害対策をし終えた。地温が上がり春野菜の種まきをする頃に寝覚めて大きく成長する予定だ。

2013年12月3日火曜日

国産紅茶

 時々美味しい紅茶が飲みたくなる。いろいろと海外の有名なものも試してみたが「これだ!」と納得するものは以外と少なかった。そんな中、国産の茶葉が意外と美味しいことに気が付いた。自分でも菜園の茶葉を摘み取り作ったこともあった。この国の風土が私の好みの茶葉を作り出しているのかも知れないが味と香りには満足している。かつて静岡の川根で作られている紅茶がとても気に入っていて少しずつ飲んでいたが底をついてしまった。今は鹿児島産のものを愛飲している。味も重要だが香りを一番重視している。ポットに入れたとき立ち上ってくる香り、口に含んだとき鼻腔をくすぐる芳香、喉を通った後の清々しさ、これらは紅茶の最も大きな魅力だろう。
 先日南伊勢町から明和町に通じるサニーロードを通った。この道はしばしば利用しているが途中に産直販売をしているところがあった。山間の静かな村にそこの農家の方々が経営している超ミニの販売所だが、ほとんどの農産物は私の菜園にあるものとダブっていた。

伊勢の紅茶
何も買わずに店を出るのも気が引けたので棚を物色していたらこの紅茶を見つけることが出来た。残念ながらこの村のものではないが伊勢の国の紅茶と記されていた。もっと詳しく見てみると度会町で生産されたものだ。生産者の名前や住所そしてアドレスも印刷されていたのでいつかここを訪れてみたい。未だ試飲していないが期待が膨らむ。私、ストレートも良いのだがミルクティーが一番だと思っている。他の柑橘系のフレーバーを加味したものは好きではない。鹿児島産の紅茶を飲んでからこの紅茶の封を開けたい。